Tag Archive for オーボエ

ハインツ・ホリガー(オーボエ/指揮/作曲)

現代で最も多彩な巨人の全貌を知る  世界的なオーボエ奏者であり、指揮者・作曲家としても現代音楽界を牽引してきた、ハインツ・ホリガーの生誕80年を記念した演奏会が、今秋相次いで開催される。  1959年にジュネーヴ、61年にミュンヘンの両国際コンクールで優勝以後、オーボエ奏者として活動を続け、ヘンツェ、リゲティ、シュトッ…

【CD】オーボエとイングリッシュホルンのために/池田昭子&金子亜未&和久井仁

N響の奏者2人と弟子にあたる新日本フィル首席奏者のトリオによる初のCD。ベートーヴェンの2曲を含む全てがオーボエ2本+イングリッシュホルンのオリジナル作品だが、この編成の曲がこれだけ書かれている事実を充分納得させる好アルバムだ。冒頭のカーの作品から妙なる音色とその交錯に引き込まれ、ボザの作品のまさに牧童の笛の如き素朴な…

吉井瑞穂(オーボエ)

世界的に活躍する名手が古楽奏者との共演で聴かせるバロックの世界 昔からバロックは大好きだったんです  ベルリン・フィルのエキストラ奏者等を経て、現在はマーラー室内管弦楽団の首席の任にあり、これまでに共演した指揮者はアバド、ヴァント、アーノンクール、ラトル。その上、世界の名だたるホールでリサイタルやスター音楽家たちとの共…

池田昭子(オーボエ)

“すべてを出し切った”渾身の無伴奏アルバム  人気のオーボエ奏者・池田昭子3年ぶり7枚目のソロ・アルバムは『パルティータ〜無伴奏オーボエ作品集〜』。J.S.バッハ「パルティータ BWV1013」、テレマン「12のファンタジー」より6曲、C.P.E.バッハ「無伴奏ソナタ Wq.132」と、無伴奏のバロック作品を中心に集め…

中村あんり(オーボエ)

フレンチ・オーボエの魅力を伝える新星がアルバムデビュー  シーン注目の中村あんりが5月に待望の初アルバムをリリースする。実は12歳からサックスを学び、数々の国際コンクールでの優勝を経てパリ国立高等音楽院に首席入学を果たした彼女は、在学中にオーボエに転向したという異色の経歴の持ち主。 「古典を学びたくて紹介されたオーボエ…

ハインツ・ホリガーの大作《スカルダネッリ・ツィクルス》を日本初演

コンポージアム 2017  毎年ひとりの作曲家が審査を手がける武満徹作曲賞を軸に開催される、東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム」。今年はオーボエの名手としても知られるハインツ・ホリガーを迎え、彼を特集したコンサートと作曲賞演奏審査が行われる。  バロック音楽から自作を含む現代作品まで稀代の奏者として名演を…

第3回 レゾナンス〈鎌倉のひびき〉コンサートシリーズ2017

古都で楽しむ名手たちのアンサンブル  春の古都・鎌倉で音楽を。この街の財産ともいえる寺社などを会場としたコンサートシリーズが行われているのをご存知だろうか。「レゾナンス〈鎌倉のひびき〉」と題されたこの小さな音楽祭は、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席オーボエ奏者として活躍する吉井瑞穂を中心に、市内出身の有志たちが…

宮村和宏(オーボエ)

CD&ライヴで伝えるオーボエの新たな音世界  東京佼成ウインドオーケストラのオーボエ奏者として無類の存在感を発揮している宮村和宏。ソロや室内楽でも活躍する名手が、デビュー20周年を迎えて、1月には新アルバム『マジック・オーボエ』をリリースし、2月に記念リサイタルを行う。  新譜の中心を成すのは、前作で魅せたヴィルトゥオ…

第456回 日経ミューズサロン ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)と仲間たち

オーボエ四重奏の極意に触れる一夜  ベルリン・フィル首席として名を馳せ、現在も“世界最高のオーボイスト”として君臨する一方、近年は指揮者としても、卓越した手腕を発揮しているハンスイェルク・シェレンベルガー。選りすぐりの名手を結集して、日経ミューズサロンのステージでオーボエ四重奏の極意を披露する。共演には、ニューヨークを…

アンサンブル・レゾナンツ with イエルーン・ベルワルツ(トランペット)

体験したことのない響きの世界へ  ドイツ、いや全ヨーロッパから先鋭的な芸術家が集まるハンブルクにあって、“最も独創的な演奏集団”と評されるのが、「アンサンブル・レゾナンツ」。そのグループ名の通り、過去と現在の作品を互いに共鳴(レゾナンツ)させ、時にコンサートホールも飛び出し、独創的な音楽空間を形創る。初来日のステージで…