田尾下哲シアターカンパニーが「OPERA ART ACADEMIA 2018」を開催

ぶらあぼ2018年5月号

フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)

沼尻竜典(指揮)

ニュース

田尾下哲シアターカンパニーが「OPERA ART ACADEMIA 2018」を開催

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」を開催する。    同企画は、年間を通じてトークセッションやワークショップ等、およそ20回のプログラムを実施することで、あらゆる視点からオペラと…

ベルリン・フィルがCD「アジア・ツアー2017〜ライブ・フロム・サントリーホール」をリリース

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下BPO)が、2017年11月に行われたサイモン・ラトル指揮によるアジア・ツアーのライヴ音源を収録したボックスCDのリリースを前に、サントリーホール内で記者会見を行った。同フィル・メディア代表のオラフ・マニンガー(ソロ・チェロ奏者)、メディア子会社「ベルリン・フィル・メディア」取…

グランドオペラ共同制作《アイーダ》制作発表

 3月6日、グランドオペラ共同制作《アイーダ》の制作発表会が都内で行われた。4つの劇場(札幌文化芸術劇場hitaru、神奈川県民ホール、兵庫県立芸術文化センター、iichiko総合文化センター)と3つの芸術団体(東京二期会、札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団)の計7団体が共同で、ローマ歌劇場との提携のもと、ヴェ…

【読者プレゼント】BEGIN×京都市交響楽団「島人シンフォニー」DVD

 2017年10月7日、8日の2日間にわたり京都コンサートホールで行われた、人気グループBEGINと京都市交響楽団とのコンサート「島人シンフォニー」。その模様を収めたDVD「島人シンフォニー」が4月18日に発売される。発売を記念して、ぶらあぼ読者限定3名様にDVDをプレゼント。  コンサートは2部構成で、第1部では山下…

トピックス

高松国際ピアノコンクールで古海行子が第1位、伏木 唯が第3位に入賞

 3月12日〜25日にかけて開催された、第4回高松国際ピアノコンクールで古海行子(やすこ)が第1位、伏木唯が第3位に入賞した。第2位はカンテ・キム(韓国)。古海はさらに委嘱作品演奏者賞をはじめとする5つの特別賞も受賞。同コンクールは2006年にスタートし、4年に一度の開催。今回より第3次審査に室内楽が導入された。  古…

第28回 出光音楽賞の受賞者が決定

 第28回出光音楽賞の受賞者が決定した。同賞は主にクラシックの音楽活動を対象に育成という観点から素質、将来性などに重きを置き、新進音楽家を顕彰している。受賞者は以下のとおり。(五十音順) ◎上野耕平(サクソフォン) 第28回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第1位ならびに特別大賞、第6回アドルフ・サックス国際コン…

第19回 ホテルオークラ音楽賞授賞式・受賞記念演奏会

 第19回 ホテルオークラ音楽賞授賞式および受賞記念演奏会が3月14日に同ホテルにて開催され、今年の受賞者であるヴァイオリニストの山根一仁と毛利文香が出席した。毛利は「ドイツに留学して3年目なのですが、新しい先生のもとでたくさんのことを学んでいます。これからも日本とヨーロッパの両方で活躍していきたい」と語った。一方、山…

スタインウェイ&サンズ 自動演奏ピアノ「SPIRIO」発売

 スタインウェイ・ジャパン株式会社は、日本国内でハイレゾリューション自動演奏ピアノ「SPIRIO」の発売開始を前に、記者発表を行った。「SPIRIO」は、通常のスタインウェイのグランドピアノに、最新テクノロジーを用いた自動演奏装置が付けられたもの。世界一流のアーティストが弾いた演奏を、独自のソフトウェアで繊細なタッチや…

特集:東京オペラシティ コンサートホール

コンポージアム2018 ウンスク・チンを迎えて

 昨年、日本を含むアジア・ツアーでラトル&ベルリン・フィルはウンスク・チンの委嘱新作を披露した。海外ツアーで新曲とは珍しいが、それはとりもなおさず彼女がアジア圏を代表する作曲家の一人と目されていることを意味する。ラトルもその作品を繰り返し取り上げている指揮者の一人なのだ。  日本ではサントリー芸術財団『サマーフェスティ…

