Tag Archive for 妻屋秀和

工藤和真(テノール)

歌の魅力を広めたいと願う、 期待の大型新人がカヴァラドッシ役に挑む  この8月末、東京音楽コンクール声楽部門で最高位に輝き、聴衆賞も得て話題をさらったテノール、工藤和真。中でも、名アリア〈フェデリーコの嘆き〉での悲愴感の塊のような声音が客席を揺さぶったようである。その期待のホープがこの秋、日生劇場の《トスカ》で画家カヴ…

第9回 立川オペラ愛好会 ガラコンサート「名歌手たちの夢の饗宴」

日本人歌手の最高峰を“いま聴きたい”役で!  「夢の饗宴」── 時に大げさに響くキャッチも、このキャストと曲目ならしっくりくる。例年、日本を代表する歌手たちが歌い、西東京のオペラの風物詩として定着した立川オペラ愛好会主催のガラコンサートだが、今年はとりわけ豪華である。  第1部はヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》ハイラ…

大野和士(指揮)

特別な機会に響く渾身の「第九」  世界的指揮者・大野和士は、この7月、手兵バルセロナ交響楽団と共に、Bunkamura30周年の記念公演を行う。24年ぶりに来日する同楽団はスペインの代表格の一つ。大野は2015年9月から音楽監督を務めている。 「12年に初共演した際の公演がその年のベストだったことから『ぜひ』とオファー…

東西で夏の“オペラ競演”

 7月18日から22日まで東京・上野の東京文化会館では、東京二期会がウェーバーの歌劇《魔弾の射手》を上演しているが、ほぼ同時期となる7月20日から29日まで、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センターでも同作品が上演されている。  東京二期会はハンブルク州立歌劇場との共同制作で、鬼才ペーター・コンヴィチュニーの演出によるもの…

カタリーナ・ワーグナーが語るオペラ《フィデリオ》

 新国立劇場が5月20日から、開場20周年記念特別公演としてベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》(新制作)を上演する。初日を前に、演出のカタリーナ・ワーグナー、ドラマツルグのダニエル・ウェーバーが登壇し、記者懇親会を行った。  具体的な演出プランやコンセプトには言及しないが、それでも言葉の端々にはカタリーナ・ワーグナー…

新国立劇場が開場20周年記念特別公演《フィデリオ》を新制作

 昨年10月、開場20周年の新シーズンを《神々の黄昏》で開幕した新国立劇場が5月20日から、開場20周年記念特別公演としてベートーヴェンのオペラ《フィデリオ》(新制作)を上演する。指揮はオペラ芸術監督の飯守泰次郎。フロレスタン役にステファン・グールド、レオノーレ役にリカルダ・メルベートを迎えるが、なんと言っても注目はリ…

アンドレア・バッティストーニ (指揮)

 この10月、一大オペラプロジェクトが日本列島を縦断する。ヴェルディの《アイーダ》が、札幌にオープンする札幌文化芸術劇場hitaruのこけら落としを皮切りに、神奈川、兵庫、大分の4都市で計6回上演されるのだ。この各劇場と複数の団体が共同制作するグランドオペラの指揮を執るのは人気絶頂の若きマエストロ、アンドレア・バッティ…

【読者プレゼント】東京二期会《ノルマ》および城宏憲ミニ・ライヴ&トーク

 2月27日のOTTAVA Salone『Radio ぶらあぼ』にご出演いただいたテノール、城宏憲さんが出演する東京二期会の新しいプロジェクト、コンチェルタンテ・シリーズ第一弾、ベッリーニの《ノルマ》。”映像を付したセミ・ステージ形式”という新しいスタイルにも興味が湧きます。この公演は3月17日…

都と国が共同でオペラを制作〜オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World

 東京2020オリンピック・パラリンピックにあわせ、「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」が行われる。国際的オペラプロジェクトとして、東京文化会館、新国立劇場が共同で制作、さらにびわ湖ホールと10月に開館する札幌文化芸術劇場(札幌市民交流プラザ)が連携する。去る12月、制作発表会見が都内で…

第2回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 〜声魂真剣勝負〜

ディーヴァ&ディーヴォたちの華麗なる戦い!  大晦日のあの国民的歌合戦の向こうを張って、『第1回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 〜声魂真剣勝負〜』が開かれたのは昨年9月。初開催にもかかわらず、若手からベテランまで日本を代表する歌手たちが出場し、紅組と白組各13人ずつに分かれて真剣勝負を繰り広げた。審査員は客席の観客たち(…