【リハーサル・レポート】フィリップ・マヌリの音楽

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA《ヘンゼルとグレーテル》まもなく上演!

【レポート】武満徹作曲賞 本選演奏会&授賞式

La Valse by ぶらあぼ 特典(ご招待)チケット、7月公演分発表!

ニュース

第7回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門 結果発表

 5月25日から6月9日にかけて行われていた第7回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門(審査委員長:野島稔)の入賞者が決定した。結果は以下の通り。 第1位:チェ・ホンロク(韓国) 第2位:バロン・フェンウィク(アメリカ) 第3位:ダリア・パルホーメンコ(ロシア) 第4位:佐藤元洋(日本) 第5位:平間今日志郎(日本) 第…

日本フィルが今秋より「ベートーヴェン・ツィクルス」開催

 今年4月の日本フィルハーモニー交響楽団の第6回ヨーロッパ・ツアーを成功に導いた首席指揮者のピエタリ・インキネンが、記者会見でツアーや10月から取り組む「ベートーヴェン・ツィクルス」について語った。 「今回のツアーで、私と日本フィルとは最も密度の濃い時間を過ごすことができ、私たちは成長しました。ハードなスケジュールにも…

ボンクリ・フェス2019 記者懇親会開催

 「“Born Creative” Festival」(通称:ボンクリ・フェス)が9月29日に東京芸術劇場で開催される。今年で3回目。これは作曲家・藤倉大がアーティスティック・ディレクターを務める音楽祭で、藤倉が目指すのは「大人になっても5歳の子どものままクリエイティヴでいる人達の作品を、0歳の子どもから大人まで楽しめ…

大江馨がレオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクールで第3位入賞

 5月31日から6月8日にかけてドイツ、アウグスブルクで開催された第10回レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクールの本選が6月7日に行われ、日本の大江馨がモーツァルトのヴァイオリン協奏曲イ長調K.219とブラームスの同ニ長調を演奏して第3位に入賞し、併せてコンクール委嘱作品賞を受賞した。共演はミュンヘン放送響…

トピックス

【リハーサル・レポート】フィリップ・マヌリの音楽

現代の「管弦楽の魔術師」マヌリが生み出す、 新たなオーケストラのサウンド  今年で21回目を迎えた東京オペラシティ文化財団が主催する「コンポージアムCOMPOSIUM」(Composition + Symposiumを組み合わせた造語)。核となるのは、ひとりの作曲家に審査を一任する「武満徹作曲賞」なのだが、審査員として…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA《ヘンゼルとグレーテル》まもなく上演!

 NISSAY OPERA 2019 オペラ《ヘンゼルとグレーテル》(全3幕、日本語訳詞上演)が6月15日、16日に日生劇場で上演される。去る6月8日に行われた郷家暁子(ヘンゼル)&小林沙羅(グレーテル)組のゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.6/8 日生劇場 撮影:寺司正彦)  本作は、グリム童話の同名作…

【動画】フィリップ・マヌリ 自身を語る(3)今回演奏される作品について

 武満徹の遺志を引き継ぎ、20年以上続くコンポージアムが、今年も東京オペラシティで開催される。2019年度武満徹作曲賞審査員を務める作曲家フィリップ・マヌリのオーケストラ作品による個展演奏会が6月13日に行われる。全曲日本初演となる曲目の聴きどころについて、マヌリ自身が語っている(日本語字幕付)。 【関連記事】 ・フィ…

【動画】フィリップ・マヌリ 自身を語る(2)「作曲とは 音楽とは」

 現在、最も重要なフランスの作曲家のひとり、フィリップ・マヌリの映像インタビュー(日本語字幕付)。東京オペラシティで開催される「コンポージアム2019」を前に、「作曲とは音楽的思考構造を表すもの」「作曲家の仕事とは、世の中に存在するすべての音を集め、美しいフォルム、美しい表現を作り出していかなくてはいけない」など、自身…

インタビュー

三浦はつみ(オルガン)

 横浜みなとみらいホール開館以来のホールオルガニストを務める三浦はつみが、同じ横浜の神奈川県民ホールに登場。「時を超えて─天への扉」と題してリサイタルを開く。県民ホール(小ホール)は、1974年に公立ホールとしては初めてオルガンを設置した。 「横浜みなとみらいホールのオルガンは、アメリカ製ですがフランスの後期ロマン派寄…

鈴木優人 (調布国際音楽祭 エグゼクティブ・プロデューサー)

