インタビュー

外山啓介(ピアノ)

自由闊達な雰囲気をまとった外山啓介、心身の充実を音から受けとる  2007年のCDデビュー以来、活発な活動を行っている外山啓介が「バッハ〜ベートーヴェン〜ショパン」と題したリサイタルを開く。 「ショパンのエチュードは何曲か演奏していますが、全曲通して演奏するのは初めて。いまようやく自分が取り組むべき時期が来たと思って挑…

加藤のぞみ(メゾソプラノ)

スペインを拠点に活躍する期待のメゾが満を持して望む「一番歌いたかった役」  目力が強い。ドン・ホセを射落としたカルメンのそれと重なって見える。加藤のぞみの、いま活躍するオペラの本場での訴求力や、意志の強さの表れに違いないが、漂う色香と相まって、自ずと《カルメン》への期待にもつながる。  スペインやイタリアでの活躍は聞い…

上野耕平(サクソフォン)

藤倉大の新曲を和太鼓の林英哲と世界初披露!  2014年10月にCD『アドルフに告ぐ』でデビューを果たし、早くも4年半以上がたつ上野耕平だが、その活動はますます多岐にわたっている。ソロ奏者として日本全国のコンサートに出演するほか、「The Rev Saxophone Quartet」や「ぱんだウインドオーケストラ」等、…

西脇義訓(指揮)

従来の常識を覆すオーケストラ、この9月再びオンステージ  指揮者・西脇義訓が2013年に創設した「デア・リング東京オーケストラ(DRT)」が、9月に第2回公演を行う。  西脇の名を知る読者は多くないかもしれない。長くクラシック・レコード界でプロデューサーとして活躍したベテラン。その一方でアマオケの指揮者としても精力的な…

角野隼斗(ピアノ)

異色ピアニストの人生を変えたサントリーホールでのファイナル  ピティナ・ピアノコンペティションは、予選から決勝までで参加者のべ約45,000組という、世界でも最大規模のピアノコンクール。あらゆる部門がある中で、ソロ部門の最上級である「特級」は、「最も国際コンクールに近い国内コンクール」を標榜している。実際にこれまでのグ…

西村 朗(草津夏期国際音楽アカデミー &フェスティヴァル音楽監督)

日本で最も歴史のある音楽フェスティヴァル、40年目となる今回の魅力は?  毎年8月に群馬県草津町で開催される「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」。1980年に日本で最初の本格的な夏期の音楽アカデミーとしてスタートし、今年40回目を迎える。アカデミーのみならず、講師たちによる演奏会が連日開催されるなど、国内有…

エドゥアルド・フェルナンデス(ギター)

ギターで辿るドイツとオーストリアの音楽  毎回、新鮮なテーマを切り口に行われるクラシック・ギターの祭典「Hakujuギター・フェスタ」。今年は「音楽の旅〜ドイツ・オーストリア」と題して開催される。そのフェスタに2008年以来、実に11年ぶりに登場するのがウルグアイ出身の世界的ギタリスト、エドゥアルド・フェルナンデスだ。…

濱田芳通 (ダ・ヴィンチ音楽祭芸術監督)

ダ・ヴィンチがプロデュースした“オペラ”が500年の時を超えて蘇る!  例年、首都圏でもエアポケット的にコンサートが少なくなる8月中旬だが、今年は川口で斬新な音楽祭が開催される。時を超えて称賛される叡智といってもいいレオナルド・ダ・ヴィンチ(今年が没後500年!)の名前を冠した、創造力にあふれる4日間。その名も「ダ・ヴ…

景山昌太郎(ヴァイオリン)

共演を通じて父と向き合う  若いうちから海外で活躍している日本人音楽家は少なくない。中でも活躍顕著な一人が、ドイツのハーゲン歌劇場の第1コンサートマスターを任されている景山昌太郎である。この7月、彼の室内楽シリーズ「音楽の捧げもの」が2年ぶりに開催され、名ヴァイオリニストである父・誠治との共演が実現するということで、注…

中村太地(ヴァイオリン)

ウィーン在住の若きヴァイオリニストがブラームスでデビュー! 「ブラームスは大好きな作曲家の一人です。このCDを聴いてくださった方が、何かのストーリーや美しい風景を思い浮かべて下されば嬉しいです。僕はソナタ『雨の歌』を弾く時、ペルチャッハの陽の光や木々の緑、湖などの景色を思い浮かべます」  2017年秋、オーストリアの南…