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ぶらあぼ2019年4月号

佐渡 裕(指揮)

横山幸雄(ピアノ)

ニュース

BBC Proms JAPAN 2019 開催記者発表

 今年10月30日から11月4日にかけて東京と大阪で開催される、「BBC Proms JAPAN 2019」の記者発表が3月19日に駐日英国大使館にて行われ、駐日英国大使のポール・マデン、BBCラジオ3/BBCプロムス/BBCパフォーミング・グループス最高責任者のアラン・デイヴィー、HarrisonParrott代表取…

第29回出光音楽賞の受賞者が決定

 第29回出光音楽賞の受賞者が決定した。同賞は主にクラシックの音楽活動を対象に、育成という観点から意欲、素質、将来性などに重きを置き、新進の音楽家を顕彰している。受賞者にはそれぞれ賞状ならびに賞金300万円が贈られる。  今年の受賞者は以下の通り。(五十音順) ◎牛田智大(ピアノ) 2012年3月に日本人ピアニストとし…

バッティストーニと共演!熊川哲也版『カルミナ・ブラーナ』9月世界初演

 Bunkamura30周年記念 フランチャイズ特別企画として9月4日、5日、K-BALLET COMPANY/東京フィルハーモニー交響楽団 熊川版 新作『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura オーチャードホールにて世界初演される。同ホールの芸術監督を務める熊川哲也が記者懇談会に出席し、作品にかける想いを語った。 …

トピックス

「GVIDO Ⅸ」メンバー決定

 世界初の2画面電子楽譜専用端末「GVIDO」の開発・販売を手がけるGVIDO MUSIC株式会社が、若手音楽家育成プロジェクト「GVIDO Ⅸ」(グイドナイン)を始動、オーディションにより以下の9名がメンバーに決定した。 内嶋珠里、長谷川琴美(以上ピアノ)、石原優香、伊藤万桜、倉田りの(以上ヴァイオリン)、江口友理香…

新ホール「フェニーチェ堺」 10月にグランドオープン!

   今年の10月1日、いよいよ「フェニーチェ堺」がグランドオープンする。大阪の中心地・難波からホール最寄り駅の堺東駅まで電車で10分ほどという至便の地に、新しい芸術文化の殿堂が生まれる。「フェニーチェ堺」とは、大阪第二の都市・堺市が総力を挙げて完成させた堺市民芸術文化ホールのこと。その芸術拠点のオープニング…

第29回 新日鉄住金音楽賞に葵トリオ

 第29回 新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞に葵トリオ(ピアノ三重奏団)が選ばれた。同賞は、日本の音楽文化の発展と将来を期待される音楽家の活躍を支援することを目的として、1990年に設けられた。「個々の高い技術を備えた3人の、トリオとしてのサウンドと精神のバランスが完璧であった。今回の素晴らしい実績と今後の活躍…

平成30年度 芸術選奨が決定

 平成30年度(第69回)芸術選奨が決定した。音楽部門では、長唄唄方の杵屋勝四郎と胡弓演奏家の髙橋翠秋が文部科学大臣賞を、作曲家の藤倉大が文部科学大臣新人賞を受賞した。また、舞踊部門では、バレエダンサーの小野絢子と舞踊家の篠原聖一が文部科学大臣賞を、日本舞踊家の井上安寿子が文部科学大臣新人賞を受賞した。  ロンドンを拠…

特集:OPERA ART ACADEMIA2018

【3/23(土)開催】続・オペラ演技教育を考える〜実践編!

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に2018年4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」(以下、OAA)を開催している。  3月23日(土)は、演出家・家田淳とファイト・ディレクターの新美智士をゲストに迎え、演出の視点から…

【3/12(火)開催】観客席から考えるオペラ〜ジャーナリストトーク〜

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に2018年4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」を開催している。  3月12日(火)のオペラ表現論/トークセッション「観客席から考えるオペラ 〜ジャーナリストトーク〜」では、池田卓夫…

【2/13(水)開催】宮本益光が歌をまじえたオペラトークを披露

 演奏活動に留まらず、作詞、訳詞、執筆、演出など、多才な活動で知られ、バリトン歌手の「王子」との異名をもつ宮本益光が、2月13日、東京・幡ヶ谷で歌をまじえたオペラトークを行う。  演出家・田尾下哲が、オペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンなどを対象に昨年4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2…