 調布国際音楽祭が今年で7年目を迎える。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を中核に、世界的なアーティストから調布市民まで幅広い人々が参加する音楽祭として独特の存在感を放っている。今年も多彩なプログラムが用意されたが、その特徴をエグゼクティブ・プロデューサーである鈴木優人に聞いた。 「昨年、モーツァルトのオペラを演奏…

幸田浩子(ソプラノ)

 美しい花のようにあでやかな舞台姿と、月の光を思わせる涼やかな声音で客席を魅了する幸田浩子。日本オペラ界の最前線をひた走る名ソプラノが、この7月、紀尾井ホールの豊かな音空間のなか、まったく新しいステージを披露する。 「昨年、CDデビュー10周年かつ10枚目の記念盤として、『ARIA 花から花へ〜オペラ・アリア名曲集』(…

小林愛実(ピアノ)

 “神童”として早くから注目され、すでに盛んに演奏活動を行う中、高校3年でカーティス音楽院に留学した小林愛実。2015年にはショパン国際ピアノコンクールに挑戦してファイナリストとなった。現在23歳、ピアニストとして多様な経験を重ね、着実に音楽性を育んでいる。  来る7月、小林はアルミンク指揮ベルギー王立リエージュ・フィ…

樫本大進(ヴァイオリン)

 名門ベルリン・フィルの精鋭を中心に組織され、モダン楽器の特性を生かしつつ、ピリオド奏法を採り入れた鮮烈なサウンド創りで“最強のバロック・アンサンブル”とも称される「ベルリン・バロック・ゾリステン(BBS)」。初夏の日本で敢行するツアーのソリストには、ベルリン・フィル第1コンサートマスターの樫本大進が登場、ヴィヴァルデ…

柴田智子(ソプラノ)

 クラシカル・クロスオーヴァー歌手の草分け的存在であり、ジャンルの垣根を越えて“うた”に新たな生命を吹き込むソプラノ、柴田智子。ニューヨークを本拠地としてアメリカ音楽の魅力を伝える第一人者としても知られる彼女だが、6月のソロ・コンサートでは「ソプラノ FOLKLORE(フォルクローレ)」をテーマに掲げ、イギリス音楽を中…

木下牧子(作曲)

 作曲家、木下牧子の作品展が6月に開催される。1999年の第1回「歌曲の夕べ」から、毎回異なる編成でプログラムを組み、今回(第5回)は、オーケストラ作品を特集する。合唱界で絶大な人気を誇る木下だが、学生時代からオーケストラ曲を継続的に発表し、それが作曲家としての原点であると語る。 「30代までに、8曲のオーケストラ作品…

笛田博昭(テノール)

 不思議な縁だ。筆者はこのインタビューの依頼を受ける直前まで、あるホールで笛田博昭の歌に酔っていた。倍音を伴った圧倒的で質感の高い響きから整ったフォームまで、すべてが従来の日本人テノールを超えている。リサイタルが待ち遠しい──と思った矢先、当人に抱負を聞く任を賜ったのである。  まず、ピアノがヴィンチェンツォ・スカレー…

川田知子(ヴァイオリン)

 2017年にバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の全曲録音を完結させた川田知子が、この6月に昼夜一日で同曲を全曲演奏する。 「バッハの無伴奏作品は、ヴァイオリニストなら誰でも演奏しなければならない曲です。私も10歳くらいからソナタを弾き始め、コンクールなどでも演奏してきました。小さい頃から手に余…

注目公演

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

 「こんな協奏曲が書けるとわかっていたら、真っ先に自分が書いていただろうに!」…これは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を知った際に発したブラームスの言葉だ。ブラームスは自ら世に出した後輩に、ドヴォルザークは恩人に敬意を抱き、二人は厚い友情で結ばれていた。都響の7月A定期は、この二人の本格作が並ぶ相性抜群のプログラム。前半…

ケヴィン・ケナー(ピアノ) with ワルシャワ・ソロイスツ

 1990年にチャイコフスキー国際コンクール第3位、ショパン国際ピアノコンクール最高位に輝いたケヴィン・ケナーは、演奏家と教育者の両面で活発な活動を展開している。彼はショパン・コンクール以来2014年までの24年間、2曲の協奏曲の室内楽版の校訂を行ってきた。室内楽版はピアノとオーケストラとの共演ではなく、弦楽器5人との…

