Tag Archive for ピアノ・リサイタル

イリヤ・ラシュコフスキー ピアノ・リサイタル

貴公子がベートーヴェンと四つ身で組み合う  2001年のロン=ティボー国際音楽コンクール ピアノ部門第2位入賞をきっかけに若くして注目され、その後も12年浜松国際ピアノコンクール優勝などでキャリアを重ねながら演奏活動を続けてきた、イリヤ・ラシュコフスキー。ロシア、イルクーツクに生まれ、10代半ばから、ドイツのハノーファ…

第493回日経ミューズサロン エドゥアルト・クンツ ピアノ・リサイタル

13ものコンクールを制した鬼才のバリエーション豊かなプログラム  極めて集中度の高い演奏で、聴く者を音楽の深みへといざなうピアニスト、エドゥアルト・クンツ。1980年、ロシア出身の彼は、BBCマガジンの「明日の偉大なピアニスト10人」に選ばれ、その抒情的な歌心と深い呼吸感に満ちた演奏によって、ヨーロッパの聴衆を中心に絶…

ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル

ベーゼンドルファーで聴くシューベルトの「白鳥の歌」  2018年浜松国際ピアノコンクールの覇者、1997年トルコ生まれのジャン・チャクムル。自由で新鮮な音楽の持ち主である彼は、優勝をきっかけに演奏活動の場を広げ、先々でファンを増やしている。歴代優勝者の中でも、そのタイトルを糧に抜群に良いスタートを切った。  今度のHa…

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

ピアノという楽器には無限の可能性があります  ジョージア(グルジア)の音楽一家に生まれ、モスクワ音楽院で学んだエリソ・ヴィルサラーゼ。20代でチャイコフスキー国際コンクール、シューマン国際ピアノコンクールに入賞して演奏活動をスタートさせた彼女が、1月のリサイタルではロシアものとシューマンというプログラムを披露する。 あ…

アンリ・バルダ ピアノ・リサイタル

円熟の巨匠が満を持して取り組むオール・ショパン・プロ  ピアノという楽器を使って、ここまで深い情感を描き出せるピアニストは他にいるのだろうか? 以前、アンリ・バルダの実演を聴いた時にそんなことを思った。どの作曲家のどの作品でも、そこにあるべき音楽が浮かび上がってくる。恣意的ではなく、あくまでも自然な姿で語りかけてくる音…

韮崎市制施行65周年記念公演 齊藤一也 ピアノ・リサイタル

欧州仕込みの若手ヴィルトゥオーゾが凱旋公演!  俊英ピアニストが紡ぐ、瑞々しい響きに身を委ねたい。今年で市制施行から65周年の節目を迎えた、山梨県北部にある韮崎市。これを記念し、地元出身で、昨年のベルリン・アルトゥール・シュナーベルコンクールで最高位入賞を果たした齊藤一也を招き、待望のリサイタルを開催する。  1990…

ダニエル・ハリトーノフ ピアノ・リサイタル2019「月光と革命」

“天才少年”から本格派ピアニストへとグレードアップ  2015年、弱冠16歳にしてチャイコフスキー国際コンクールで第3位入賞を果たし、鮮烈な音色で世界中の聴衆を魅了しているロシアの俊英ピアニスト、ダニエル・ハリトーノフ。かつしかシンフォニーヒルズでのリサイタルで、ベートーヴェンとショパンの珠玉の名曲を紡ぎ上げる。  1…

小菅 優(ピアノ)

様々な風を体験し、“生きる力”を感じてほしい  日本屈指の実力派ピアニスト・小菅優が「Wind」と題したリサイタルを行う。これは、「水・火・風・大地」の四元素をテーマにしたシリーズ「Four Elements」の3回目にあたる。 「ベートーヴェンのソナタ全集後の企画として、人間の原点を深く掘り下げるべく、このシリーズを…

山中惇史(ピアノ/作曲/編曲)

僕は作曲家でもピアニストでもなく、ひとりの音楽家でありたい  2019年11月28日、浜離宮朝日ホールでピアノ・リサイタル「刻印された時、風景」を開く山中惇史。東京藝術大学音楽学部の作曲科、修士課程作曲専攻を修了し、29歳の現在は器楽科ピアノ専攻に在学中。「3度目の大学生活です」と笑う。来年をめどにパリへ留学、さらにピ…

第150回 リクライニング・コンサート 中野翔太 ピアノ・リサイタル

俊英のボーダーレスな感性を存分に味わう  音楽ホールとして、初めてリクライニングが可能なシートを設置したHakuju Hallが、2003年の開館直後に始めた「リクライニング・コンサート」。ゆったりと寛ぎながら名演が楽しめるという、新たな音楽との付き合い方を提案し、聴衆からは「普段は気づかない音を発見できる」と好評を得…