インタビュー

髙木凜々子(ヴァイオリン)& 實川 風(ピアノ)

若きソリストたちの爽快な音楽性が迸る  ヴァイオリンの髙木凜々子とピアノの實川風。11月、江戸川区総合文化センターの「フレッシュ名曲コンサート」に出演する。協奏曲の夕べだ。東京藝大を卒業したばかりの新星で、昨年の東京音楽コンクール第2位の髙木がブルッフを、2015年のロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第3位(1位…

小㞍健太(ダンサー/振付家)

ダンスと現代音楽の交錯が生み出す未知の領域  難解と思われがちな現代音楽を、卓越した技術で親しみやすいコンサートとして紹介し、世界的に人気が高いアルディッティ弦楽四重奏団。そしてこれまた世界に冠たるオランダのNDT(ネザーランド・ダンス・シアター)で活躍したダンサー小㞍健太とのコラボレーションが神奈川県立音楽堂と愛知県…

小菅 優(ピアノ)

様々な風を体験し、“生きる力”を感じてほしい  日本屈指の実力派ピアニスト・小菅優が「Wind」と題したリサイタルを行う。これは、「水・火・風・大地」の四元素をテーマにしたシリーズ「Four Elements」の3回目にあたる。 「ベートーヴェンのソナタ全集後の企画として、人間の原点を深く掘り下げるべく、このシリーズを…

中木健二(チェロ)

巨匠と様々な世代のチェリストが活躍する一期一会のアンサンブル 人生で大切なことはすべてメネセスから学んだ  チェロの現代の巨匠アントニオ・メネセスが、日本のチェロ奏者7人と共演する。山崎伸子、向山佳絵子、中木健二、遠藤真理、辻本玲、伊東裕、佐藤晴真。メネセス門下でもある中木健二に聞いた。 「メネセス先生に出会ったのは2…

山中惇史(ピアノ/作曲/編曲)

僕は作曲家でもピアニストでもなく、ひとりの音楽家でありたい  2019年11月28日、浜離宮朝日ホールでピアノ・リサイタル「刻印された時、風景」を開く山中惇史。東京藝術大学音楽学部の作曲科、修士課程作曲専攻を修了し、29歳の現在は器楽科ピアノ専攻に在学中。「3度目の大学生活です」と笑う。来年をめどにパリへ留学、さらにピ…

クリスティーナ・ランツハマー(ソプラノ)

ドイツの名ソプラノが紡ぐ言葉とハーモニーの宇宙  周囲を包み込む温かさと瑞々しい透明感を併せ持つ美声で、欧米のオペラや宗教作品の檜舞台で活躍するドイツの名ソプラノ、クリスティーナ・ランツハマー。13年ぶりとなる来日を果たし、「自分の本能から生まれた」というバロックから20世紀へ、イギリスからアメリカ、母国ドイツへと時空…

松本和将(ピアノ)

フランスで生まれたピアノ作品の傑作を集めて  松本和将はソロ、アンサンブルと幅広い演奏活動を展開するピアニスト。ソロの演奏活動での主軸となっているのは2016年から開始した「松本和将の世界音楽遺産」と名付けたリサイタルシリーズ。第4回を迎える今回は、松本がこれまでの演奏活動であまり取り組んでこなかった、フランスものを中…

中井恒仁 & 武田美和子(ピアノデュオ)

リスト編の「第九」で2台ピアノの奥深さを味わってほしい  世界を舞台に活躍する中井恒仁&武田美和子ピアノデュオが今年結成20周年を迎えた。リスト編曲によるベートーヴェン「第九」2台ピアノ版のCDを8月に発売、11月21日に東京文化会館小ホールで発売記念コンサートを開催する。「第九」のほか、加藤知子、佐々木歩(以上ヴァイ…

印田千裕(ヴァイオリン)& 印田陽介(チェロ)

知られざるデュオ作品の奥深き世界を追い求めて  ヴァイオリンとチェロといえば弦楽器の女王と王様のような花形だけれど、この2本の楽器だけの二重奏にフォーカスして活動しているデュオは珍しい。東京藝大卒業後に英国王立音楽院で学んだ印田千裕と、同じく藝大からプラハ音楽院に留学した陽介の姉弟。2012年から毎年開いているリサイタ…

垣岡敦子(ソプラノ)

純粋に愛に生きるマノンに共感して歌います  2009年にイタリアから帰国し、同地で研鑽を積んだ叙情的で厚みのある声を持つ王道ソプラノとして名高い、垣岡敦子。12年より「愛の歌」をテーマに続けてきた人気リサイタルシリーズも今回で第6回目を迎える。 「毎年、公演が終わった瞬間から次回のことを考えています。すべて自分でプロデ…