Tag Archive for ソプラノ

アーティストメッセージ(49)~佐藤美枝子(ソプラノ)

 日本全国に緊急事態宣言が発令されて幾日も経ちました。まだまだ終息の目処が立たないまま、私達音楽家もいつもとは違う日常を過ごしています。日々の努力を決して怠ることなく、しかし、このような時だからこそ、本来のあるべき姿である、人間らしい時間を過ごす事しかありません。  世界中が予期せぬテロに遭ったような時代に入っても尚、…

アーティストメッセージ(34)~篠﨑靖男/安藤赴美子

篠﨑靖男(指揮)  数カ月前までは、当たり前のように生活をし、指揮をし、自由に海外でも活動しておりました。そして、当然の如く、満足だけでなく、同時に不満も持って生きていました。ところが、今となっては、本当に幸せだった事が良く分かりました。終息後は、不安なく家族と生活をし、自由に友人と会い、指揮を出来る事のありがたさを大…

アーティストメッセージ(23)~半田美和子(ソプラノ)

 世の中の大変容、人間の可能性を見てみたい。朝、目覚めることが出来る度に、尊厳を持って生きられる幸運と偶然に感謝しつつ、生へのエネルギーが未だかつてなく湧いているのを感じます。  置かれた条件の中で出来得ることを淡々とやる、そのことにはやはり変わりがないのだなぁとも、あらためて思います。変わってゆくもの、変わらずにゆく…

追悼 ミレッラ・フレーニ(1935-2020)

「成功というのは、劇場で喝采を受けるだけではありません。自分の中でバランスを保つことです。私はそれを見つけました! 自分の中に調和があって、自分を愛している。これが最高の成功です。私は歌う時、みなさまにこのことを伝えたいと歌っているのです」  ミレッラ・フレーニには3度インタビューする機会に恵まれた。いつも穏やかで気取…

佐藤美枝子(ソプラノ)& 西村 悟(テノール)

春の訪れにふさわしい華麗なるデュオ・リサイタル  爽やかな歌のハーモニーが3月のみなとみらいを包み込む。チャイコフスキー国際コンクールの優勝者、ソプラノの佐藤美枝子と、バスケットボールで身体を鍛え、声も歌心も豊かなテノールの西村悟が、ジョイント・リサイタルを開催。プログラムはオペラやミュージカルの名曲に日本語の歌など盛…

角田祐子(ソプラノ)

ビューヒナーとリームが作り出す深淵な世界を歌う  「現代オペラを歌うとき、歌い手は曲を頭で構築するのではなく、現代音楽だからこそ自らが自由になり、テキストを感情とともに表現して初めて聴衆の皆さんの心に語りかけることができると思います」と語るドイツ在住のソプラノ、角田祐子が、1月の東京交響楽団の定期演奏会に再登場する。長…

美内すずえ(漫画家)× 小林沙羅(ソプラノ)

あの阿古夜が歌う! 絶大な人気を誇る名作少女マンガがオペラ化された!!  日本オペラ協会が2020年初春に放つスーパーオペラ《紅天女》。大ヒット少女マンガ『ガラスの仮面』の作中劇として知られるこの作品のオペラ化が発表されるや、オペラ界のみならず、ミュージカル・ファンやマンガ・ファンからも熱い視線を浴びている。『ガラスの…

【出演者変更】大村博美(ソプラノ) & アルベルト・ヴェロネージ(ピアノ)

“世界の蝶々さん”の声と表現に酔いしれる  数多いる日本人歌手のなかでヨーロッパで認められた人は、残念ながら少ない。例外の一人が大村博美である。評価の高いプッチーニ《蝶々夫人》はすでに世界各地で100回以上歌っており、昨年と今年はプッチーニの聖地にも呼ばれた。プッチーニが暮らしたイタリアのトッレ・デル・ラーゴにおけるプ…

柴田智子(ソプラノ/ヴォーカル) Intelligible/Free/Lovely 自由で素敵なコンサート〜発掘と再発見

ジャンルを超えてソウルフルな歌を!  演目が〈トゥーランドット〉〈アラジン〉〈ラ・ラ・ランド〉〈パプリカ(米津玄師)〉と並んでいて、何事かと驚いてしまいそうになったが、出演者の欄に柴田智子の名を見つけて納得した。レナード・バーンスタインからの助言でオペラに目覚め、日米などのオペラハウスで主役を演じてきた正真正銘の世界的…

天羽明惠(ソプラノ)

名門アンサンブルとの共演で映えるベルカント  この秋来日するイ・ムジチ合奏団とソプラノの天羽明惠が初めて共演する。 「あの『四季』のイ・ムジチとの共演と聞いて、何がいいかなと思い、ヘンデルとモーツァルトにしました。私自身はバロックのスペシャリストではなく、オールマイティに活動したいと思っていますが、バロック音楽は、戸田…