【2/2(土)開催】オペラ演技教育を考える

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に2018年4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」(以下、OAA)を開催している。  2月2日(土)の「オペラ演技教育を考える」では、「現在のオペラで求められる演技とは」「そのための訓…

インタビュー

横坂 源(チェロ)

名手8人による色鮮やかなアンサンブル  音楽家育成のためのさまざまな事業を展開している「ローム ミュージック ファンデーション」の支援を受けた若い音楽家は、これまでにすでに4,400人超。今年4回目を迎える「ローム ミュージック フェスティバル」は、彼らと、関西の学生たちが出演する音楽祭だ。声楽・室内楽からオーケストラ…

佐渡 裕(指揮)

 欧州で活躍する佐渡裕にとって、日本での主軸は兵庫県立芸術文化センターの活動、なかでも毎夏の「佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ」だ。今年はバーンスタインのミュージカル《オン・ザ・タウン》を取り上げ、兵庫で8公演、東京で4公演を行う。  同シリーズではこれまで14作を上演。今回ミュージカルを選んだのも独自の視点に拠ってい…

横山幸雄(ピアノ)

 横山幸雄はショパン国際ピアノコンクール入賞後から現在にいたるまで、一貫してショパンの作品を弾き続けている。2010年のショパン生誕200年のメモリアル・イヤーには、「入魂のショパン」と題したピアノ・ソロ作品の全曲演奏(166曲)を実施、以降も同シリーズの公演を9回にわたり行い、今年は第10回を迎える。 「僕はショパン…

イゴール・レヴィット(ピアノ)

 ポリーニの代役としてウィーン・デビューを果たして以来大きな注目を集め、現在ソニー・クラシカルと独占契約しているイゴール・レヴィットが東京・春・音楽祭にデビューする。2017年の前回来日では、次期ベルリン・フィル首席指揮者就任が決まっていたキリル・ペトレンコ指揮のバイエルン国立管の特別演奏会に登場し、期待を裏切らない演…

ルシエンヌ(トランペット)

 いま、フランス出身のトランペット奏者ルシエンヌが、世界から熱い視線を浴びている。彼女は1999年生まれ。パリ国立高等音楽院でジャズとクラシックを学び、さまざまなコンクールで優勝を果たし、2017年に弱冠18歳でワーナー・クラシックスと契約、デビューCD『ザ・ヴォイス・オヴ・ザ・トランペット』をリリースした。そのルシエ…

東 誠三(ピアノ)

 作品への精緻なアプローチによって、すべての音に生命力を与えるピアニスト東誠三。今年のリサイタルは、二つの「連作もの」を取り上げる。前半はシューベルトの「4つの即興曲 op.142 D935」、後半はショパンの「12の練習曲 op.25」だ。ロマン派前期に短い生涯を送った二人の作品である。 「シューベルトはウィーン古典…

注目公演

近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2019

 びわ湖ホール最大のイベント「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」が今年は10連休の幕開け、4月27日(土)、28日(日)に開催される。沼尻竜典・びわ湖ホール芸術監督がプロデュース、学園祭のような楽しさで本格的なクラシックを聴ける祝祭を目指す。  短時間・低料金で、内容的にも「びわ湖ホールらしさ」を強く打ち出したイベント…

東京オペラシティ B→C 茨木智博(オカリナ)

 オカリナをアマチュアの趣味やヒーリング音楽で吹かれる楽器だと思っている人ほど、この演奏会に衝撃を受けることになるだろう。20年以上の歴史をもつ「B→C」シリーズにオカリナ奏者が初登場。茨木智博の演奏を聴けば、誰もがその表現力と可能性に驚かざるを得ないはず。なんてったってモーツァルトのオーボエ協奏曲を全楽章、何の違和感…

エリソ・ボルクヴァゼ ピアノリサイタル

 黒海に面した文化大国ジョージア(グルジア)が誇る名ピアニスト、エリソ・ボルクヴァゼが春真っ盛りの季節に来日。時代や地域、様式を異にする名曲を弾き分け、巨匠指揮者ズービン・メータをして「卓越した音楽性と、完璧に制御された技巧」と唸らせた、深遠な響きの世界を現出する。  リサイタルは、モーツァルトの第17番 K.570と…

