Tag Archive for 新国立劇場合唱団

【ゲネプロレポート】新国立劇場《アルマゲドンの夢》〜これぞ日本から世界に発信されるべき新作オペラ

 新国立劇場で、藤倉大の新作オペラ《アルマゲドンの夢》が2020年11月15日に世界初演を迎えた。入国制限緩和のタイミングに間に合い、海外からのキャストや演出家が当初のスケジュールよりも早めに来日し、14日間の自主隔離を実施後、リハーサルを開始。リモートでのミーティングやリハーサルも適宜取り入れつつも、キャストやスタッ…

藤倉 大(作曲)

近未来ディストピア映画的な、目が離せないオペラが誕生  いよいよこの秋最大の話題作のひとつ、藤倉大作曲による、新国立劇場・委嘱新作オペラ《アルマゲドンの夢》(H.G.ウェルズ原作、ハリー・ロス台本、リディア・シュタイアー演出、大野和士指揮)の世界初演が間近に迫ってきた。  ロンドンの自宅の藤倉大にリモートで話を聞くと、…

【Blu-ray】びわ湖ホール プロデュースオペラ ワーグナー:《ニーベルングの指環》第3日《神々の黄昏》

 公演直前にコロナで中止になり、無観客ライブ配信され話題になった舞台。ハンぺの演出は本来の作品世界をストレートに再現したが、最新投影技術により華麗な仮想空間に仕上がっている。ブリュンヒルデのミュター、ハーゲンの妻屋など歌唱陣の健闘もさることながら、ワーグナーに継続して取り組んできた沼尻&京響が熱気の立ち上る力演を全編に…

「音楽を安心して演奏&鑑賞できる環境」探る、クリーンルームの飛沫測定

クラシック音楽公演運営推進協議会と日本管打・吹奏楽学会が長野県で  日本の音楽界もオーケストラを皮切りに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に注意をはらいながらの演奏活動を開始した。舞台上の奏者の配置や客席の間隔など「社会的距離の設定(ソーシャル・ディスタンシング)」の部分では、まだ手探りの状態で主催者ごとに…

スペランツァ・スカップッチ(指揮)

プッチーニが書いた通りのテンポで演奏するとドラマがますます生きてきます  近年クラシックの音楽界でも女性指揮者の活躍が目立つようになってきた。その中でも世界の劇場で著しい活躍をしているのがスペランツァ・スカップッチだ。ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界を駆け巡っている彼女が今年の東京・春・音楽祭に登場し、プッチーニのオ…

2020年3月発売のおすすめチケット情報

■3/7(土)発売 第22回 別府アルゲリッチ音楽祭 音楽とSDGs 〜未来と出会うために 2020.5/9(土)〜5/28(木) [別府]しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ [大分]iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂 [東京]東京オペラシティ コンサートホール 主な出演者 マルタ・アルゲリッチ …

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

還暦のシェフが贈るブリテン異色の大作とフランス管弦楽の名品  大野和士は近現代の「もっと聴かれるべき名曲」の紹介に執念を燃やし、私たちの耳を開いてきた。イギリスの大家ベンジャミン・ブリテンも「戦争レクイエム」をはじめ積極的に取り上げてきたが、都響3月定期には作曲家35歳時の大作「春の交響曲」が登場する。  1948年か…

アンドレア・バッティストーニ(指揮)

熱望していた「幻想交響曲」の指揮が東京フィルで実現  この秋には東京に約1ヵ月半滞在したバッティストーニ。もはや彼の活動には日本での生活がしっかり組み込まれているようだ。 「さすがに、自分を日本人だと感じることはまだありませんが(笑)。でも、毎年長い期間を日本で過ごしているので、“お客さん気分”はどんどん少なくなってい…

【ゲネプロレポート】新国立劇場《エウゲニ・オネーギン》(新制作)

 新国立劇場の2019/20シーズンが本日10月1日、チャイコフスキーの名作《エウゲニ・オネーギン》(新制作)で開幕した。同劇場は、世界の注目が日本に集まる2020年の夏、約3ヵ月にわたり様々な舞台芸術が繰り広げられる「2020新国フェス」を開催。そのため新シーズンは特別なシーズンと位置づけており、《エフゲニ・オネーギ…

【ゲネプロレポート】オペラ夏の祭典《トゥーランドット》が開幕!

スペクタクルだが細部で作り込まれた、全方位に隙のない圧倒的な舞台 取材・文:香原斗志 撮影:寺司正彦  新国立劇場のオペラ芸術監督、マエストロ大野和士の総合プロデュースの下、東京文化会館と新国立劇場が初めてタッグを組んで上演される「オペラ夏の祭典2019‐20 Japan↔Tokyo↔Wor…