Tag Archive for クラリネット

吉田 誠(クラリネット) & 小菅 優(ピアノ) 名手2人が醸し出すロマン派作品の晩秋の味わい

新譜『ブラームス:クラリネット・ソナタ/シューマン:幻想小曲集ほか』で共演  秋の気配が深まってくると、「ああ、また今年も聴いてみたいな」と思う作品がある。それがブラームスの晩年の作品群だ。何回かのイタリア旅行、そして交響曲第4番のような大作を書き終えた後の1890年に、57歳のブラームスは作曲活動を断念し、自作の整理…

アーティストメッセージ(36)~現田茂夫/赤坂達三

現田茂夫(指揮) 現田茂夫です! 皆様如何お過ごしでしょうか? 私も2月15日に演奏会をしたのを最後に、楽譜から遠ざかっております。 今はもっぱら家中の整理、清掃に明け暮れ、大好きなゴルフを楽しむため自宅で鍛えています。 皆様ご存知の通り、愛する伴侶が先立ち 整理するにはもってこいの日々です。 落ち着いて物を考えるには…

東京オペラシティ B→C 勝山大舗(クラリネット)

クラリネットで拓く時空を超えたプログラム  東京オペラシティの名物企画「B→C バッハからコンテンポラリーへ」、その第222回に登場するのは都響のクラリネット奏者、勝山大舗。  プログラムは多彩だ。前半のコンセプトは「対話」。バッハの時代にクラリネットはまだない。そこで選ばれたのが無伴奏フルートのためのパルティータ イ…

イェルク・ヴィトマン(クラリネット) with クァルテット・エクセルシオ

第一線の作曲家兼スーパー・クラリネット奏者が日本の俊英たちと競演  あらゆる楽器に精通し、オペラから室内楽まで、質・量ともに驚異のペースで創作活動を続ける現代作曲界のスーパースター、イェルク・ヴィトマンは、また優れたクラリネット奏者として、この楽器のために書かれた作品に名演を残してきた。  3回目となるトッパンホールで…

三界秀実(クラリネット)

クラリネットの響きの違いを存分に味わえる一枚   東京都交響楽団の首席クラリネット奏者として活躍し、「トリトン晴れた海のオーケストラ」にも参加、また、ソロでもアンサンブルでも活動を続ける三界秀実が2枚目となるソロ・アルバムをリリースする。題して『アーベントリート』。ロマン派の作品を中心に収録した。 「このアルバムを作ろ…

【CD】山本裕之作品集 輪郭主義

 ある楽器がピアノの音に対して四分音をぶつけると、なぜか本来調律が固定されているはずのピアノの音が狂ったように「ずれて」聴こえる。この現象の追求のため山本裕之がベリオの「セクエンツァ」シリーズよろしく様々な楽器を用いて不定期な連作としたのが「輪郭主義」。実際、これを聴くと相当にたまげる。楽器によってその“狂い具合”に差…

東京音楽コンクール入賞者リサイタル コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット)

最強のコンビで最強のエンターテインメントを!  ハンガリー出身のクラリネット・ソリストで、現在は日本を拠点に活躍するコハーン・イシュトヴァーン。2013年の東京音楽コンクール第1位受賞「入賞者リサイタル」を2月に開催する。共演ピアニストはハンガリー人の母をもち6歳からハンガリーで学んだ人気の名手、金子三勇士。チラシのキ…

アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)

クラリネット界のスターが名門オーケストラと織りなす濃密なコラボレーション  ベルリン・フィル首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマー。父エルンスト、兄ダニエルはともにウィーン・フィルの首席クラリネット奏者という“クラリネット・エリート”だ。11月、初来日のスイスの老舗オーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコ…

松本健司(クラリネット)& 齋藤真知亜(編曲/ヴァイオリン)

 N響の首席クラリネット奏者・松本健司と、同楽団の第1ヴァイオリン次席奏者・齋藤真知亜率いるマティアス・ストリングスが、CD『モーツァルト:クラリネット五重奏曲&クラリネット協奏曲』をリリースする。これは「弦楽四重奏版『レクイエム』(齋藤編曲)の延長線上で、モーツァルト後期作品の醍醐味を味わっていただく」(松本)のがコ…