シプリアン・カツァリス ピアノ・リサイタル

唯一無二の“パートナー”とショパンの佳品へ新たな命を吹き込む

C)Carole Bellaïche

 「精神的・肉体的な関係のすべてを共有するパートナー」。知性と技巧、深い精神性に裏付けられた薫り高いプレイで、世界中の聴衆を魅了し続ける名匠、シプリアン・カツァリス。自身にとっての「ピアノ」という存在を、こう表現する。フランス・マルセイユ出身。パリ音楽院在学中から頭角を現し、1966年に15歳の若さでデビューを果たすと、エリーザベト王妃やチャイコフスキー、ジョルジュ・シフラなど、名だたる国際コンクールで次々に入賞・優勝。世界的ピアニストとして、さらに作・編曲家としても活躍している。また、93年放映のNHK『ショパンを弾く』では、音楽創りの奥義を披露。我が国での人気はいっそう高まった。

 今回のリサイタルは、“英雄ポロネーズ”ことポロネーズ第6番をはじめ、名匠が最も得意とし、作品研究にも打ち込んできたショパンを特集。「その天才性は、人間の可能性を超越している」と評する“ピアノの詩人”の佳品の数々へ、唯一無二の“パートナー”とともに、新たなる命を吹き込む。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2020年5月号より)

2020.7/12(日)14:00 かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール
問:かつしかシンフォニーヒルズ03-5670-2233 
https://www.k-mil.gr.jp

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