ニューイヤーをもっと楽しめる!「ワルツ王」ヨハン・シュトラウスⅡ世の“トリビア”集【生誕200年記念】

 2025年、生誕200年を迎えるヨハン・シュトラウスⅡ世(1825〜1899)。新年の一大イベント、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでは、彼を中心とするシュトラウス一家の作品が演奏されます。アンコールを飾るワルツ「美しく青きドナウ」は、クラシック・ファンならずとも誰もが一度は耳にしたことがあるはずの超有名曲です。でも……シュトラウス自身のことは意外と知らないかも? という方も多いのではないのでしょうか。
 この特集では、ヨハン・シュトラウスⅡ世にまつわる様々なトピックをご紹介! 目次から気になるタイトルをクリック、アラカルトのように“つまみ食い”できます。知ればニューイヤーコンサートがもっと楽しくなる“トリビア”の数々、ぜひお読みください!

文:宮本 明

目次

 Page 1……トップページ
Page 2……実は“ウィーン生まれ”じゃない⁉ ウィンナ・ワルツ
Page 3……会議も踊った!ウィーンのダンス熱
Page 4……J.シュトラウスⅡ世ってどんな人?――大衆音楽を芸術に高めたカリスマ
Page 5……先代はろくでなし? 骨肉あいはむ父子勝負!
Page 6……わずか18歳、鮮烈なデビュー・コンサートで大成功!
Page 7……世界を魅了した「ワルツ王」――ロシアのヨハン・シュトラウス
Page 8……1939年、ウィーン・フィル ニューイヤーコンサートがスタート

Page 9……著者プロフィール&関連記事