【会見レポート】振付家・森山開次がオペラ初演出〜全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》

2018年12月発売のおすすめチケット情報

第10回 浜松国際ピアノコンクール結果発表

【会見レポート】名門マリインスキー・バレエの日本公演が本日開幕!

ニュース

びわ湖ホールが2019年度自主事業ラインナップと、新国立劇場との連携協定締結を発表

 びわ湖ホールは11月26日、自主事業ラインナップを発表した。当日は、新国立劇場総務部長・畑中裕良とびわ湖ホール館長・山中隆による両館の間の協定締結の調印式も行われた。この提携により、それぞれの劇場間でオペラやバレエの上演だけでなく人材の交流や育成にも協力関係を築き、連携を深めることになる。  このセレモニーの後、記者…

新日本フィルが2019/20シーズンラインナップを発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が2019/20シーズン(2019年9月〜20年7月)定期演奏会年間プログラム速報を発表した。  9月初旬、就任4年目を迎える音楽監督・上岡敏之によるブルックナー交響曲第7番で新シーズンが開幕(2019.9/5,9/8)。上岡は、このほかシューベルト「未完成」とモーツァルト「レクイエム」…

【会見レポート】振付家・森山開次がオペラ初演出〜全国共同制作プロジェクト《ドン・ジョヴァンニ》

 来年1月の富山公演を皮切りに、東京、熊本と全国3都市で上演される全国共同制作プロジェクト モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(新演出・英語字幕付・日本語上演)。11月27日、総監督・指揮の井上道義、演出・振付の森山開次、ソリストらが出席し、会見が行われた。 (2018.11/27 東京芸術劇場 Photo:J.…

第10回 浜松国際ピアノコンクール結果発表

 11月8日から静岡県浜松市で開催されていた「第10回 浜松国際ピアノコンクール」(審査委員長:小川典子)の本選が11月23日、24日の2日間にわたって行われ、順位と各賞の受賞者が発表された。優勝は、トルコのジャン・チャクムル(20)。聴衆賞を受賞した牛田智大(19)が第2位に入賞した。  結果は以下の通り。 第1位・…

トピックス

大阪4オケの2019年度シーズン 共同記者発表会

 11月13日、在阪4オーケストラが、次年度シーズンプログラムの発表を、大阪で初の“共同記者会見”という形により行った。大阪交響楽団からは来期より正指揮者を務める太田弦、大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督 尾高忠明、関西フィルハーモニー管弦楽団音楽監督 オーギュスタン・デュメイ、日本センチュリー交響楽団首席指揮者 飯…

阪 哲朗が山響常任指揮者に就任

 山形交響楽団は、2019年4月より阪哲朗が常任指揮者に就任すると発表した。  阪は、京都市出身。京都市立芸術大学、ウィーン国立音楽大学に学び、1995年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。ヨーロッパに拠点を置き、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属指揮者、アイゼナハ歌劇場音楽総監督、レーゲンスブルク歌劇場音楽総監督…

小林研一郎が群響ミュージック・アドバイザーに就任

 群馬交響楽団は、大友直人音楽監督が2019年3月末で退任するのに伴い、新たに同年4月より小林研一郎がミュージック・アドバイザーに就任すると発表した。任期は3年間。  小林研一郎は国内外の数多くの楽団のポジションを歴任。現在は、日本フィルの桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルの桂冠指揮者、東京文化会館音楽監督などを務め…

日本音楽コンクール結果発表

 2018年度 第87回日本音楽コンクールの本選が10月24日から28日まで、東京オペラシティ コンサートホールで開催され、各部門の入賞者が発表された。結果は以下の通り。 【トランペット】 第1位 三村梨紗(岩谷賞)/第2位 鶴田麻記/第3位 河原史弥/入選 米本紋子、浦井宏文、髙松圭佑 【声楽(歌曲)】 第1位 森野…

特集:OPERA ART ACADEMIA2018

【11/20開催】楽譜から読み解くオペラ音楽の魅力

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。次回11月20日(火)には、作曲家・ピアニストの加藤昌則を招き、オペラ音楽論/「楽譜から読み解くオペラ音楽の魅力…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第3弾〜OPERA ARTACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。本企画の目玉となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」の第3弾が9月16日に開催された。  「3人の演出家によるクリエーション」は、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人の…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第2弾〜OPERA ART ACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。 本企画の目玉となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」の第2弾が8月30日に開催された。  「3人の演出家によるクリエーション」は、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人…

【公開稽古レポート(概略版)】「3人の演出家によるクリエーション」第1弾〜OPERA ART ACADEMIA 2018

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」が4月から開催している「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」。 去る8月4日にはOAAの主軸となる実践篇「3人の演出家によるクリエーション」第1弾が開催された。これは、岩田達宗、菅尾友、田尾下哲の3人の演出家が、まったく同じオペラの1…

インタビュー

林 美智子(メゾソプラノ)

