Tag Archive for ピアノ・リサイタル

ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)

アイスランド出身の“革命児”がこだわりぬいたプログラムで新風を吹き込む  世界中から熱い視線を浴び、いまや次世代を担うピアニストとして大きな注目を浴びているアイスランド出身のヴィキングル・オラフソンが、12月に待望のリサイタルを行う。プログラムはラモーとドビュッシーの作品、それにムソルグスキー「展覧会の絵」というこだわ…

スティーヴン・オズボーン ピアノ・リサイタル

英国最高の知性派ピアニストがベートーヴェン後期の深淵に挑む  スコットランド生まれのピアニストであるスティーヴン・オズボーンは、クララ・ハスキル国際コンクール、ナウムブルク国際コンクールで優勝し、その名を世界に知らしめた。現在ではベルリン・ドイツ響やミュンヘン・フィル、ウィーン響など、世界の名だたるオーケストラと共演を…

及川浩治(ピアノ)

ベートーヴェン5大ソナタに再び対峙する時がきた ベートーヴェンはバグだ!  来たるベートーヴェン生誕250年イヤーに向けて、及川浩治が始動する。「不滅のベートーヴェン 5大ピアノ・ソナタ+エリーゼのために」と題し、前半に第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」を配し、後半は「エリーゼのために」で幕…

アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)

おとぎ話のストーリーに秘められたロシアの魂の響き  アレクセイ・ヴォロディンの2019年秋のリサイタルは、「Fairy Tales」と題して開かれる。メトネルの「おとぎ話集」、チャイコフスキー(プレトニョフ編曲)のバレエ「眠れる森の美女」組曲という物語性のある作品をプログラムの中心に据えた。 「メトネルの音楽には13歳…

ダン・タイ・ソン ピアノ・リサイタル

リリシズム溢れるロマン派の名曲とパデレフスキの秘曲を  ダン・タイ・ソンがショパン国際ピアノコンクールで優勝して、来年で40年となる。優勝以来幅広いレパートリーで音楽性を深め、同時に、ナショナル・エディションによるマズルカ全集の録音などにより、ショパンの解釈者としての評価を不動のものとした。そして今や、彼が育てた弟子た…

ニコラ・アンゲリッシュ ピアノ・リサイタル

熟成した深い音色美が引き立つドイツ王道プロ  1970年アメリカ生まれのニコラ・アンゲリッシュは、ピアノ好きの心を強くとらえるピアニストである。テクニックは安定し、長年熟成したレパートリーを組んで伝統的な演奏を聴かせ、しかも常に新しさを探求し、さらに弱音の美しさには定評がある。彼はパリ国立高等音楽院で学び、アルド・チッ…

ルドルフ・ブッフビンダー ピアノ・リサイタル

“ラディカル”なウィーンの巨匠、渾身のベートーヴェン  著名アーティストは世界の大都市に定期的に招かれているものだが、そんな時代にあってもブッフビンダーの名はウィーンと切り離せない。ハイドン、モーツァルト、ブラームス、そして何といってもベートーヴェンというこの音楽の都で活躍した作曲家をレパートリーの柱にし、厳しい耳を持…

横山幸雄 ピアノ・リサイタル ベートーヴェン・プラス Vol.6

目指すはベートーヴェン全曲という名の“頂”  日本を代表するピアニストの一人であり、その圧倒的な演奏、他の追随を許さない意欲的な企画によって常に聴衆に驚きを与えてきた横山幸雄。2011年のデビュー20周年にはショパンのピアノ独奏曲全曲演奏を行い、ギネス世界記録に認定されたが、それからも彼は歩みを止めることなく積極的な演…

小川典子ピアノ・リサイタル 「ミューザと歩んだ15年」

15年の軌跡を思い出の楽曲と共に振り返る  英国と日本を拠点に世界的に活躍するピアニスト小川典子。ミューザ川崎シンフォニーホールのホールアドバイザーとして、これまで多彩な企画・演奏で多くの聴衆を魅了してきた。オール・ピアノ・コンチェルトのコンサートをはじめ、ベートーヴェンやモーツァルト、そしてドビュッシーの作品を集めた…

雄大と行く昼の音楽さんぽ 第19回 福間洸太朗 ピアノ・リサイタル

憂いと詩情、そして“軽やかさ”で魅了  ベルリンを拠点に、国内外でリサイタルや一線楽団との共演を重ねる若手実力派ピアニスト、福間洸太朗。パリ国立高等音楽院やベルリン芸大に学び、弱冠20歳でクリーヴランド国際コンクールを制した。近年はスイスのフィギュアスケーター、ステファン・ランビエールとラヴェル「ラ・ヴァルス」を通じて…