Tag Archive for アンサンブル・ノマド

“Born Creative” Festival 2018、歌劇《ソラリス》、「藤倉大 個展」

この秋、藤倉大の芸術に触れる “音楽を聴く”環境  声で、楽器で、コンピュータで音楽を生みだす。生みだすのはこれら、広義のメディア=媒体だが、その発音を司るのは人だ。メディアと人とが結びついて音楽が生まれる。つながりをつくるのが演奏家であり、場を設定するのが作曲家。そんなふうにみてみたらどうだろう。  藤倉大、15歳で…

アンサンブル・ノマド 第63回 定期演奏会 超える Vol.1 外に向かって

耳を澄まして未知の世界へ意志を向ける  現代音楽シーンをリードするアンサンブル・ノマドが、「超える」と題したシリーズをスタートさせる。ノマドとは広野を移動する遊牧民のことだから、「超える」は彼らのアイデンティティの根幹をなす概念といえよう。今回のサブタイトルは「外へ向かって」だが、「難解な作品にじっと耳を澄まし、自分の…

結成20周年記念 “饗宴”〜メンバーによる協奏曲集〜 Vol.3 アンサンブル・ノマド 第61回 定期演奏会

記念シリーズは個性際立つコンチェルトで    アンサンブル・ノマドは、楽器編成から奏法まで作曲家の様々な要望に自在に対応できるフレキシブルな団体として現代音楽界をリードしてきた。今年結成20年目を迎えるが、聴き手を楽しませる企画力も長きにわたる支持を勝ち得たその魅力の一つだ。  記念シーズンに彼らが贈るのは「“饗宴(シ…

ボンクリ・フェス2017 “Born Creative” Festival 2017

子どもと大人が最高にクリエイティヴになれる日  東京芸術劇場を会場として5月4日に開催される1日だけのフェスティバルが「ボンクリ・フェス2017」。作曲家・藤倉大がアーティスティック・ディレクターを務め、コンサートホールでのスペシャル・コンサートを中心に、ワークショップやデイタイム・プログラムなど、多彩なメニューが用意…

アンサンブル・ノマド 第50回定期演奏会 再生へ vol.1

自由な感性がつかんでくるバランス感覚  現代音楽の世界では三管編成とか弦楽四重奏といった定型ではなく、さまざまな編成で自由な表現を追求するという傾向が1970年代以降、世界的に広まった。特殊奏法にも対応できる実力をもった奏者たちが曲によってアンサンブルを変え、時には作曲家と議論しながら新しい表現を作る。東京でも90年代…

第16回 別府アルゲリッチ音楽祭

クレーメルも登場する“出会いの場”  マルタ・アルゲリッチという、とびきりチャーミングな天才音楽家のもと、これまで数々の音楽家が集い、素晴らしい音楽を生み出してきた別府アルゲリッチ音楽祭。16回目の開催を迎える今回は、原点である『ミーティングポイント〜出会いが創るもの』をテーマに掲げ、驚きに満ちた演奏会を展開する。  …