【会見レポート】振付家・森山開次がオペラ初演出〜全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》

2018年12月発売のおすすめチケット情報

第10回 浜松国際ピアノコンクール結果発表

【会見レポート】名門マリインスキー・バレエの日本公演が本日開幕!

ニュース

【会見レポート】振付家・森山開次がオペラ初演出〜全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》

 来年1月の富山公演を皮切りに、東京、熊本と全国3都市で上演される全国共同制作プロジェクト モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(新演出・英語字幕付・日本語上演)。11月27日、総監督・指揮の井上道義、演出・振付の森山開次、ソリストらが出席し、会見が行われた。 (2018.11/27 東京芸術劇場 Photo:J.…

第10回 浜松国際ピアノコンクール結果発表

 11月8日から静岡県浜松市で開催されていた「第10回 浜松国際ピアノコンクール」(審査委員長:小川典子)の本選が11月23日、24日の2日間にわたって行われ、順位と各賞の受賞者が発表された。優勝は、トルコのジャン・チャクムル(20)。聴衆賞を受賞した牛田智大(19)が第2位に入賞した。  結果は以下の通り。 第1位・…

【会見レポート】名門マリインスキー・バレエの日本公演が本日開幕!

 歴史と伝統を誇るロシアの名門マリインスキー・バレエが、11月28日より東京と兵庫で3年ぶりの来日公演を行う。開幕を翌日に控えた11月27日、ユーリー・ファテーエフ舞踊監督と、出演ダンサーの7名(ヴィクトリア・テリョーシキナ、エカテリーナ・コンダウーロワ、アリーナ・ソーモワ、ウラジーミル・シクリャローフ、キミン・キム、…

【会見レポート】東京バレエ団が20世紀巨匠振付家の傑作選をまもなく上演

 2019年に創立55周年を迎える東京バレエ団は、今秋から注目公演の上演が続く。まず11月30日から12月2日まで新国立劇場中劇場において、20世紀の巨匠振付家4名の傑作選となる〈20世紀の傑作バレエ2〉を上演。同団プリンシパルの川島麻実子、柄本弾らが一部リハーサルを公開、斎藤友佳理芸術監督とともに今の心境を語った。 …

トピックス

阪 哲朗が山響常任指揮者に就任

 山形交響楽団は、2019年4月より阪哲朗が常任指揮者に就任すると発表した。  阪は、京都市出身。京都市立芸術大学、ウィーン国立音楽大学に学び、1995年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ヨーロッパに拠点を置き、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場音楽総監督、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督…

小林研一郎が群響ミュージック・アドバイザーに就任

 群馬交響楽団は、大友直人音楽監督が2019年3月末で退任するのに伴い、新たに同年4月より小林研一郎がミュージック・アドバイザーに就任すると発表した。任期は3年間。  小林研一郎は国内外の数多くの楽団のポジションを歴任。現在は、日本フィルの桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルの桂冠指揮者、東京文化会館音楽監督などを務め…

日本音楽コンクール結果発表

 2018年度 第87回日本音楽コンクールの本選が10月24日から28日まで、東京オペラシティ コンサートホールで開催され、各部門の入賞者が発表された。結果は以下の通り。 【トランペット】 第1位 三村梨紗(岩谷賞)/第2位 鶴田麻記/第3位 河原史弥/入選 米本紋子、浦井宏文、髙松圭佑 【声楽(歌曲)】 第1位 森野…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA 2018《コジ・ファン・トゥッテ》

 2012年《フィガロの結婚》、15年《ドン・ジョヴァンニ》で話題を呼んだ広上淳一(指揮)と菅尾友(演出)のコンビが、みたび日生劇場に登場、11月9日に《コジ・ファン・トゥッテ》が開幕した。  去る11月7日に行われた嘉目真木子組のゲネプロ(GP・最終総稽古)を取材した。 (2018.11/7 日生劇場 撮影:寺司正彦…

特集:OPERA ART ACADEMIA2018

【11/20開催】楽譜から読み解くオペラ音楽の魅力

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。次回11月20日(火)には、作曲家・ピアニストの加藤昌則を招き、オペラ音楽論/「楽譜から読み解くオペラ音楽の魅力…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第3弾〜OPERA ARTACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。本企画の目玉となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」の第3弾が9月16日に開催された。  「3人の演出家によるクリエーション」は、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人の…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第2弾〜OPERA ART ACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。 本企画の目玉となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」の第2弾が8月30日に開催された。  「3人の演出家によるクリエーション」は、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第1弾〜OPERA ART ACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。 去る8月4日にはOAAの主軸となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」第1弾が開催された。これは、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人の演出家が、まったく同じオペラの1…

インタビュー

林 美智子(メゾソプラノ)