瞳 写 × 音

 昨年6月には、上賀茂神社などで撮影した“神域”の写真をステージのバックに投影し、それにあわせて平野公崇(サクソフォン)と山田武彦(ピアノ)が即興演奏を繰り広げるという、異色の企画「神と音と写」を成功させた写真家・山岸伸。  山岸は今夏、“美を追求する”写真家の佐藤倫子とともに、ふたたび写真と音楽のコラボに挑む。今回の…

第486回 日経ミューズサロン チホ・ハン ピアノ・リサイタル

 “世界最難関”と目されるミュンヘン国際音楽コンクールで、5年前に最高位入賞を果たし、バイエルン放送響やサンクトペテルブルク響など、世界の一流オーケストラと共演、その類い稀な才能を迸らせる名演を重ねているチホ・ハン。  韓国・ソウル出身でドイツ・ハノーファー音楽・演劇大学などに学び、エリーザベト王妃やシューベルト国際な…

オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World プッチーニ《トゥーランドット》(東京文化会館公演)

   オリンピック・パラリンピック・イヤーの2020年に向けて、東京文化会館と新国立劇場という日本を代表する2つの劇場が共同制作を行う「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」。その第一弾として、2019年はプッチーニの《トゥーランドット》を上演する。7月…

伊藤 恵プロデュース「ピアノ! ピアノ!! ピアノ!!!」

 数々の感動的なピアノ・リサイタルを生み出してきた紀尾井ホールに、このたび新しいスタインウェイ・ピアノが加わる。これまでの2台とともに、3台で繰り広げる華やかなコンサート「ピアノ! ピアノ!! ピアノ!!!」が開催される。新スタインウェイのお披露目公演をプロデュースするのは、「春をはこぶコンサート」シリーズでもお馴染み…

広上淳一(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

 あなたがもしイギリスの文化や芸術に関心を抱き、大都市ロンドンや、湖水地方やコッツウォルズをはじめとするカントリーサイドの大自然を愛する人ならば、日本フィルの7月定期演奏会(広上淳一指揮)は幸福な時間を約束してくれることだろう。イギリスの作曲家、ロンドンの栄光を讃えた交響曲などが並ぶラインナップは、まさに英国讃歌といえ…

第30回 パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌

 レナード・バーンスタインゆかりの音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)が、今年で30回目を迎える。世界各地のオーディションで選抜されたアカデミー生たちが、トップレベルのオーケストラの首席奏者らを中心とした教授陣から、およそ1ヵ月間にわたって指導を受ける。これまでに世界76ヵ国と地域から、のべ…

New Release Selection

【CD】アズーラ ―イタリアン・リサイタル― /オッタヴィアーノ・クリストーフォリ

 日本フィルのソロトランペット奏者、クリストーフォリのソロCD第2弾。イタリアンなメロディ満載の幻想曲&変奏曲に、おなじみ「夜空のトランペット」、日本人作曲家のオリジナル、ドクシツェル編の日本の歌を交え、コルネットやフリューゲルホルンも用いた、多彩かつ個性的な内容が光っている。明るく艶やかな音色とナチュラルな歌い回しは…

【CD】ライヴ・セレクション/TOKI弦楽四重奏団

 新潟にゆかりのある名手たちが、2003年から活動を継続している「TOKI」。新アルバムは東欧の作曲家たちの「知られざる名曲集」が並ぶ、意義深い1枚。演奏者の作品への共感は深く、個人技もアンサンブルもライヴとは思えない水準で、隠れた佳品の魅力を明らかにする。ドホナーニ16歳でのロマンティックな六重奏曲がこれほどの好演で…

【CD】羽田健太郎:交響曲 宇宙戦艦ヤマト/大友直人&東響

 ハネケンの愛称で親しまれた羽田健太郎が心血を注ぎ、35歳で書き上げた交響曲「宇宙戦艦ヤマト」の新録音が、作曲から35年を経てリリースされた。ヤマトの名場面を彩ったテーマを雄大な管弦楽・伝統的な形式に移しかえた力作を、初演を担当した大友直人がすっきりと再現。イスカンダルのテーマのヴォカリーズは、新時代の歌姫・小林沙羅。…

【CD】Les Monologues(レ・モノローグ) 無伴奏チェロと無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集/島根朋史

 バロック・チェロとヴィオラ・ダ・ガンバ。同様に座って両足で楽器を挟むため、その弾き分けは容易に思えて、調弦や弓の運び、何よりも音楽創りの思想が全く異なり、実は非常に難しい。しかし、東京藝大・同大学院やフランスに学び、2つの楽器とモダンを操る“三刀流”の俊英・島根朋史は、あえてこの課題に挑む。17世紀フランスの謎多き鬼…

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