Tag Archive for チェロ

山崎伸子(チェロ)

シリーズ初のホール&共演者でさらなる高みへ  チェロの山崎伸子が2007年から毎年継続している全10回の『チェロ・ソナタ・シリーズ』は、バッハの無伴奏やベートーヴェンを始めとする主要なチェロ・ソナタを網羅的に演奏するリサイタル・シリーズだ。11月の公演で第9回となり、いよいよラストスパートだが、今回は2つの新たな変化を…

新倉 瞳(チェロ)

満を持して取りくんだ“大人の作品”  期待の若手ではなく、もはや実力派奏者の領域に足を踏み入れている。新倉瞳が約6年ぶりにリリースする待望のソロ・アルバムには、その成長の跡が、芯の通った音色と解釈で記録されている。今年5月に出演した山形交響楽団の定期演奏会(指揮は飯森範親)の模様をライヴ収録。エルガーの協奏曲、ブルッフ…

辻本 玲(チェロ)

若き名手の美音と音楽センスに酔う  俊英揃いの日本の若手チェリストの中にあっても、特に高い注目を浴びている辻本玲。フィンランドのシベリウス・アカデミーやスイスのベルン芸術大学に学び、ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで第3位入賞などの実績を引っ提げて、今年6月には日本フィルのソロ・チェロ奏者に就任した。ピアノの須…

堤 剛(チェロ)

ベテラン・トリオが魅せる「大公」  ヴァイオリンの徳永二男、チェロの堤剛、ピアノの練木繁夫。豪華な顔ぶれのトリオによるCD「ベートーヴェン:大公トリオ」がリリースされた。雄大さや気品。この作品の魅力を存分に味わえる一枚だ。最年長の堤は言う。 「私たちはよく”we speak the same musical…

フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ シリーズ45 森田啓佑(チェロ)

期待の若手が挑む骨太なプログラム  優秀で将来性あふれる若い演奏家を発掘・支援し、今後のステップとなる演奏の機会を与えようと、横須賀芸術劇場が続けているリサイタル・シリーズ「フレッシュ・アーティスツ from ヨコスカ」。今回は、昨年に全日本学生音楽コンクールと日本音楽コンクール、2つの登竜門を史上初めて連続で制し、大…

海野幹雄(チェロ)

メンデルスゾーンの「無言歌」は永遠のテーマです  2009年から続く銀座の王子ホールでのリサイタルが毎年、好評を博している海野幹雄。昨年はベートーヴェンのチェロを含む二重奏曲全10作品を1日(2部構成)で演奏する意欲的な企画を成功させ、さらなる注目を集めた。 「ひとりの作曲家に絞るのも悪くないなと思って、今年もメンデル…

安田謙一郎(チェロ)

バッハを“敬虔で日常的な祈り”のように感じる  日本チェロ界の重鎮・安田謙一郎。幼少期から桐朋学園の創始者・齋藤秀雄に師事し、その後もロストロポーヴィチ、フルニエ、カサドら錚々たる巨匠の薫陶を受けた。1966年にはチャイコフスキー国際コンクールで第3位入賞を果たし、齋藤の死後は後任として桐朋学園で後進を指導。また、サイ…

平井丈一朗(チェロ) 演奏活動60周年記念演奏会

わが音楽人生ここにあり  巨匠パブロ・カザルスの高弟であり、その精神を今に伝えながら演奏の第一線で疾走を続けてきた、チェリストの平井丈一朗が演奏活動60周年を迎え、記念の演奏会を開く。1957年から5年間、カザルスの薫陶を受けて国際的に活躍し、巨匠からは「私の後継者」と明言された平井。今回のステージでは、自作の幻想曲「…

第438回 日経ミューズサロン ミハル・カニュカ(チェロ)

無伴奏チェロが紡ぐ壮大な宇宙  これは、必聴のステージだ。陰影豊かな表現と温かな音色で聴衆を魅了するチェコの名チェリストで、精鋭集団プラジャーク・クヮルテットのメンバーとしても知られるミハル・カニュカ。日経ミューズサロンに登場し、古今の無伴奏チェロ作品を訪ね歩く旅へと聴衆を誘う。演奏で心がけていることについて「私は、緻…

ジャン・ワン(チェロ)

日中韓のスターが魂を交える渾身の三重奏  中国が生んだ世界的チェリスト、ジャン・ワンが、今年5〜6月、人気ヴァイオリニスト、神尾真由子、リーズ国際コンクールで最年少優勝を果たした韓国の俊才ピアニスト、キム・ソヌクと組んだトリオの公演を行う。  この企画は、彼の声がけで実現した。 「神尾さんは、いしかわミュージック・アカ…