Tag Archive for 三ツ橋敬子

第17回東京音楽コンクール本選結果

 8月22日から26日にかけて、東京音楽コンクールの本選が東京文化会館で開催され、各部門の入賞者が決定した。今年は、木管、ピアノ、声楽部門が実施された。 【木管部門】 第1位:瀧本実里(フルート) 第2位:八木瑛子(フルート) 第3位および聴衆賞:亀居優斗(クラリネット) 入選:佐藤京香(オーボエ)、清水伶(フルート)…

CD『西村朗 四神/インデアミューレ+いずみシンフォニエッタ大阪』

 「四神」は音域の違う4種のオーボエ属楽器を楽章ごとに吹き分けるという、奇想天外のアイディアが聴かれる。四季と結びついた禍々しい神獣を、ヴェテランのオーボエ奏者トーマス・インデアミューレがグリッサンドや微分音程も駆使して描き分ける。「沈黙の秋」では、どこか物悲しい表情を湛えたオーボエがピアノ(岡田博美)と対峙しながら、…

三ツ橋敬子の新 ♡ 夏休みオーケストラ!

オペラやバレエの名場面からカウンターテナーの妙技まで贅沢なコンテンツ!  神奈川県立音楽堂が三ツ橋敬子、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共に贈る子どものためのコンサート企画。今年は県立音楽堂が改修工事中のため、よこすか芸術劇場に場所を移して開催される。よこすか芸術劇場といえば、オペラハウス仕様ということで、今年はオペラ…

東京ニューシティ管弦楽団 生誕100年記念 バーンスタイン アメリカン・シアターミュージック

バーンスタインのヒットメロディを存分に  東京ニューシティ管弦楽団は、今年生誕100年を迎える、米国が生んだ偉大な指揮者&作曲家、レナード・バーンスタインの作品を8月の定期演奏会でとりあげる。公演日である8月5日は奇しくもバーンスタインが1985年に被爆40年を悼む「平和コンサート」を開くため、広島を訪れていた日でもあ…

柴田智子(ソプラノ)

バーンスタインがあって今の私があるのです  アメリカ音楽の魅力を伝える第一人者として、クラシックというジャンルを超えて活躍するソプラノ、柴田智子にとって、ニューヨークでのレナード・バーンスタインとの出会いがキャリアの原点だった。 「当時、ミュージカル『キャンディード』のグネゴンデ役に苦戦していた私に、“まずはオペラ歌唱…

ローム ミュージック フェスティバル 2017

世界を舞台に活躍する名手たちによる豪華な共演  公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションの支援で世界に羽ばたいていった音楽家たちが集結する「ローム ミュージック フェスティバル」が、今年もロームシアター京都で開催される。短期間ながら聴き逃せない豪華公演ばかりで、以下駆け足でご紹介していきたい。  初日(7/1…

軽井沢大賀ホール 2017 春の音楽祭

 “高原の響きの殿堂”として親しまれている軽井沢大賀ホールが、2005年のオープン時から続けている「春の音楽祭」。今や、ゴールデンウィークを舞台に、光あふれる季節の到来を告げる風物詩として、すっかり地元に定着している。  今年の音楽祭は、2009年にロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールを日本人として初めて制し、今や…

第1回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦

豪華歌手陣が繰り広げる真剣勝負!  日本を代表するオペラ歌手が一堂につどい、男女に分かれて得意の歌を披露する〜そんなコンサートといえば、NHKが主催する『ニューイヤーオペラコンサート』が有名だ。“オペラの紅白”とも呼ばれるが、元祖『紅白歌合戦』との最大の相違点は、勝ち負けがつかないことだろう。  きちんと勝敗がつく、オ…

三枝成彰(作曲)

 日本を代表する作曲家、三枝成彰(1942年生まれ)は35歳でモノオペラ《好色一代女》を書いて以降、2013年初演の《KAMIKAZE―神風―》まで、公式ウェブサイトで自ら分類しただけでも12作のオペラを完成している。中でもプッチーニの傑作《蝶々夫人》の続編として本編のちょうど1世紀後、2004年に初演した《Jr.(ジ…

三ツ橋敬子(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ここでしか味わえないマル秘イタリア・メニュー  オペラの大家によるオペラ以外の作品だけを聴く。この興味深いプログラムが、三ツ橋敬子指揮による東京シティ・フィルのティアラこうとう定期で実現する。曲は、プッチーニとヴェルディの弦楽四重奏曲の弦楽合奏版にプッチーニの「グローリア・ミサ」。イタリアのペドロッティ国際指揮者コンク…