Tag Archive for アンサンブル・ノマド

アンサンブル・ノマド 第70回定期演奏会 ともに生きるVol.2 〜未来につなぐ〜

委嘱3作、そしてキッズとの共演が導く音楽の“その先”  現代音楽専門の団体、と言うだけではアンサンブル・ノマドの説明にはならない。保守本流やらポストモダンなんて言説なぞどこ吹く風、文字通り「遊牧」民のような自在さで多種多様な音楽に遊ぶ当グループ。  来る10月9日には「ともに生きるVol.2〜未来につなぐ〜」のタイトル…

アンサンブル・ノマド 第69回定期演奏会 ともに生きる Vol.1 〜うたう過去、うたう土〜

それぞれの時代を生きた“人”のまなざしにじっと耳を傾ける  斬新なプログラム・ビルディングで現代音楽シーンを刺激するアンサンブル・ノマド。9月に延期となった第69回定期では、「うたう過去、うたう土」をテーマに据えたプログラムを披露する。  その心はずばり、“死者の存在を感じる”だ。当代きってのパフォーマー、メゾソプラノ…

アンサンブル・ノマド 第69回定期演奏会 ともに生きる Vol.1 〜うたう過去、うたう土〜

それぞれの時代を生きた“人”のまなざしにじっと耳を傾ける  斬新なプログラム・ビルディングで現代音楽シーンを刺激するアンサンブル・ノマド。6月定期は「うたう過去、うたう土」をテーマに据えたプログラムを披露する。  その心はずばり、“死者の存在を感じる”だ。当代きってのパフォーマー、メゾソプラノの波多野睦美の透き通った声…

アンサンブル・ノマド 第68回定期演奏会 「出会い」Vol.3 〜出会いの共振〜

若手からベテランまで、作曲家たちの個性がシンクロする一夜  1931年生まれの松平頼暁から、81年生まれの坂田直樹まで、世代を超えて響きと色彩が飛翔し、交歓しあうコンサートである。若い世代では坂田の「胞子Ⅱ」の世界初演、そして今もっとも多忙な藤倉大(1977〜)の「三味線協奏曲」の室内楽版日本初演がひかえている。高い技…

アンサンブル・ノマド 第67回定期演奏会

様々なめぐりあいが未知の音楽を生む  ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まり、斬新なプログラムで活動を続けるアンサンブル・ノマド。その第67回定期演奏会は、フルート奏者で作曲家の木ノ脇道元によるプロデュースで開催される。  公演は「出会いVol.2 〜呼び交わす頌歌〜」と題され、マーラーと李白、藤倉大とディキンソン…

“Born Creative” Festival(ボンクリ) 2019

子どもも大人も“新しい音楽”に夢中になる一日  今年も「ボンクリ・フェス」が開催される。「ボンクリ」とは Born Creative、人は生まれながらにして創造的という意味。東京芸術劇場を会場に開催される、世界中の「新しい音」を聴ける1dayフェスティバルだ。作曲家の藤倉大がアーティスティック・ディレクターを務める。 …

“Born Creative” Festival 2018、歌劇《ソラリス》、「藤倉大 個展」

この秋、藤倉大の芸術に触れる “音楽を聴く”環境  声で、楽器で、コンピュータで音楽を生みだす。生みだすのはこれら、広義のメディア=媒体だが、その発音を司るのは人だ。メディアと人とが結びついて音楽が生まれる。つながりをつくるのが演奏家であり、場を設定するのが作曲家。そんなふうにみてみたらどうだろう。  藤倉大、15歳で…

アンサンブル・ノマド 第63回 定期演奏会 超える Vol.1 外に向かって

耳を澄まして未知の世界へ意志を向ける  現代音楽シーンをリードするアンサンブル・ノマドが、「超える」と題したシリーズをスタートさせる。ノマドとは広野を移動する遊牧民のことだから、「超える」は彼らのアイデンティティの根幹をなす概念といえよう。今回のサブタイトルは「外へ向かって」だが、「難解な作品にじっと耳を澄まし、自分の…

結成20周年記念 “饗宴”〜メンバーによる協奏曲集〜 Vol.3 アンサンブル・ノマド 第61回 定期演奏会

記念シリーズは個性際立つコンチェルトで    アンサンブル・ノマドは、楽器編成から奏法まで作曲家の様々な要望に自在に対応できるフレキシブルな団体として現代音楽界をリードしてきた。今年結成20年目を迎えるが、聴き手を楽しませる企画力も長きにわたる支持を勝ち得たその魅力の一つだ。  記念シーズンに彼らが贈るのは「“饗宴(シ…