平山素子が身体表現と音楽についてのワークショップを開催〜「OPERA ART ACADEMIA 2018」

ぶらあぼ2018年7月号

嘉目真木子(ソプラノ)

新倉 瞳(チェロ)× 尾上松也(歌舞伎俳優)

ニュース

【社員募集(通年採用)】株式会社東京MDE

クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」を発行する株式会社東京MDEでは、業務拡大のため新しい力を求めています。 現在募集中の職種は以下の通りです。   現在募集中の職種は以下の通りです。   ①総務・人事・経理業務を担う管理部 → エントリーはコチラ ◇業務内容: 社内の経理を中心とした管理業務、経営陣と…

日本フィルハーモニー交響楽団が首席指揮者ピエタリ・インキネンとの契約延長を発表

 日本フィルハーモニー交響楽団は、首席指揮者ピエタリ・インキネンとの契約延長を6月15日、都内で行われた会見で発表した。延長期間は2019年9月より21年8月までの2年間。 (2018.6/15 東京都内 Photo:S.Ito/Tokyo MDE) インキネンは、09年より同団首席客演指揮者に就任、シベリウスなど母国…

ローム ミュージック ファンデーションが、2018年度の事業内容を発表

 ローム株式会社(本社:京都市)が支援する公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション(京都市)が、2018年度の事業内容を発表した。1991年の設立以来、音楽文化の発展と普及を目的として各種活動に取り組み、特に若い音楽家への育成に力をいれており、事業を通じて支援した音楽家たちは国内外で活躍している。  201…

東京バレエ団 ブルメイステル版『白鳥の湖』待望の再演!

 東京バレエ団が6月16日より、約2年半ぶりにブルメイステル版『白鳥の湖』を再演する。今回初役となる沖香菜子と宮川新大(あらた)が一部リハーサルを公開、斎藤友佳理芸術監督とともに今の心境を語った。 (2018.6/12 東京バレエ団 Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE)  斎藤が2016年に同団芸術監督就…

長尾春花が第13回カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝

 6月3日から10日までハンガリー北西部のモションマジャローヴァールで行われていた、第13回カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで長尾春花が優勝した。第2位は、Eryu Feng(中国)とLouisa Staples (イギリス)、第3位にはJulia Turnovsky(オーストリア)が入賞した。審査委員長…

京都でドビュッシー没後100年を記念する特別企画

 ドビュッシーの没後100年、京都・パリ友情盟約締結60周年/日仏友好160周年の年でもある今年、京都コンサートホールでは、ドビュッシーにまつわる3つのコンサートシリーズが特別企画されている。  1958年6月15日、初めての姉妹都市として,パリ市と友情盟約を締結した京都市は、歴史都市,文化芸術都市,国際観光都市など,…

リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」概要発表

 東京・上野の春の風物詩「東京・春・音楽祭ー東京のオペラの森ー」(以下、東京春祭)が来春、15回目を迎える。この節目に、リッカルド・ムーティ「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」を2021年まで3年間にわたり開催する。その概要が5月30日に行われた会見で明らかとなった。 (2018.5/30 東京都内 Photo…

第10回 浜松国際ピアノコンクール記者発表

 2018年11月8日から25日にかけて行われる第10回 浜松国際ピアノコンクールの記者発表が6月1日に都内で開催され、実行委員会長を務める鈴木康友・浜松市長と審査委員長の小川典子が登壇した。 (2018.6/1 都内 Photo:I.Sugimura/Tokyo MDE)  同コンクールは、浜松市の市制80周年にあた…

トピックス

小山実稚恵が来年より新ピアノシリーズを開催

 日本を代表するピアニストの小山実稚恵が、来年6月よりピアノシリーズ「ベートーヴェン、そして…」を開催することを、6月4日に都内で行われた記者会見にて発表した。小山は2006年から開始した全24回のリサイタルシリーズ「小山実稚恵の世界」を17年に完結。新ピアノシリーズは、19年より3年間かけて全6回の公演となる。  開…

