Tag Archive for 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

戦後の楽壇に大きな役割を果たした先人へのオマージュ  2019年は戦後の日本のオーケストラ界を牽引した指揮者・渡邉曉雄の生誕100年。日本フィル創設に尽力するとともに、東京藝大でも教鞭をとった渡邉は、戦後音楽の発展を導いた立役者の一人。東京シティ・フィルと常任指揮者・高関健との1月の定期演奏会は、その先達に捧げられる。…

東京シティ・フィルが2020年度定期演奏会プログラム発表

 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が、2020年度定期演奏会のプログラム速報を発表した。  全9回を予定している定期演奏会は、常任指揮者6年目を迎える高関健によるR.シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」とブラームスのピアノ協奏曲第2番(独奏:デジュー・ラーンキ)でシーズン開幕(2020.4/11)。高関は…

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

パワフルかつレアな「第九」公演  このところ東京シティ・フィルが好演を続けている。2015年常任指揮者に就任した高関健のもとでクオリティも大幅アップ。それに何より“音楽を聴かせる”意欲を感じさせる点が素晴らしい。そうした向上の成果を明確に実感できるのが年末の「第九」公演だ。昨年は高関が堅牢かつ雄弁な名演を展開したが、今…

角田鋼亮(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

「絵画」をキーワードとする入念のロシア・プロ  豊かな音響とともに、舞台の出演者との一体感も味わえる、ティアラこうとう大ホール。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団はこの会場で「ティアラこうとう定期演奏会」を開催、お手頃な価格で名作を楽しめる好シリーズとして親しまれている。  11月末には、今年からセントラル愛知交響…

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

会心のコンビが放つ、冴えた好プログラム  今春から東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任した藤岡幸夫が、早くも得意のプログラムで熱演を繰り広げてくれそうだ。  まずはヴォーン=ウィリアムズの「『富める人とラザロ』の5つのヴァリアント」。長く歌い継がれるイギリス民謡の異稿を集め、一種の変奏形式にまとめたもの。朗々と、そ…

下野竜也(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

卓越したプログラミングで聴かせるドイツ三大Bの名曲  下野竜也といえば、いわゆる名曲と演奏機会の多くない作品を絶妙に組み合わせて、それらの真価を聴かせることを得意とする名指揮者である。オッフェンバック&スッペにシェーンベルクを加えた、東京シティ・フィルの2月の定期演奏会はその好例だろう。その下野が、10月の同団の定期で…

ハインツ・ホリガー(オーボエ/指揮/作曲)

現代で最も多彩な巨人の全貌を知る  世界的なオーボエ奏者であり、指揮者・作曲家としても現代音楽界を牽引してきた、ハインツ・ホリガーの生誕80年を記念した演奏会が、今秋相次いで開催される。  1959年にジュネーヴ、61年にミュンヘンの両国際コンクールで優勝以後、オーボエ奏者として活動を続け、ヘンツェ、リゲティ、シュトッ…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

BACHが導く大編成サウンドの妙  このところ東京シティ・フィルの定期演奏会で好演が続いている。4月の高関健指揮のブルックナーも、5月の川瀬賢太郎指揮のショスタコーヴィチも、作品に対する誠意に溢れた熱演で聴く者を魅了した。指揮者とオケ一体で“音楽する”彼らのコンサートを、ぜひとも多くの人に聴いてほしいと願わずにはおれな…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019

祝15回!コアファンもビギナーも楽しめるオーケストラ真夏の祭典、その魅力を一挙紹介!  毎夏の恒例となった音楽祭「フェスタサマーミューザ」も今年で15回目。首都圏のオーケストラを同じホール(ミューザ川崎シンフォニーホール)で聴けるという画期的なこの音楽祭だが、今年もそれぞれのオーケストラと指揮者が趣向を凝らした選曲で次…

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

幕開けは得意の北欧・英国プロで華やかに  パッションの迸るダイナミックな指揮が人気の藤岡幸夫が、この4月に東京シティ・フィルの首席客演指揮者に就任した。関西フィルとの好調な共演は伝えられていたが、これからは首都圏でもその雄姿に定期的に触れることができそうだ。  就任披露となる同楽団7月定期には、自らのバックボーンを反映…