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田中正也(ピアノ)

ロシア音楽に深く共鳴するピアニストの人気公演、東京で初開催  15歳で単身モスクワに渡り、モスクワ音楽院でパーヴェル・ネルセシアン、ミハイル・ヴォスクレセンスキーという名教授に師事し、現在もロシアと日本を往復しながら活発な演奏活動を展開している田中正也。彼のひとつの代名詞となっている「魔法のピアノ」と題した、みんなが知…

堤 剛(チェロ)& 萩原麻未(ピアノ)

デュオとしての成熟度をさらに高めた二人が名曲に新たな地平を拓く  2017年5月、フランク、R.シュトラウス、三善晃の作品を収録したCDで共演し、各地でのコンサートで音楽を共有してきた堤剛&萩原麻未デュオ。チェロとピアノによる絶妙なバランスを成立させ、さまざまなレパートリー拡大に期待を抱かせた2人だが、この10月25日…

新居由佳梨(ピアノ)

 新居由佳梨は東京藝術大学、同大学院を経て、スイス国立ジュネーヴ音楽院を修了。ソリストとしてはもちろんだが、特に近年は国内外の著名器楽奏者から多くの信頼を寄せられ、室内楽奏者としての活躍も目覚ましい。今回は、そんな彼女ならではの、ソロとデュオ(共演はチェロの西谷牧人)のリサイタルを開催する。フランクとバッハを核とした内…

坂田直樹(作曲)

注目の新鋭作曲家がトランペットと拓く新たな領域  トランペットと弦楽アンサンブルによる意欲的なプログラムの公演「Baroque to the Future」がもうすぐ開催される。バッハの「G線上のアリア」やヘンデルの組曲「水上の音楽」(抜粋)など広く親しまれているバロック作品の名曲やヒンデミット作品も並ぶ中、坂田直樹の…

吉井瑞穂(オーボエ)

巨匠80歳のバースデーに響く極上のソノリティ  世界中のオーボエ奏者と愛好家の尊敬を集める巨匠モーリス・ブルグと、マーラー室内管弦楽団のオーボエ首席奏者として最先端の現場で活躍を続ける吉井瑞穂。師弟の関係にあるふたりが、ブルグの誕生日である11月6日、彼の80歳を祝うコンサートでヤマハホールの舞台に立つ。企画した吉井は…

及川浩治(ピアノ)

ベートーヴェン5大ソナタに再び対峙する時がきた ベートーヴェンはバグだ!  来たるベートーヴェン生誕250年イヤーに向けて、及川浩治が始動する。「不滅のベートーヴェン 5大ピアノ・ソナタ+エリーゼのために」と題し、前半に第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」を配し、後半は「エリーゼのために」で幕…

ステファン・ポップ(テノール)

イタリアの主要歌劇場が奪い合う売れっ子テノールの十八番をいいとこ取り  最近、イタリアの歌劇場が最も頼りにしているテノールで確実に三指に入るであろう、ルーマニア生まれのステファン・ポップ。ストレスなく湧き上がる豊かな声と、簡潔で流麗なフレージングで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。すでに日本でも2017年に《ノルマ》でマリ…

アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)

おとぎ話のストーリーに秘められたロシアの魂の響き  アレクセイ・ヴォロディンの2019年秋のリサイタルは、「Fairy Tales」と題して開かれる。メトネルの「おとぎ話集」、チャイコフスキー(プレトニョフ編曲)のバレエ「眠れる森の美女」組曲という物語性のある作品をプログラムの中心に据えた。 「メトネルの音楽には13歳…

ヴィジョン弦楽四重奏団

ジャンルの境界線を飛び越える新型クァルテット、日本来襲! 「ヴィジョン弦楽四重奏団を一言でいうと、『多様性(ダイヴァーシティ)』ということですか?」  7月に行われたシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭での公演の翌日、宿泊先のホテルでそう訊いたら、直接的な答えは返ってこなかった。 「いろいろなスタイルの音楽をやるのは、…

大萩康司(ギター)& 梶川真歩(フルート)

「初めて聴いたけどかっこいいね」と思ってくれれば最高です!  フルートとギターのデュオは、コンパクトで爽快なサウンドを生み出す室内楽だといえるが、コンサートは意外に少ないだけに可能性を秘めている組み合わせだ。  NHK交響楽団での演奏を軸に多彩な活動をしている梶川真歩、2020年にデビュー20周年を迎える大萩康司の2人…