第4回東京国際ヴィオラコンクール 結果発表

 5月26日から6月3日まで上野学園 石橋メモリアルホールで開催された第4回東京国際ヴィオラコンクールの入賞者が以下の通り発表された。 第1位 ルオシャ・ファン(中国)  第2位 セジュン・キム(韓国)/ジーユー・シェン(中国)  同コンクールは、世界でも数少ないヴィオラ音楽の祭典“ヴィオラスペース”の活動の一環として…

TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIIVAL 2018 [サラダ音楽祭]開催

 東京都と東京都交響楽団(以下、都響)は、東京芸術劇場や豊島区と連携し、新たな音楽祭TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2018[サラダ音楽祭]をこの9月17日(月・祝)に初開催する。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け気運を盛り上げるため、1964年の東京オリンピックを…

ロームシアター京都、2018年度自主事業ラインアップ

 2016年1月にオープンしたロームシアター京都が、3年目のシーズンを迎え、5月23日、新シーズンの自主事業がスタートした。去る、3月8日には主催事業アーティストらが登壇し、2018年度自主事業ラインアップ説明会が行われた。登壇者は以下の通り。笠井叡(舞踏家)、木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)、影山裕樹(編集者、ライター…

特集:OPERA ART ACADEMIA2018

平山素子が身体表現と音楽についてのワークショップを開催〜「OPERA ART ACADEMIA 2018」

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。第5回目となる7月6日(金)は、「オペラ演出論/ワークショップ 身体表現ワークショップ〜身体表現をとことん磨く〜」と題し…

下野竜也が語る「オペラ音楽論/指揮者VS.演出家!?」〜6/14開催

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。    第4回目となる6月14日(木)は、「オペラ音楽論/指揮者VS.演出家!?〜効果的なシナジーを目指して〜」…

【レポート】「オペラ芸術論Ⅰ 〜私たちはどこへ向かうべきなのか?〜」

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」を開催している。  第1回目の講義となった4月26、28日は、今後1年間におよぶ講義のプロローグとして「オペラ芸術論1 〜私たちはどこへ向かうべ…

10月までのシラバスが決定〜「OPERA ART ACADEMIA 2018」

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。    同企画は、年間を通じてトークセッションやワークショップ等、およそ20回のプログラムを実施することで、あら…

インタビュー

嘉目真木子(ソプラノ)

 佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》でした。地元大分の児童合唱団に入っていたのですが、《魔笛》…

新倉 瞳(チェロ)× 尾上松也(歌舞伎俳優)

 新倉瞳と尾上松也の出会いは、2016年に開催された「クラシック・ロックアワード」の司会での共演。片や日本のクラシック・シーンを担う若き人気チェリスト、片や歌舞伎界の若手花形俳優として押しも押されもせぬスターのひとりと、それぞれフィールドこそ違うが、どちらも枠にとらわれない鮮烈な活動ぶりで知られるご両人。そんな二人が、…

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

 可憐な響きの持ち主ながら、熱いチャレンジ精神も有するソプラノ、モイツァ・エルトマン。ドイツに生まれ、幅広いレパートリーを誇り、最近ではシチェドリンの新作モノ・オペラ《クレオパトラと蛇》で、ネトレプコの代役として歌い、大指揮者ゲルギエフを驚嘆させた名花である。そのエルトマンが7月に再来日し、リサイタルを開催するとのこと…

ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)

 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝後、浜離宮朝日ホールでリストの超絶技巧練習曲集全曲を奏でたのは、すでに5年前。ヴァディム・ホロデンコは、その後も日本を含め世界各国で演奏活動を繰り広げている。クライバーンの前に優勝した仙台国際コンクールでは、19年に開催される同コンクールの審査員にも抜擢された。そのホロデ…

ザハール・ブロン(ヴァイオリン)& 服部百音(ヴァイオリン)

 世界的ヴァイオリニスト、ワディム・レーピンが芸術監督を務める「トランス=シベリア芸術祭」が、昨年に続き日本で開催される。今回はレーピンの師匠、ザハール・ブロンが昨年70歳を迎えたことを記念し、教え子たちが師を囲んで祝う豪華なガラ・コンサートが実現する。名教師ブロンの指導を受けて飛躍し、世界で活躍中の名ヴァイオリニスト…

鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)

 「バッハの演奏」「アートとの連携」「次世代への継承」をテーマに2013年にスタートし、今回で6年目を迎える調布国際音楽祭。調布市内のホールなどの文化施設にとどまらず、子ども向けのイベントや、街中で気軽に無料で聴くことができる公演も多数。昨年より音楽祭に「国際」の名前を冠し、出演アーティストもますます国際色豊かになって…

特集:ぶらあぼ×OTTAVAコラボ

早出し!ぶらあぼ6月号〜Radioぶらあぼ

 クラシック音楽情報雑誌「ぶらあぼ」とインターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」がコラボし、最新のコンサート情報をお届けしていく「Radio ぶらあぼ」。4月19日から、シーズン2がスタートしました。  5月17日(木)は18:30ごろから、プレゼンターの飯田有抄さんとぶらあぼ編集長の大塚正昭が出演。ぶらあぼ…

『Radio ぶらあぼ』でウンスク・チンを特集

 インターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」の番組『Radio ぶらあぼ』で、5月11日と14日、東京オペラシティコンサートホールで5月23日から開催される『コンポージアム2018「ウンスク・チンを迎えて」』を特集する。 『Radio ぶらあぼ』は、「OTTAVA」とクラシック音楽情報雑誌「ぶらあぼ」とがコラ…

4/28(土)Radioぶらあぼ増刊号に鈴木舞(Vn)生出演!

 5月15日、第一生命ホールで開催される「雄大と行く 昼の音楽さんぽ 第13回 鈴木 舞 ヴァイオリン、光が薫るとき」に出演するヴァイオリニスト、鈴木舞が4月28日(土)、インターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」の「Radioぶらあぼ増刊号」に生出演する。  Radioぶらあぼ増刊号は、「OTTAVA」が天…

注目公演

横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ53 樫本大進(ヴァイオリン) & キリル・ゲルシュタイン(ピアノ) デュオ・リサイタル

 ベルリン・フィル第1コンサートマスターを務める樫本大進が、ロシア出身のピアニストのキリル・ゲルシュタインとともに、横須賀を舞台にデュオ・リサイタルを開く。曲は二人が拠点とするドイツ、そしてオーストリアの作曲家たちによる王道のプログラム。ベートーヴェンのソナタ第2番、ブラームスの第3番、モーツァルトの第34番(K.37…

アプリコ・アフタヌーン・サロン Vol.6 音の美術館〜スペイン〜情熱への旅路

 平日午後に「ゆったりのんびりクラシック」を楽しめる、大田区民ホール・アプリコ主催の「アプリコ・アフタヌーン・サロン」。毎回一流演奏家が出演し、音楽・文化芸術プロデューサーの浦久俊彦がナビゲートしながら進行する、好評のシリーズだ。7月のVol.6は「音の美術館」と題し、音楽と絵画を融合させて、耳でも眼でも楽しませる舞台…

N響精鋭メンバーによるハルモニームジーク ベートーヴェン シンフォニーシリーズ vol.3

 「ハルモニームジーク」とは、木管楽器を主体にホルンやコントラバスが加わったアンサンブルで、18世紀後半に流行した。N響の精鋭たちが、さらにパワーアップした“現代のハルモニームジーク”で、ベートーヴェンの交響曲の全曲制覇を目指すHakuju Hallの好評シリーズ第3弾。今回はチェロなども交えて、第3番「英雄」に挑む。…

アンドリュー・リットン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

 6月のトリフォニー・シリーズでは、オーケストラ・ビルダーとして評価が高く、日本でもおなじみのアンドリュー・リットンのタクトで、爛熟したウィーンの精神的水脈をディープに遡行する。  まずは歌劇《ルル》組曲から。性的魅力で男を滅ぼすファム・ファタル(運命の女)は世紀末芸術のアイコンの一つだが、この退廃的な女性をアルバン・…