 林美智子がマリアになる! 今年から新たに「歌うクリスマス」と銘打った紀尾井ホールのクリスマス・コンサート。その第一弾が「マリア、現る!」だ。「聖母マリア」はもちろん、音楽ジャンルを超えてさまざまな「マリア」にスポットを当てたプログラムがユニーク。〈アヴェ・マリア・メドレー〉から〈レット・イット・ビー〉〈五番街のマリー…

櫻井まゆこ(メゾソプラノ)

 イタリア・ミラノを拠点に、欧州オペラ・シーンの第一線で活躍するメゾソプラノの櫻井まゆこが、ヴェルディをはじめ、“王道”の名アリアを歌い尽くすリサイタルを開く。「作曲家から『まゆこ、ありがとう』と言われるような歌をうたいたい」と語る櫻井。本場の聴衆をも虜にする、圧倒的な歌声と表現力をぜひ体感したい。 「月並みですが、音…

高野麗音(ハープ)

 次代を担う若手が、バッハと現代音楽がクロスするプログラムを組む、東京オペラシティの人気企画「B→C」に、ハーピストの高野麗音が登場する。  ハープというと、概して夢心地の天上の音楽を連想するが、高野は多様な現代曲が得意。東京藝術大学3年生でパリ国立高等音楽院に留学してから現代ものに開眼したという。 「留学中、毎週現代…

大坪泰子(きりく・ハンドベルアンサンブル)

 ハンドベル界の第一人者として世界的に活躍する大坪泰子が主宰するトップ・グループ「きりく・ハンドベルアンサンブル」。サマーコンサートも好評で、今年もイタリア文化会館アニェッリホールでの公演が人気を集めた。 「季節や場所によって演目が変わるのは当然のこと。夏ならではの熱気あるプログラムやイタリア特集も好評でした。その時々…

マティアス・バーメルト(指揮)

「札幌交響楽団の魅力を、もしひと言でいうなら、音楽に対する真摯な姿勢です」  今年4月に札響の首席指揮者に就任したマティアス・バーメルト。来年1月にはこのコンビでは初めての東京公演に臨む。 「私がどのオーケストラにも求めるのは、忠実なダイナミクスと的確なアーティキュレーション。そして、オーケストラにアーティキュレーショ…

藤木大地(カウンターテナー)

 10月にワーナーミュージックよりメジャー・デビュー・アルバム『愛のよろこびは』をリリースしたカウンターテナーの藤木大地。アルバムのタイトルになっているマルティーニの〈愛のよろこびは〉が、映画『ハナレイ・ベイ』(原作:村上春樹、監督:松永大司)の主題歌に採用されたことも話題だ。12月18日には紀尾井ホールで、メジャー・…

佐藤祐介(ピアノ)

 才能の煌めきを感じさせる俊英である。12月14日に「フランス音楽、時代の開拓者たち」と題したリサイタルを開催するピアニストの佐藤祐介。意外にもピアノを本格的に習い始めたのは遅かったという。 「読書が好きで音楽家の伝記などを読むうちに、クラシック音楽に興味を持つようになりました。11歳の終わりに、三善晃先生に作曲を見て…

デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)

 これぞ十八番だろう。デジレ・ランカトーレは2001年以来、ヴェルディ《リゴレット》のジルダ役をすでに100回以上歌ったという。来年6月、8年ぶりに来日するボローニャ歌劇場の来日公演でもこの役を披露してくれるが、じつは彼女、今春ジェノヴァで《ノルマ》のタイトルロールに挑んでいる。すでに成熟した女をドラマティックに歌った…

青柳 晋(ピアノ)

 青柳晋の自主企画リサイタルシリーズ「リストのいる部屋」は、今年で13回目となる。今回から会場をHakuju Hallに移し、2018年はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番と、リストの「巡礼の年 第2年『イタリア』」を、来年はソナタ第32番と、「巡礼の年 第1年『スイス』」を演奏する。 「Hakuju Hallはピ…

注目公演

エルワン・ル・プラド & 青木早希 オルガン・クリスマスコンサート

 “フランスで最も美しい”とされるゴシック大聖堂を舞台に、2年に一度開かれているシャルトル国際オルガンコンクール。この世界最高峰とされるオルガンの登竜門で、共に覇者となったエルワン・ル・プラドと青木早希が、「4手・4足・2心」による、夫婦ならではの息の合ったデュオを聴かせる「オルガン・クリスマスコンサート」を開く。  …

クリスマス・オルガン・コンサート クリスマスはオルガンだ! 2018

 温かくてダイナミックなパイプオルガンの調べこそ、聖夜に聴くのに最も相応しい。愛知県芸術劇場コンサートホールの好評シリーズ「クリスマス・オルガン・コンサート」が、ホールのリニューアルに伴う休止を経て、2年ぶりに“復活”へ。このステージは、地元・豊田市出身で、11月に同劇場オルガニストに就任した、都築由理江のデビュー公演…