 林美智子がマリアになる! 今年から新たに「歌うクリスマス」と銘打った紀尾井ホールのクリスマス・コンサート。その第一弾が「マリア、現る!」だ。「聖母マリア」はもちろん、音楽ジャンルを超えてさまざまな「マリア」にスポットを当てたプログラムがユニーク。〈アヴェ・マリア・メドレー〉から〈レット・イット・ビー〉〈五番街のマリー…

櫻井まゆこ(メゾソプラノ)

 イタリア・ミラノを拠点に、欧州オペラ・シーンの第一線で活躍するメゾソプラノの櫻井まゆこが、ヴェルディをはじめ、“王道”の名アリアを歌い尽くすリサイタルを開く。「作曲家から『まゆこ、ありがとう』と言われるような歌をうたいたい」と語る櫻井。本場の聴衆をも虜にする、圧倒的な歌声と表現力をぜひ体感したい。 「月並みですが、音…

高野麗音(ハープ)

 次代を担う若手が、バッハと現代音楽がクロスするプログラムを組む、東京オペラシティの人気企画「B→C」に、ハーピストの高野麗音が登場する。  ハープというと、概して夢心地の天上の音楽を連想するが、高野は多様な現代曲が得意。東京藝術大学3年生でパリ国立高等音楽院に留学してから現代ものに開眼したという。 「留学中、毎週現代…

大坪泰子(きりく・ハンドベルアンサンブル)

 ハンドベル界の第一人者として世界的に活躍する大坪泰子が主宰するトップ・グループ「きりく・ハンドベルアンサンブル」。サマーコンサートも好評で、今年もイタリア文化会館アニェッリホールでの公演が人気を集めた。 「季節や場所によって演目が変わるのは当然のこと。夏ならではの熱気あるプログラムやイタリア特集も好評でした。その時々…

マティアス・バーメルト(指揮)

「札幌交響楽団の魅力を、もしひと言でいうなら、音楽に対する真摯な姿勢です」  今年4月に札響の首席指揮者に就任したマティアス・バーメルト。来年1月にはこのコンビでは初めての東京公演に臨む。 「私がどのオーケストラにも求めるのは、忠実なダイナミクスと的確なアーティキュレーション。そして、オーケストラにアーティキュレーショ…

藤木大地(カウンターテナー)

 10月にワーナーミュージックよりメジャー・デビュー・アルバム『愛のよろこびは』をリリースしたカウンターテナーの藤木大地。アルバムのタイトルになっているマルティーニの〈愛のよろこびは〉が、映画『ハナレイ・ベイ』(原作:村上春樹、監督:松永大司)の主題歌に採用されたことも話題だ。12月18日には紀尾井ホールで、メジャー・…

佐藤祐介(ピアノ)

 才能の煌めきを感じさせる俊英である。12月14日に「フランス音楽、時代の開拓者たち」と題したリサイタルを開催するピアニストの佐藤祐介。意外にもピアノを本格的に習い始めたのは遅かったという。 「読書が好きで音楽家の伝記などを読むうちに、クラシック音楽に興味を持つようになりました。11歳の終わりに、三善晃先生に作曲を見て…

デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)

 これぞ十八番だろう。デジレ・ランカトーレは2001年以来、ヴェルディ《リゴレット》のジルダ役をすでに100回以上歌ったという。来年6月、8年ぶりに来日するボローニャ歌劇場の来日公演でもこの役を披露してくれるが、じつは彼女、今春ジェノヴァで《ノルマ》のタイトルロールに挑んでいる。すでに成熟した女をドラマティックに歌った…

青柳 晋(ピアノ)

 青柳晋の自主企画リサイタルシリーズ「リストのいる部屋」は、今年で13回目となる。今回から会場をHakuju Hallに移し、2018年はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第31番と、リストの「巡礼の年 第2年『イタリア』」を、来年はソナタ第32番と、「巡礼の年 第1年『スイス』」を演奏する。 「Hakuju Hallはピ…

注目公演

第41回 日本フルートフェスティヴァル in 東京

 参加資格は、「フルートを愛していること」だけだ。毎年1月に開催され、プロ・アマを問わぬ奏者が一堂に会し、共に音楽を楽しむ「日本フルートフェスティヴァル in 東京」。41回目は、名フルーティストで、パリ国立高等音楽院教授でもあるフィリップ・ベルノルドを迎え、“奏でる喜び”を紡ぐ。  同フェスティヴァルは1979年にス…

プラハ国立劇場オペラ《フィガロの結婚》

 モーツァルトの《フィガロの結婚》に最も必要なもの─それは「練習に次ぐ練習」である。登場人物の数が多く、みな多弁で丁々発止のやり取りが続くから、稽古に稽古を重ねないとテンポよく進まない。だから、このオペラではチームワークが大切になる。主役から端役までみっちり練習を積んでこそ、活き活きとしたやりとりがステージで花開くのだ…