假屋崎省吾と聴く 児玉麻里 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ選集Ⅲ

 ピアニストの児玉麻里が、第一生命ホールで3年間にわたり行う「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ選集」。児玉と公私ともに親しく、自らピアノを嗜む華道家の假屋崎省吾をトークゲストに迎え、舞台に飾られた同氏による花の作品とともに演奏を聴くことができる好評のシリーズだ。通常のリサイタルとは一味違った空気がステージを包む。  最終…

第473回 日経ミューズサロン ライナー・キュッヒル ヴァイオリン・リサイタル

 “レジェンド”が紡ぐ妙なるサウンドで、音楽史の1ページをひともく——。一昨年まで45年の長きにわたり名門ウィーン・フィルのコンサートマスターを務めたライナー・キュッヒルが、日経ミューズサロンへ登場。日本では演奏機会に恵まれない“隠れた名曲”を選りすぐって紹介する。  21歳の若さでウィーン・フィルと同歌劇場管弦楽団の…

府中の森クラシックコレクション 神尾真由子(ヴァイオリン) × 佐藤卓史(ピアノ) デュオリサイタル

 2つの卓越した才能がステージで出逢い、新たな響きの扉を開く――。  2007年にチャイコフスキー国際コンクールを制したヴァイオリンの神尾真由子。そして、同年にシューベルト国際、11年にはカントゥ国際の両コンクールで優勝を果たしたピアノの佐藤卓史。共に次代を担う若き名手として、国内外の檜舞台で活躍する2人が、彩り豊かな…

異才たちのピアニズム――ピアノ音楽の本質を伝える才知との邂逅 イノン・バルナタン

 トッパンホールの「異才たちのピアニズム」は、一風変わったテイストを持つピアニストを紹介するシリーズ。最終回を飾るテルアビブ出身のイノン・バルナタンはアラン・ギルバートが惚れ込み、ニューヨーク・フィル音楽監督時代、専属ポストに迎え入れた才能だ。そのピアノは骨太で力強く、楽譜から音楽をスケール感豊かに、生き生きと立ち上げ…

New Release Selection

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/ラザレフ&日本フィル

 一般的にロシアの楽団からイメージするのは、足腰の粘りを生かしたパワフルなサウンド、聴き手を酩酊状態に誘う濃厚な歌心などだが、ラザレフのリードする日フィルがこうした特質をいつの間にか手中にしていることに、まず驚いた。スケルツォでは低音が大地をえぐって進撃し、ラルゴのクライマックスでは弦のトレモロがぼこぼこと沸騰しながら…

【CD】チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団 ライヴ・イン・東京 2016

 チェコ・フィルのメンバーを中心とする弦楽四重奏団の東京ライヴ。3人の作曲家の味わいある佳品を集めたこだわりの演目で、高水準かつローカル色のにじみ出る演奏を聴かせてくれる。チェコの弦ならではのあたたかい音色、おおらかな構えが心地よい。ゆとりはあってもゆるみはなく、弦楽四重奏の喜びを適切に伝えてくれる。欧米の最先端の若手…

【CD】高山惇作品集Ⅱ 〜あなたの心の中に〜/森池日佐子&樋上眞生

 言葉一つひとつに、寄り添う旋律と和声。それらが、“声を入れていく”という表現がぴったりの、滋味あふれる歌い回しによって、いっそうの生気を得る。「朝日作曲賞」など数多くの受賞を重ね、関西を拠点に活躍、2016年に逝去した高山惇の追悼盤。故人も絶大な信頼を寄せていた、関西オペラ界が誇る名メゾソプラノの森池日佐子が、数々の…

【CD】シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 /マルク=アンドレ・アムラン

 アムランの実力が遺憾なく発揮された名演。ソナタでは、冒頭から柔らかで温かみのある中音域の響かせ方と和音のバランスに既に非凡なものを感じさせるが、その表情は遅めのテンポを基調としながら絶妙なアゴーギクを駆使して旋律を感じ抜いており、それはまるで冥界からの声のように響く。この曲の要である第1楽章でここまで深い表現を聴かせ…

デジタルマガジンeぶらあぼ