Tag Archive for チェロ

中木健二(チェロ)

巨匠と様々な世代のチェリストが活躍する一期一会のアンサンブル 人生で大切なことはすべてメネセスから学んだ  チェロの現代の巨匠アントニオ・メネセスが、日本のチェロ奏者7人と共演する。山崎伸子、向山佳絵子、中木健二、遠藤真理、辻本玲、伊東裕、佐藤晴真。メネセス門下でもある中木健二に聞いた。 「メネセス先生に出会ったのは2…

印田千裕(ヴァイオリン)& 印田陽介(チェロ)

知られざるデュオ作品の奥深き世界を追い求めて  ヴァイオリンとチェロといえば弦楽器の女王と王様のような花形だけれど、この2本の楽器だけの二重奏にフォーカスして活動しているデュオは珍しい。東京藝大卒業後に英国王立音楽院で学んだ印田千裕と、同じく藝大からプラハ音楽院に留学した陽介の姉弟。2012年から毎年開いているリサイタ…

堤 剛(チェロ)& 萩原麻未(ピアノ)

デュオとしての成熟度をさらに高めた二人が名曲に新たな地平を拓く  2017年5月、フランク、R.シュトラウス、三善晃の作品を収録したCDで共演し、各地でのコンサートで音楽を共有してきた堤剛&萩原麻未デュオ。チェロとピアノによる絶妙なバランスを成立させ、さまざまなレパートリー拡大に期待を抱かせた2人だが、この10月25日…

海野幹雄(チェロ)

“歌うチェロ”が心に響く  チェリストの海野幹雄が2008年から続けてきたリサイタル・シリーズが今年で12回目を迎える。昨年の第11回からはイギリスの作曲家ブリテンの3曲ある「無伴奏チェロ組曲」を1曲ずつ取り上げる企画がスタートし、今年はその第2番が演奏される。 「昨年は後期ロマン派から近代までをテーマに、第1番のイメ…

ジョヴァンニ・ソッリマ 100チェロ コンサート

前代未聞! チェロだけの巨大アンサンブルが実現!  100人のプロ&アマチュア・チェリストが集合して、パワフルかつ深みのある音楽を。そうした感動コンサートが真夏の暑さを吹き飛ばすように行われる。2012年の発足以降、ヨーロッパで話題を呼んでいるセンセーショナルなコンサート「100チェロ」が日本で初めて開催される。  そ…

【CD】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番&第9番/ウェールズ弦楽四重奏団

 第3番冒頭の2音だけで独特の空気を作り上げてしまう。ウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン・シリーズ第3弾は、最初に書かれた名品第3番と、中期の傑作第9番の組み合わせ。開放弦やフラジオレットを多用する澄み切ったトーン。1拍ごと、1音ごとに自在に伸縮するテンポ。4人の図抜けた和声感と技術、ストイックな鍛錬と研究なしには…

第147回 スーパー・リクライニング・コンサート 佐藤晴真 チェロ・リサイタル

世界水準の実力を聴く絶好の機会  決して大柄ではない体を、まるで一体と化すようにチェロに寄り添わせ、ダイナミックかつ繊細な音楽を紡ぎ出してゆく。昨年ポーランドで開かれた、第11回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで弱冠20歳にして優勝し、一躍、国際的な注目を集めている佐藤晴真が、Hakuju Hallの人気シリーズ「…

平井丈一朗チェロリサイタル

名匠の多才ぶりと高潔な演奏に耳を澄ます  2年前に傘寿を迎え、その記念公演でも衰えぬ至芸を聴かせた、チェリスト平井丈一朗。この7月には次男の平井元喜のピアノと共に、演奏活動65周年を記念する公演が開かれる。  平井丈一朗といえば、チェロの神様パブロ・カザルスに認められた、数少ないチェリストである。カザルスは平井のために…

宮田 大(チェロ)

これは必見! チェロ界の若きエースがセミナーを開催し、アンサンブルを共にする  若い音楽家の育成事業を精力的に展開するローム ミュージック ファンデーションが主催する「セミナー コンサート」にこの夏、宮田大のチェロクラスが開設される。1986年生まれ。日本のチェロ界の若きエースは、後輩たちに何を伝えるのだろう。 「自分…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

充実顕著な実力者がおくる十八番二題  「こんな協奏曲が書けるとわかっていたら、真っ先に自分が書いていただろうに!」…これは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を知った際に発したブラームスの言葉だ。ブラームスは自ら世に出した後輩に、ドヴォルザークは恩人に敬意を抱き、二人は厚い友情で結ばれていた。都響の7月A定期は、この二人の本…