東京フィルは角田鋼亮の指揮で、ドヴォルザークの超名曲2作に真正面から取り組む。チェロ協奏曲のソロは、まだ10代ながら、すでにブラームス国際コンクールと昨年の日本音楽コンクールを制している俊英、北村陽!小学生の頃から注目を浴び、早くもその才能を開花させている北村だが、昨年制覇したコンクール決勝で弾いたのもやはり“ドボコン”で、そこからもまた大きな進歩を見せてくれるはず。そして「新世界より」。各地のオーケストラに客演するたびに特筆すべき演奏を重ね、評価を高めている角田。充実のマエストロの深い解釈と的確なタクトで、改めてこの名曲に浸り直せるチャンス!
【Information】
東京フィルハーモニー交響楽団
大器・北村陽を迎えて贈る、角田鋼亮×東京フィル ザ・ドヴォルザーク
2024.8/10(土)15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(14:00開場/14:20~14:40 プレトーク)
指揮:角田鋼亮
チェロ:北村陽*
プログラム
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op. 104*
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調『新世界より』op. 95
●ホール座席券
S席 | A席 | B席 | |
一般 | 5,000円 | 4,000円 | 3,000円 |
友の会 | 4,500円 | 3,600円 | 2,700円 |
U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。
*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=3851
特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2024
今年で20回目の開催となる日本最大級のオーケストラの祭典「フェスタサマーミューザ KAWASAKI」。ホスト・オーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏の9団体に、初登場の佐渡裕&兵庫芸術文化センター管弦楽団、9年ぶりの吹奏楽企画となる「浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル ワールドドリーム・ウインドオーケストラ」を加えた全11団体が日替わりで登場。「夏音(サマーミューザ)!ブラボー20周年」を合言葉に熱き競演を繰り広げる。その他、小曽根真が次世代のミュージシャンたちと一夜限りのセッションを披露する「サマーナイト・ジャズ」、ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガニスト、ヨハネス・ラングによる「真夏のバッハ」、ホールアドバイザー小川典子のライフワーク「イッツ・ア・ピアノワールド」と恒例企画も充実の内容。アニバーサリーにふさわしい珠玉の19公演。ぜひ会場で聴き比べたい。