Music Program TOKYO シャイニング・シリーズ Vol.4 成田達輝(ヴァイオリン) × 阪田知樹(ピアノ) デュオコンサート

 ヴァイオリンの成田達輝とピアノの阪田知樹が、東京文化会館小ホールを舞台に瑞々しい演奏を愉しむ「シャイニング・シリーズ」の第4弾に登場。華々しく国際的な活躍を展開している2つの才能が、初めての幸せな邂逅を果たす。  2007年に第5回東京音楽コンクール弦楽部門を制し、10年にはロン=ティボー、12年にエリーザベトでそれ…

第37回 ワンダフル one アワー 漆原朝子(ヴァイオリン) & ベリー・スナイダー(ピアノ) デュオ・リサイタル

 休憩なしの1時間、名演奏家たちが濃密な響きの時間を提供する人気シリーズ「ワンダフル one アワー」。今回は、日本を代表する国際派ヴァイオリニストとして、檜舞台で活躍を続ける漆原朝子が、気心の知れた名ピアニスト、ベリー・スナイダーと共に登場し、モーツァルトとベートーヴェンの名ソナタを中心に、名曲の花束を届けてくれる。…

【本日初日!新作・世界初演】芸劇dance 勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』 『ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―』

*11月30日に行われたドレスリハーサルを終えて勅使川原三郎よりコメントと写真を追加しました。  世界のダンスファンで、勅使川原三郎の名を知らぬ者はない。一年の多くを海外で過ごし、自作公演に加えてパリ・オペラ座バレエ団への振付や、欧州有名歌劇場へのオペラ演出も多数。その高い評価の理由の一つは、彼が西欧の芸術史を理解し、…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 年末「第九」は数あれど、ひと味違った楽しみを味わうならば、東京シティ・フィルの公演がお薦めだ。他との大きな違いは、期待の若手奏者をソリストに迎えた協奏曲が最初に演奏されること。今年は、2000年韓国生まれのイ・ユジンが、モーツァルトのオーボエ協奏曲を披露する。彼女は17年の日本管打楽器コンクールで第1位を獲得した逸材…

ファンタスティック・ガラコンサート 2018

 年末恒例、神奈川県民ホールで開催される「ファンタスティック・ガラコンサート」。今年で13回目を迎え、日本を代表する音楽家とバレエダンサーが共演する、華やかで贅沢なコンサートである。今年のテーマは、フランス。「日仏交流160周年」を記念して、フランスを舞台にした作品や同国の作曲家の作品を中心にプログラムが組まれた。  …

柴田智子(ソプラノ) プロデュース Stars & Hallelujah for Christmas 2018 with Juicy Boys

 アメリカ音楽の魅力を伝える第一人者としてジャンルを超えて活躍するソプラノ、柴田智子がプロデュースする何とも彼女らしい素敵なプログラム。前半の目玉はオペラやミュージカル・シーンで活躍する現代の米国人作曲家リッキー・イアン・ゴードン作の〈Stars〉や〈Will there really be a morning?〉とい…

New Release Selection

【CD】シャイン―輝く音の世界―/安田正昭

 パリ国立高等音楽院に学んだ安田正昭の演奏による、現代作曲家寺内園生のピアノ作品集。ヴァイオリンの印田千裕と共演した〈On the Sky〉などを収録した室内楽曲集に続くシリーズ。自身もピアニストである寺内のデリケートでファンタジックな世界が、高度な演奏技巧を散りばめつつ鮮やかに描き出されている。特に1985年に楽譜も…

【CD】ジーバー:リコーダー・ソナタ 全6曲 /小池耕平

 ウィーン出身、ローマやヴェネツィアで活躍したイグナツィオ・ジーバー(1688〜1761)。日本初録音となる6つのリコーダー・ソナタを通じ、謎に包まれたヴィルトゥオーゾ兼作曲家の実像に迫る。第1番の冒頭、聴き覚えある旋律に、「ん?」と反応する人も多いはず。ここを含め、実はヴィヴァルディら他者の作品からの借用も多い。これ…

【CD】カウンターテナーによる「冬の旅」/本岩孝之

 フィッシャー=ディースカウやプライなど名バリトンからコントラルトのシュトゥッツマンまで様々なタイプの名唱で歌い継がれてきた「冬の旅」だが、ついにカウンターテナーによる決定盤が登場。歌い手の本岩孝之は現代曲からヒップホップ系まで異例のレパートリーを誇り、低い方はバリトンまで4オクターヴの脅威の音域の持ち主。半信半疑だっ…

【CD】山田耕筰ピアノ作品集「子供と叔父さん(おったん)」/杉浦菜々子

 子供の日常を温かい目で描写した「子供と叔父さん」(1916)の楽譜表紙絵を用いたジャケットに導かれ、大正時代にタイムスリップ。すると聖歌やショパン、さらにはドビュッシーやスクリャービンに至る語法を貪欲に消化しながら、日本的な独自性をミックスし新しい器楽の世界を切り開こうとした山田耕筰の試みの同時代性が、鮮やかに浮かび…

デジタルマガジンeぶらあぼ