Tag Archive for ピアノ・リサイタル

福間洸太朗(ピアノ)

旬のピアニストが原点に立返り名曲で紡ぐ“二都物語”  趣向を凝らした演目で、聴き手に新たなる発見を届けてくれる福間洸太朗。2019年春、ウィーンとパリをテーマに、サントリーホール大ホールでリサイタルを行う。 「14歳で初めて海外に行き、ウィーンを訪れました。街が大好きな音楽で溢れていることに幸せを感じ、音楽の道への想い…

青柳 晋(ピアノ)

ベートーヴェン最後の2曲に勇気を持って臨みます  青柳晋の自主企画リサイタルシリーズ「リストのいる部屋」は、今年で13回目となる。今回から会場をHakuju Hallに移し、2018年はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番と、リストの「巡礼の年 第2年『イタリア』」を、来年はソナタ第32番と、「巡礼の年 第1年『スイ…

ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル シューマン × ブラームス連続演奏会 第4回

ベートーヴェンからの流れを総括するシリーズ最終回  2015年にスタートしたゲルハルト・オピッツの「シューマン×ブラームス連続演奏会」が、最終回となる第4回を迎える。  1953年バイエルンに生まれ、ケンプの薫陶をうけたオピッツは、これまでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行うなど、ドイツ音楽の真髄を追求してき…

オリ・ムストネン ピアノ・リサイタル 〜プロコフィエフの神髄を聴く〜

鬼才ピアニストが向けるプロコフィエフへの眼差し  指揮者、作曲家、演奏家というように音楽家の役割がはっきりと分業化し、加速したのは近代にいたってからのこと。かつては創作から実演までの一切を引き受ける音楽家像は特別なものではなかったが、近現代以降の複雑な音楽作品や、多面的で大規模なコンサート・シーンにおいては、現実的に容…

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

ショパンはいかに自由に弾くかが難しいのです  エリソ・ヴィルサラーゼと日本の音楽好きとの絆は、ここ数年のうちにもますます深まっている。この夏には小林研一郎指揮読響とベートーヴェン「ハ長調協奏曲 op.15」を共演、揺るぎない存在感をもって豊かな内実を示し、霧島国際音楽祭でも指導と演奏を行った。  10月に故郷トビリシで…

エフゲニー・キーシン(ピアノ)

コンチェルトとソロで至高の芸術性を披露  11月にエフゲニー・キーシンが4年ぶりとなる来日を果たし、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団との豪華な共演に加え、東京で2回のソロ・リサイタルを開く。  バイエルン放送響との演目はリストの華麗かつ甘美なピアノ協奏曲第1番。今季彼はこの協奏曲にフォーカスを当てているが、…

ドビュッシー没後100年 津田真理 ピアノ・リサイタル

変転するドビュッシーの美学に迫る  没後100年のメモリアル・イヤーに、近代フランスの鬼才ドビュッシーが構築した、繊細な色彩にあふれた楽園に遊ぶ。津田真理は、魅力的で精力的な演奏活動を展開する実力派ピアニスト。「ドビュッシーの色彩」と題したリサイタルで、精魂が注がれた傑作に新たな命を吹き込む。  桐朋学園大学を経て、ザ…

長富 彩(ピアノ)

渾身のラフマニノフ、そして数々の名曲たちに浸る一日  近年ますます成熟を深めているピアニストの長富彩が、11月2日に浜離宮朝日ホールにて昼・夜2回公演のリサイタルを行う。ランチタイムは「古典派からロマン派への転遷」と題された名曲プログラム、そして夜はオール・ラフマニノフ・プログラムだ。 「年に一度は、いつもより重い課題…

ヤノシュ・オレイニチャク ピアノ・リサイタル

ポーランドの伝統が息づくショパンの調べ  映画『戦場のピアニスト』(2002年 監督:ロマン・ポランスキー)は、第二次世界大戦のさなかを生き抜くピアニストを描いた傑作だ。この作品で流れるすべてのピアノ音楽を演奏し、重要シーンで迫真の「手」の演技をしたのが、現代ポーランドを代表するピアニスト、ヤノシュ・オレイニチャクであ…

田部京子(ピアノ)

25年を振り返る、思い出深い選曲  繊細なタッチと瑞々しい響きで聴き手の心をつかむ田部京子。今年は彼女のCDデビュー25周年に当たる。ショパン作品集の発表以来、30枚以上のアルバムを作り続けてきた。 「初めてのレコーディングは今でも鮮明に覚えています。自分で演奏中に聴いていた音と、モニタールームで聴く録音とのギャップに…