Tag Archive for ヴァイオリン

宮崎陽江(ヴァイオリン)

“メン・コン”と「ツィガーヌ」の核心に迫ります  スイスを拠点にヨーロッパと日本で活動を続けるヴァイオリニストの宮崎陽江。2008年から毎年、東京と札幌で行っている帰国公演が今年も行われる。これまではフランス音楽が中心だったが、今回の演目は、メンデルスゾーンの協奏曲ホ短調と、ラヴェル「ツィガーヌ」。ここでなぜドイツもの…

五嶋 龍(ヴァイオリン)

感謝の気持ちを“100パーセント以上”お返ししたい  名匠レナード・スラットキンが音楽監督に就任して以来、初の来日となるフランス国立リヨン管弦楽団。そして、2005年から音楽監督を務めている知将ケント・ナガノに率いられ、熱いラブコールに応えて再来日を果たすモントリオール交響楽団。相次いでやって来る2つの名門オーケストラ…

小林響(ヴァイオリン)のブラームス

ロマン派ソナタの最高峰を品位ある演奏で堪能  ブラームスのヴァイオリン・ソナタ3曲をまとめて聴くのは、充実した音楽体験だ。メランコリックな第1番「雨の歌」、親しみやすい第2番、劇的な第3番…と各々に個性があり、同作曲家の多様な魅力を一挙に堪能できる。むろん演奏には堅牢な技術と深い音楽性が求められるが、5月に3曲を弾く小…

ファニー・クラマジラン(ヴァイオリン)

可憐さの中に隠された骨太な音楽  しなやかさと、たくましさと。過去2回の来日では、イザイの無伴奏ソナタを核に組み立てたプログラムを披露、その可憐な容姿からは想像もつかない骨太な音楽創りで、私たちを驚かせたフランス・ヴァイオリン界の新星ファニー・クラマジラン。パリに生まれ、7歳の時にヴァイオリンを始め、11歳にしてルイ・…

イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)

現役最高齢の巨匠が紡ぐ温かな音  今年で92歳を迎えるイヴリー・ギトリスの存在は、もはや“音楽史の一部”と言い切ってしまってもいいだろう。未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生以来、海外アーティストのキャンセルが続く中、「私は、行かなければ」と直後から何度も来日を重ね、生きる勇気と喜びを与えてくれた現役最高齢のヴァ…

澤亜樹(ヴァイオリン)

花開く英国仕込みの夢  英国王立音楽院を首席で卒業し、現在は東京芸大大学院でさらなる研鑽を積む新進気鋭のヴァイオリニスト、澤亜樹。6歳でヴァイオリンを始め、東京芸大付属高校時代にイギリスへ留学、早くも世界を舞台に飛躍を始め、2006年には第17回パリ国際バッハコンクールのヴァイオリン部門で第2位入賞を果たした。10年に…

東京オペラシティ B→C 長原幸太(ヴァイオリン)

ソリストとしての若き名手の魅力が満載  満を持して登場!…というよりも、まだ出演していなかったことに驚きの方も多いかもしれない。大阪フィルの元コンサート・マスターで、現在はフリーで幅広く活躍。昨年はサイトウ・キネン・オーケストラのコンサート・マスターも務めた若き名手・長原幸太が『B→C』の舞台に立つ。  前半はJ.S.…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.2

2大作曲家の真髄に迫る  我が国を代表するヴァイオリンの名手が、自身が愛してやまない2人の偉大な作曲家の佳品を特集する、全6回からなる意欲的な取り組み《堀米ゆず子 J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju》。堀米は、その思い入れを「バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。感情表現の基本。この2人の…

諏訪内晶子 (ヴァイオリン)

メンデルスゾーンの協奏曲は、単に甘美な音楽ではありません  人気ヴァイオリニスト・諏訪内晶子が、来年3月にヴァシリー・ペトレンコ(指揮)オスロ・フィルとメンデルスゾーンの協奏曲を共演する。もちろんこの曲は「30年以上演奏している、最も演奏回数の多い作品の一つ」だ。 「印象深かったのは、テミルカーノフ&サンクトペテルブル…

セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)

父の美点を継承し、新たな道を切り開く  “フランク・ペーター・ツィンマーマンを父にもつヴァイオリニスト”。音楽は血筋と環境が重要ゆえに、この点だけでも聴く価値はある。しかしドイツが誇る同楽器の名手の子セルゲ・ツィンマーマンは、「完全なる奇跡」とまで賞賛された逸材。期待度の高さは血筋レベルを超えている。1991年生まれの…