石井啓子(ピアノ) アンサンブルシリーズⅩⅩⅨ

 豊かな表現力に裏打ちされた、明朗な音色で聴衆を魅了するピアニストの石井啓子が、1987年から開催している「アンサンブルシリーズ」は、幅広いレパートリーに基づいたこだわりのプログラムで、室内楽の醍醐味を伝え続ける。その29回目となるステージ。ドヴォルザークとブラームスの手になる、ピアノ三重奏曲を軸に披露する。  ミュン…

エルワン・ル・プラド & 青木早希 オルガン・クリスマスコンサート

 “フランスで最も美しい”とされるゴシック大聖堂を舞台に、2年に一度開かれているシャルトル国際オルガンコンクール。この世界最高峰とされるオルガンの登竜門で、共に覇者となったエルワン・ル・プラドと青木早希が、「4手・4足・2心」による、夫婦ならではの息の合ったデュオを聴かせる「オルガン・クリスマスコンサート」を開く。  …

クリスマス・オルガン・コンサート クリスマスはオルガンだ! 2018

 温かくてダイナミックなパイプオルガンの調べこそ、聖夜に聴くのに最も相応しい。愛知県芸術劇場コンサートホールの好評シリーズ「クリスマス・オルガン・コンサート」が、ホールのリニューアルに伴う休止を経て、2年ぶりに“復活”へ。このステージは、地元・豊田市出身で、11月に同劇場オルガニストに就任した、都築由理江のデビュー公演…

Music Program TOKYO シャイニング・シリーズ Vol.4 成田達輝(ヴァイオリン) × 阪田知樹(ピアノ) デュオコンサート

 ヴァイオリンの成田達輝とピアノの阪田知樹が、東京文化会館小ホールを舞台に瑞々しい演奏を愉しむ「シャイニング・シリーズ」の第4弾に登場。華々しく国際的な活躍を展開している2つの才能が、初めての幸せな邂逅を果たす。  2007年に第5回東京音楽コンクール弦楽部門を制し、10年にはロン=ティボー、12年にエリーザベトでそれ…

第37回 ワンダフル one アワー 漆原朝子(ヴァイオリン) & ベリー・スナイダー(ピアノ) デュオ・リサイタル

 休憩なしの1時間、名演奏家たちが濃密な響きの時間を提供する人気シリーズ「ワンダフル one アワー」。今回は、日本を代表する国際派ヴァイオリニストとして、檜舞台で活躍を続ける漆原朝子が、気心の知れた名ピアニスト、ベリー・スナイダーと共に登場し、モーツァルトとベートーヴェンの名ソナタを中心に、名曲の花束を届けてくれる。…

【本日初日!新作・世界初演】芸劇dance 勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』 『ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―』

*11月30日に行われたドレスリハーサルを終えて勅使川原三郎よりコメントと写真を追加しました。  世界のダンスファンで、勅使川原三郎の名を知らぬ者はない。一年の多くを海外で過ごし、自作公演に加えてパリ・オペラ座バレエ団への振付や、欧州有名歌劇場へのオペラ演出も多数。その高い評価の理由の一つは、彼が西欧の芸術史を理解し、…

New Release Selection

【CD】グラナドス「ゴイェスカス:恋するマホとマハたち」 /上野範子

 このグラナドス作品集がデビュー盤となる上野範子は、ソロのみならず室内楽奏者、教育者としても地道に活動を続けるピアニスト。マドリッドの粋な男女の姿を描いた「ゴイェスカス」全6曲は、ブリリアントな音色と、陰影を思わせる温かな響きとのコントラストが鮮やかで、細部まで行き届いた精彩な表現。「ゴイェスカス」への布石となった小品…

【CD】クロード=ベニーニュ・バルバトル:クラヴサン曲集第1巻全曲/西山まりえ

 古楽の精鋭集団「アントネッロ」のメンバーで、チェンバロ&ヒストリカル・ハープ奏者として活躍する西山まりえ。8年ぶりのソロ・アルバムでは、マリー・アントワネットの師としても知られる、バルバトルのクラヴサン曲集第1巻の全曲録音に挑んだ。西山は2つの音律を使い分け、歴史的資料を解析してレジストレーションにも細かな気遣いを施…

【SACD】ディアーナ/平澤真希

 タイトルの「ディアーナ」とは静慮、禅那を意味するサンスクリット語。1曲目のスクリャービン「アルバムの綴り」から、研ぎ澄まされた一音一音の生成、減衰を聴き取らせる間合いなど、繊細かつ自然な音楽作りで聴き手の集中力を覚醒させる。平澤真希は、「愛の夢」「トロイメライ」など、いわゆる名曲を選んではいるが、“光”のみならず“影…

【CD】ヤナーチェク:シンフォニエッタ/秋山和慶&オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ

 大阪の吹奏楽団の雄、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラに芸術顧問の秋山和慶が登壇した2月定期のライヴCDは、前半アメリカ、後半チェコの20世紀オーケストラ作品の編曲集という好プログラム。秋山の構築するサウンドには互いの信頼感と余裕が感じられ、バランスと品格を損なわずに、各楽器を活かしながら一体感も生んでいく手腕…

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