Tag Archive for 新制作

【ゲネプロレポート】東京二期会《サムソンとデリラ》

 東京二期会が2021年に放つオペラ第1弾は、サン=サーンスの《サムソンとデリラ》。当初20年4月に上演を予定していたが、コロナ禍の影響で21年1月に延期となっていた公演だ。奇しくも今年はサン=サーンスの没後100年。その記念公演でもある。 公演に先立ち1月5日に行われた福井敬、池田香織組の最終総稽古を取材した。 (2…

【ゲネプロレポート】東京二期会《メリー・ウィドー》新制作

 11月25日、東京二期会のオペレッタ《メリー・ウィドー》が開幕した。オペレッタ公演は東京二期会の「柱」のひとつであり、《メリー・ウィドー》は《こうもり》に次いで上演回数が多い人気演目だが、今回は令和の時代にふさわしい新制作の舞台だ。11月26日、28日に出演する宮本益光&腰越満美組の最終総稽古(ゲネラル・プローベ)を…

東京二期会が2021/22シーズンラインアップを発表〜創立70周年に向けての取り組み、動画配信も実施

 ベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》の公演を前日に控えた9月2日、東京二期会が主催及び共催オペラ公演の2021/22シーズンラインアップを発表した。新しく就任した公益財団法人東京二期会 理事長・清水雅彦と、同常務理事 兼 事務局長・山口毅、今年11月に上演される《メリー・ウイドー》にハンナ役で出演する嘉目真木子、来年…

オペラへ行こう! 動き出す日本のオペラ界

 日本のオペラ公演は、新型コロナウイルス感染症のため、この2月以降まったく上演されなくなってしまった。劇場という「三密」の空間と「歌う」という行為が危険視されたためだ。この間オーケストラや合唱団が実験を繰り返し、安全対策ガイドラインが設定されるなど、クラシック業界は一丸となってコンサートの再開に向けて進んできた。そして…

【ゲネプロレポート】新国立劇場《エウゲニ・オネーギン》(新制作)

 新国立劇場の2019/20シーズンが本日10月1日、チャイコフスキーの名作《エウゲニ・オネーギン》(新制作)で開幕した。同劇場は、世界の注目が日本に集まる2020年の夏、約3ヵ月にわたり様々な舞台芸術が繰り広げられる「2020新国フェス」を開催。そのため新シーズンは特別なシーズンと位置づけており、《エフゲニ・オネーギ…

新国立劇場新シーズンは、ロシア・オペラの名作《エウゲニ・オネーギン》で開幕

 新国立劇場の2019/20シーズンが10月1日、ロシア・オペラの代表作《エウゲニ・オネーギン》(新制作)で開幕する。去る9月3日、キャストとカヴァー歌手、スタッフらが集まり稽古が始まった。 (2019.9/3 新国立劇場 Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE)  レパートリーの拡充を図る大野和士オペラ芸術…

嘉目真木子(ソプラノ)

若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地  佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》…

新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』(新制作)

ユニークな発想で魅せる古典バレエの傑作  新国立劇場バレエ団は、開場20周年を記念して、シーズン開幕に、チャイコフスキーの名作『くるみ割り人形』を新制作で上演する。振付には、2014年に重厚華麗な『眠れる森の美女』を手がけたウエイン・イーグリングが再登場。『くるみ割り人形』の制作は、過去に芸術監督を務めたオランダ国立バ…