Tag Archive for ヴァイオリン

徳永二男(宮崎国際音楽祭音楽監督/ヴァイオリン)

スターンの意欲と情熱は、 次世代に受け継がれています  2015年、宮崎国際音楽祭は20回目という記念すべき年を迎える。改めて、第1回のプログラムを振り返ってみると、アイザック・スターンとイェフィム・ブロンフマンのデュオ・コンサート、スターンと日本人演奏家による協奏曲の夕べ、そしてヴァイオリン講習会など、現在の音楽祭に…

アナと室内楽の名手たち 〜チュマチェンコ女史とともに

世代を超えての“奏でる”喜び  アナ・チュマチェンコと言えば、ソロや室内楽で秀演を重ねて来た名ヴァイオリニストであり、今や楽壇の未来を担う第一線の奏者たちを次々に世に送り出して来た名教師でもある。その芸術に魅了され、その温かな人柄を慕う室内楽の名手たちが、開館20周年を迎えた紀尾井ホールに集結。彼女を囲んで、親密で上質…

イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)

楽譜に込められた魂やフィーリングを表現することこそ、 最も大切なのです  クラシック音楽の演奏史に滔々とした流れを形づくるヴィルトゥオーゾの系譜を受け継ぐ一方、誰が聴いてもすぐに彼のものと分かるオリジナリティあふれる演奏で、私たちを魅了し続けるヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリス。今年もまた、「訪れる度に、愛情が深ま…

チョン・キョンファ(ヴァイオリン)

ひとつのステージに命を賭ける、その思いを受け取ってください  2013年6月に来日し、15年ぶりにリサイタルを行い絶賛されたチョン・キョンファが、4年間コンビを組んでいるケヴィン・ケナーと再び来日、息の合ったデュオを披露する。 「ケヴィンとコンビを組むようになったのは、彼が演奏するショパンの『舟歌』を聴いて深い感銘を得…

レジス・パスキエ(ヴァイオリン)

大人の味が染み渡る、本流の至芸  馥郁たる香り立つノーブルなヴァイオリニストといえば、まずはレジス・パスキエが思い浮かぶ。今年70歳の彼は、有名なパスキエ一家の一員としてフランコ・ベルギー派の伝統を伝える、フランスの人間国宝的な名奏者だ。2012年トッパンホールにおけるリサイタルでは、風格と品性を湛えた唯一無二の芸を披…

庄司紗矢香(ヴァイオリン)

カシオーリと弾くとイマジネーションが膨らみます  日本でも毎年豊穣な音楽を聴かせている世界的ヴァイオリニスト・庄司紗矢香。彼女は今年5~6月、イタリアの俊才ピアニスト、ジャンルカ・カシオーリとのリサイタル・ツアーを行う。彼とは、2010、12年に続く3回目の日本公演。09年に開始したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.4

“2大B”の神髄を聴く  「バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。感情表現の基本。この2人の作曲家は過去30年の演奏生活において、私の音楽作りの核となっています」  我が国を代表するヴァイオリンの名手・堀米ゆず子は、2人の偉大な作曲家のことを、こう捉えている。  そんな彼女が愛してやまない“2大B”の佳品を、最高の…

吉田恭子(ヴァイオリン)

不安な時代に生まれた華麗な曲たち  白石光隆のピアノとの息が合った演奏と共に、こだわりのプログラムに込められたテーマも楽しみな、ヴァイオリニストの吉田恭子による紀尾井ホール・リサイタル。第15回目となる今回はヴァイオリン・レパートリーの王道ともいうべきベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」が登場する。 「毎回欠かさず聴…

岡本誠司(ヴァイオリン)

オール無伴奏に挑む期待の新星  近年、才能豊かな若手を輩出している日本ヴァイオリン界に、またも期待の新星が現れた。2014年7月にドイツの国際バッハ・コンクールで日本人初優勝を飾った岡本誠司だ。現在、東京芸大に在学中の20歳だが、インタビューでの語り口は実に明晰で温厚。コンクールでもその人柄を反映した演奏が高い評価を得…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

音楽とダンスを結ぶもの  アーティストが3年間にわたって自身の企画で公演する、彩の国さいたま芸術劇場の『現在(いま)』シリーズ。2015年2月からの第4弾には、ヴァイオリンの佐藤俊介が登場する。初回のタイトルは『ヴァイオリン × ダンス─奏でる身体(からだ)』。ダンサー柳本雅寛、アート・ディレクター田村吾郎とのコラボレ…