デヴィット・ザイデル ファゴット コンサート2019

 デヴィット・ザイデルは、魔法使いかもしれない。ファゴットという“杖”を使って、魅惑の音色を紡ぎ出し、皆を虜にしてしまうのだから。オーストリア・ザルツブルク出身。1998年にウィーン放送交響楽団へ入団し、2004年からは首席奏者に。変幻自在の音色を操る名手として、ウィーン・フィルやミュンヘン・フィルなどにも客演、主要室…

秋山和慶(指揮) 東京交響楽団

 東京交響楽団の4月定期は、桂冠指揮者・秋山和慶による滅多に聴くことのできないとてもユニークなプログラムだ。メシアン若き頃の作品「讃歌」に続いて、ジョリヴェ「赤道コンチェルト」、レイモンド・ルシュール「マダガスカル狂詩曲」、イベール「寄港地」というもの。かなりのマニアでなければイベール以外は聴いた経験がないのではなかろ…

アンドレア・バッティストーニ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

 平成が終わり、新天皇が即位して元号が変わる。4月の東京フィル定期では、バッティストーニが、まるでそれに即したようなプログラムを組んでいる。1937年イギリス国王ジョージ6世の戴冠式で演奏されたウォルトンの「戴冠行進曲『王冠』」と、1790年神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式祝賀演奏会で披露されたモーツァルトのピ…

ワシリー・シナイスキー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

 新日本フィルが本拠地すみだトリフォニーホールで行う定期演奏会〈トパーズ〉、4月にはロシアの重鎮ワシリー・シナイスキーが再登場する。レニングラード音楽院で数々の名指揮者を育てた伝説の教師イリヤ・ムーシンのもとで学び、1973年にカラヤン・コンクールに優勝して国際的にデビュー。その後ボリショイ劇場の音楽監督を始め、半世紀…

オラリー・エルツ(指揮) 読売日本交響楽団

   北欧諸国から世界へと羽ばたく才能が絶えることのない中、エストニア生まれのオラリー・エルツもまた、注目すべき指揮者である。2009年、16年に続いて3度目の客演となる読売日本交響楽団の定期演奏会は、20〜21世紀の作品集でありながら非常に抒情的かつ繊細な響きを味わえるプログラムだ。  コンサートの冒頭に披…

New Release Selection

【CD】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番・第16番/エルデーディ弦楽四重奏団

 ギラギラしすぎず枯れすぎず、ちょうどいい渋み。結成30年を迎えたエルデーディ弦楽四重奏団が取り組むベートーヴェン後期作品集。持ち前の澄んだ響きで、特別な傑作群にも自然体で臨みつつ、深い敬意と理解が伝わるような、円熟のアンサンブルを聴かせる。推進力があり瑞々しさを失わない演奏で、後期作品を聴く際に見逃しがちな古典性にも…

【SACD】ブルックナー:交響曲第9番 /上岡敏之&新日本フィル

 上岡&新日本フィルのCD第6弾にして、コンビ初のブルックナー録音。上岡は、終始内側を見つめ、あらゆるフレーズに光を当てながら、じっくりと歩を進めていく。冒頭から様々な動きが息づいており、第2楽章中間部のフルートのオブリガードの煌めき等が耳を奪う。第3楽章はもはや永遠に終わらない音楽であるかのよう。ゲネラルパウゼも恐ろ…

【CD】Bell Song〜鐘の歌/鈴木玲奈

 日生劇場《後宮からの逃走》(2016年)のブロンデ役で絶賛されて以来、活躍の幅を広げているコロラトゥーラ・ソプラノのデビュー盤。幕開けから難曲〈鐘の歌〉の高音を華やかに鳴り響かせたかと思うと〈ヴィラネル〉ではツバメになって大空を軽やかに駆け巡り、R.シュトラウス〈アモール〉の小悪魔的な愛の神に扮した後、トマの描くオフ…

【CD】中島克磨 WORKS 作曲&編曲集

 中島克麿の作品はロシアをはじめ海外で多く演奏されており、また編曲者としても着実な仕事を残してきた。その軌跡を一望するアルバム。師匠筋をたどるとハチャトゥリアンからリムスキー=コルサコフに至るという経歴通り、「地球」は映像的情景喚起力に富み、管弦楽は力強くダイナミックに鳴る。続く協奏曲、電子オルガン曲はそれぞれに語り口…

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