Tag Archive for チェロ

ジョヴァンニ・ソッリマ 100チェロ コンサート

前代未聞! チェロだけの巨大アンサンブルが実現!  100人のプロ&アマチュア・チェリストが集合して、パワフルかつ深みのある音楽を。そうした感動コンサートが真夏の暑さを吹き飛ばすように行われる。2012年の発足以降、ヨーロッパで話題を呼んでいるセンセーショナルなコンサート「100チェロ」が日本で初めて開催される。  そ…

【CD】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番&第9番/ウェールズ弦楽四重奏団

 第3番冒頭の2音だけで独特の空気を作り上げてしまう。ウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン・シリーズ第3弾は、最初に書かれた名品第3番と、中期の傑作第9番の組み合わせ。開放弦やフラジオレットを多用する澄み切ったトーン。1拍ごと、1音ごとに自在に伸縮するテンポ。4人の図抜けた和声感と技術、ストイックな鍛錬と研究なしには…

第147回 スーパー・リクライニング・コンサート 佐藤晴真 チェロ・リサイタル

世界水準の実力を聴く絶好の機会  決して大柄ではない体を、まるで一体と化すようにチェロに寄り添わせ、ダイナミックかつ繊細な音楽を紡ぎ出してゆく。昨年ポーランドで開かれた、第11回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで弱冠20歳にして優勝し、一躍、国際的な注目を集めている佐藤晴真が、Hakuju Hallの人気シリーズ「…

平井丈一朗チェロリサイタル

名匠の多才ぶりと高潔な演奏に耳を澄ます  2年前に傘寿を迎え、その記念公演でも衰えぬ至芸を聴かせた、チェリスト平井丈一朗。この7月には次男の平井元喜のピアノと共に、演奏活動65周年を記念する公演が開かれる。  平井丈一朗といえば、チェロの神様パブロ・カザルスに認められた、数少ないチェリストである。カザルスは平井のために…

宮田 大(チェロ)

これは必見! チェロ界の若きエースがセミナーを開催し、アンサンブルを共にする  若い音楽家の育成事業を精力的に展開するローム ミュージック ファンデーションが主催する「セミナー コンサート」にこの夏、宮田大のチェロクラスが開設される。1986年生まれ。日本のチェロ界の若きエースは、後輩たちに何を伝えるのだろう。 「自分…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

充実顕著な実力者がおくる十八番二題  「こんな協奏曲が書けるとわかっていたら、真っ先に自分が書いていただろうに!」…これは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を知った際に発したブラームスの言葉だ。ブラームスは自ら世に出した後輩に、ドヴォルザークは恩人に敬意を抱き、二人は厚い友情で結ばれていた。都響の7月A定期は、この二人の本…

瞳 写 × 音

写真家・山岸 伸と佐藤倫子が写す、アーティスト・新倉 瞳とは?  昨年6月には、上賀茂神社などで撮影した“神域”の写真をステージのバックに投影し、それにあわせて平野公崇(サクソフォン)と山田武彦(ピアノ)が即興演奏を繰り広げるという、異色の企画「神と音と写」を成功させた写真家・山岸伸。  山岸は今夏、“美を追求する”写…

【CD】ライヴ・セレクション/TOKI弦楽四重奏団

 新潟にゆかりのある名手たちが、2003年から活動を継続している「TOKI」。新アルバムは東欧の作曲家たちの「知られざる名曲集」が並ぶ、意義深い1枚。演奏者の作品への共感は深く、個人技もアンサンブルもライヴとは思えない水準で、隠れた佳品の魅力を明らかにする。ドホナーニ16歳でのロマンティックな六重奏曲がこれほどの好演で…

ピアニスト・黒田亜樹とイタリアの名手たち

ピアノ・トリオで光る最先端のソノリティ  イタリアを拠点に、クラシックからジャズ、ロック、現代音楽まで、幅広く表現するピアニストの黒田亜樹。黒田は東京藝大在学中、バンドのヴォーカルとキーボーディストとしてデビューするなど、異色の経歴を持つ奏者だ。フランス音楽コンクールを制し、ジローナ20世紀音楽コンクールでは現代作品特…

【CD】Les Monologues(レ・モノローグ) 無伴奏チェロと無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集/島根朋史

 バロック・チェロとヴィオラ・ダ・ガンバ。同様に座って両足で楽器を挟むため、その弾き分けは容易に思えて、調弦や弓の運び、何よりも音楽創りの思想が全く異なり、実は非常に難しい。しかし、東京藝大・同大学院やフランスに学び、2つの楽器とモダンを操る“三刀流”の俊英・島根朋史は、あえてこの課題に挑む。17世紀フランスの謎多き鬼…