岡田美和(ピアノ)室内楽シリーズ ヴィオラ&ピアノのデュオ・コンサート

2人の名手がぬくもりに満ちた親密なアンサンブルを紡ぐ

左:岡田美和 右:松実健太

 音楽を奏でる喜びで、ホールが満たされる――。実力派ピアニストの岡田美和が続けている「室内楽シリーズ」。今回は1994年にイギリス・ターンブリッジウェルズ国際コンクール弦楽器部門を制するなど実績を重ね、国際的な活躍を続けるヴィオラの松実健太を迎えて、珠玉の名曲を温かな音色で紡ぐ。
 岡田は、桐朋学園大卒業後の89年にデビュー。ローマでポーランド国立クラクフ放送交響楽団と共演するなど、ソリストとして国際的に活躍。一方で、母校で弦楽伴奏研究員を務めた経験もあり、室内楽にも精力的に取り組んでいる。一方の松実は、桐朋学園大から英国王立音楽院に学び、国内外で美技を披露し続けている。
 2年ぶりとなる共演。今回は、チェロ作品から編曲された、ベートーヴェンのソナタ第3番と、ヴィオラとピアノのための作品の最高峰であるシューマン「おとぎの絵本」が軸に。ここへ、元々は4手ピアノのための「小組曲」や、歌曲から「美しき夕暮れ」「ロマンス」と、ドビュッシーの佳品の名旋律が添えられる。
文:笹田和人

2018.6/9(土)14:00 音楽の友ホール
問:ナミ・レコード03-3440-5542
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