Tag Archive for チェロ

クァルテット・ウィークエンド2015-2016 ロータス・カルテット 共演:ペーター・ブック(チェロ)

シューベルト晩年の偉業に浸る稀有の体験  それはベートーヴェンの「英雄」と「第九」交響曲を同じ公演で聴くようなものかもしれない。来る3月、ロータス・カルテットが、シューベルトの弦楽四重奏曲第15番と弦楽五重奏曲を披露する。これは稀に見る意欲的公演だ。彼らは、日本発祥ながら、20年以上ドイツを本拠に活動する本格派の常設四…

Music Program TOKYO プラチナ・シリーズ 2016/17シーズン

旬のクラシック&ジャズ・アーティストやあの“レジェンド”も登場!  “奇跡の音響”と称される東京文化会館の小ホールを舞台に、毎シーズン豪華なアーティストが登場する『Music Program TOKYO プラチナ・シリーズ』。2016/17シーズンのラインナップは、クラシックが3公演(第1回・第2回・第4回)とジャズが…

ロータス・カルテット

常に“いい音楽”をするための信頼感があるんです  鉄壁のアンサンブルと深遠な音楽性、そして溢れ出るパッションを武器に、日本が生んだ随一の国際的な弦楽四重奏団として、ドイツ・シュトゥットガルトを拠点に活躍する「ロータス・カルテット」。2016年春、ベートーヴェンやシューベルトを軸とするプログラムを引っ提げて、全国10ヵ所…

上村文乃(チェロ)

バッハを起点とした近現代音楽のプリズム  高校時代から内外のコンクールで入賞を重ね、現在はスイスのバーゼル音楽院で研鑽中。期待の若手チェリスト・上村文乃が、東京オペラシティの『B→C』に登場する。 「音楽は食べ物と同じ。嫌いと思ったらそこでおしまいなので、これまでは苦手な曲を進んで勉強するようにしてきました。でも今回は…

渡邊方子(チェロ)

歌心と技巧の両方で魅了するN響の人気奏者 「チェロは、音色的にも、音域的にも、歌いやすい楽器だと思います。その特性をいかし、流れるようなストーリー性のあるアルバム作りを目指しました」  そう朗らかに語るのは、チェリストの渡邊方子。2010年からNHK交響楽団の団員として活躍中なので、会場やテレビでご覧になった方も多いだ…

ガブリエル・リプキン(チェロ) with 大和田祝祭管弦楽団

渋谷で愉しむ才人と若きオーケストラの共演  この11月21日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールがオープンから5周年を迎える。これを記念して、イスラエル生まれのチェリスト、ガブリエル・リプキンと若い音楽家たちによる大和田祝祭管弦楽団が共演を果たす。  渋谷駅からのアクセスが良好な中規模ホールとして知られる同ホール…

山崎伸子(チェロ)

シリーズ初のホール&共演者でさらなる高みへ  チェロの山崎伸子が2007年から毎年継続している全10回の『チェロ・ソナタ・シリーズ』は、バッハの無伴奏やベートーヴェンを始めとする主要なチェロ・ソナタを網羅的に演奏するリサイタル・シリーズだ。11月の公演で第9回となり、いよいよラストスパートだが、今回は2つの新たな変化を…

新倉 瞳(チェロ)

満を持して取りくんだ“大人の作品”  期待の若手ではなく、もはや実力派奏者の領域に足を踏み入れている。新倉瞳が約6年ぶりにリリースする待望のソロ・アルバムには、その成長の跡が、芯の通った音色と解釈で記録されている。今年5月に出演した山形交響楽団の定期演奏会(指揮は飯森範親)の模様をライヴ収録。エルガーの協奏曲、ブルッフ…

辻本 玲(チェロ)

若き名手の美音と音楽センスに酔う  俊英揃いの日本の若手チェリストの中にあっても、特に高い注目を浴びている辻本玲。フィンランドのシベリウス・アカデミーやスイスのベルン芸術大学に学び、ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで第3位入賞などの実績を引っ提げて、今年6月には日本フィルのソロ・チェロ奏者に就任した。ピアノの須…

堤 剛(チェロ)

ベテラン・トリオが魅せる「大公」  ヴァイオリンの徳永二男、チェロの堤剛、ピアノの練木繁夫。豪華な顔ぶれのトリオによるCD「ベートーヴェン:大公トリオ」がリリースされた。雄大さや気品。この作品の魅力を存分に味わえる一枚だ。最年長の堤は言う。 「私たちはよく”we speak the same musical…