Tag Archive for チェロ

横坂 源(チェロ)

海外で磨かれた音楽性をメンデルスゾーンで結実させる 名手8人による色鮮やかなアンサンブル  音楽家育成のためのさまざまな事業を展開している「ローム ミュージック ファンデーション」の支援を受けた若い音楽家は、これまでにすでに4,400人超。今年4回目を迎える「ローム ミュージック フェスティバル」は、彼らと、関西の学生…

伊藤悠貴(チェロ)

ラフマニノフの音楽の中に自分自身を感じます  伊藤悠貴は、日本人離れしたチェリストだ。1989年に生まれ、15歳からロンドンで暮らす彼は、英国王立音楽大学を首席で卒業し、2010年ブラームス国際コンクールで優勝。11年にフィルハーモニア管の定期でデビュー後は内外で活躍し、指揮活動も行っている。今年2月5日には、第17回…

桑田 歩(チェロ)

ショパンが愛したチェロの魅力を存分に  「ピアノの詩人」ショパンはチェロも愛した。彼の残した4曲しかない室内楽曲のうち3曲までがチェロとピアノのための作品だ。「チェロ・ソナタ」「マイヤベーアの主題による協奏的大二重奏曲」「序奏と華麗なるポロネーズ」。それらを収めたのが、NHK交響楽団(チェロ首席代行奏者)やチェロ四重奏…

伊藤悠貴が第17回 齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞

 第17回 齋藤秀雄メモリアル基金賞の受賞者が決定し、チェロ部門に伊藤悠貴が選ばれた。  同賞は、チェリスト・指揮者・教育者であった故・齋藤秀雄に因み、財団法人ソニー音楽芸術振興会(現・公益財団法人ソニー音楽財団)が2002年に創設。音楽文化の発展に貢献し、将来いっそうの活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者に贈られ…

【CD】J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 /山崎伸子

日本チェロ界の代表的名匠、山崎伸子が約10年にわたりその至芸を披露した「チェロ・ソナタ・シリーズ」。全10回中6回で弾かれたバッハ無伴奏のライヴ録音は、張りのある音色と力みの抜けた深い表現の両立がすばらしく、穏やかな佇まいからバッハへの熱い敬愛が滲み出る。特に各曲のサラバンドの渋い味わいは、一朝一夕には達し得ない境地だ…

原ハーゼルシュタイナー麻理子(ヴィオラ) & 上野通明(チェロ) × ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン) & オリヴィエ・マロン(チェロ)

俊英&達人が挑む大作&秘作  トッパンホールの魅力のひとつに、卓抜な審美眼で選ばれた演奏家たちによるオリジナル企画の室内楽がある。「原ハーゼルシュタイナー麻理子(ヴィオラ)& 上野通明(チェロ) × ダニエル・ゼペック(ヴァイオリン)& オリヴィエ・マロン(チェロ)」は、その好例だ。本公演は同ホールに出演を重ねる原と上…

【CD】バッハ&カサド/大友肇

 クァルテット・エクセルシオの要としてアンサンブルをまとめるチェロの大友肇のソロ・アルバム第二弾。バッハの無伴奏組曲第3番は、前奏曲からぶれることのない安定したテンポで聴き手を力強く引っ張っていく。旋律の内在的な方向感をとらえたナチュラルなアプローチは、クーラントのようなゆるやかな楽章でも生きる。たっぷりとした呼吸で表…

【CD】レゾナンス チェロ二重奏 /安田謙一郎&藤村俊介

 N響フォアシュピーラーとして活躍中の藤村俊介を、約半世紀にわたり我が国のチェロ界を牽引してきた安田謙一郎が支えるというパート分担による、師弟コンビのチェロ・デュオ。安田がつくり出す肩の力の抜けた空気感は名匠ならでは。その大きな構えに乗って教え子の藤村が充実の名技を聴かせる、親密さの中に緊張感が混じるいい距離感のコンビ…

安田謙一郎(チェロ)& 藤村俊介(チェロ)

師弟のチェロが織りなす親密な対話  演奏活動と後進の指導の両面で日本の音楽界を築き上げてきた安田謙一郎と、NHK交響楽団の次席奏者としてだけでなくチェロ四重奏団「ラ・クァルティーナ」などでも活躍する藤村俊介。ふたりのトップ・チェリストによるデュオ・アルバム『レゾナンス〜チェロ二重奏〜』がリリースされる。師弟の関係でもあ…

宮田 大(チェロ)

 多士済々の日本のチェロ界を牽引する若きトップランナー宮田大が、一昨年に続いて無伴奏作品のみを集めたリサイタルに挑む。最も重点を置くのが“無音”だ。 「作曲家が書いた休符の表現を大切にしたいなと思っています。映画で、スローモーションになって音が消える瞬間と同じような感覚。時間が止まるような、あの緊張感が無伴奏の魅力です…