【日本語翻訳】ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る

 楽譜出版社ブージー&ホークス社のホームページで紹介されている映像コンテンツ『ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る ”Unsuk Chin on Unsuk Chin”』。映像内で語られるウンスク・チンの言葉を、許可を得て日本語に翻訳しました。この作曲家について日本語でアクセスできる資料はこれまであまりありませんでした…

【動画】ウンスク・チン、ウンスク・チンを語る

 世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核に、武満徹作曲賞の審査員が自作を演奏会で披露する東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム COMPOSIUM」(造語:Composition + Symposium)。20回目の開催となる2018年の「武満徹作曲賞」は、韓国出身で長くベルリンを拠点…

インタビュー

河村尚子(ピアノ)

 5歳で渡独し、ハノーファー国立音楽芸術大学で学んだ河村尚子は、ミュンヘン国際で第2位、クララ・ハスキルでは優勝など、世界的に注目を集めるピアニスト。世界各地での演奏活動に加え、これまでにショパンやシューマン、ラフマニノフのディスクをリリースしてきた。今後の活動の主軸は2年がかりの「べートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロ…

SLIDE MONSTERS(トロンボーン・クァルテット)

 ジャンルを超越したスーパー奏者・中川英二郎と、ニューヨーク・フィルの首席奏者を長年務める“神様”ジョゼフ・アレッシが結成した夢のトロンボーン・クァルテット「SLIDE MONSTERS」が、全国ツアーを行う。  彼らは、今年1月ニューヨークにおけるCD録音で活動をスタートさせた。 中川(以下、N)「クラシックとジャズ…

タンブッコ(パーカッション・アンサンブル)

 あらゆる“モノ”が叩き尽くされ、多様な音の世界を創造していく。衝撃的なパフォーマンスで聴衆を圧倒、グラミー賞ノミネートも4度というメキシコの世界的パーカッション・アンサンブル「タンブッコ」が、新アルバム『大地のにおい』を発表。「私たち打楽器奏者は、色々な意味で先駆者。誰も通ったことのない道を歩んでいます」——アーティ…

伊藤京子(別府アルゲリッチ音楽祭総合プロデューサー)

 「この20年間は、とても濃密な時間でした」  別府アルゲリッチ音楽祭が今年20回目を迎える。マルタ・アルゲリッチ総監督、伊藤京子総合プロデューサーを中心に、毎年各地からさまざまな音楽家が大分に集まり、多種多様な共演を行い、有意義なプログラムを展開している。冒頭のことばは、伊藤京子の率直な思いである。この音楽祭の主旨は…

岡崎耕治(ファゴット)& 山田知史(コントラファゴット)

 聴いていると、なんだか楽しくなるCDである。長くNHK交響楽団の首席ファゴット奏者を務め、国内外に多くの門下生をもつ岡崎耕治。その門下生の一人であり、現在は東京都交響楽団で活動している山田知史。ファゴットとコントラファゴットのデュオ自体が珍しいものだろうが、シンプルな2声の合奏がこれほどまでに表情豊かで、心躍らせるも…

春畑セロリ(作曲)

 絵・ポエム・ピアノ音楽が一体となって、絶滅を危惧される動植物たちの生きる姿を描いた作品が生まれた。『ゼツメツキグシュノオト』は、音楽之友社のウェブサイトで1年半にわたり連載されたシリーズ。  日々、世界のどこかで生物の種族が姿を消しているが、今この瞬間も絶滅が危惧されるラッコ、サンゴ礁、ホッキョクグマなど18種類の生…

フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)

 世界的指揮者フランツ・ウェルザー=メストは、今年6月、2002年から音楽監督を務めるクリーヴランド管弦楽団を率いてベートーヴェンの交響曲全曲演奏会を行う。これは楽団創立100周年に、地元とウィーンに続いて東京で開催される重要なプロジェクト。2010年の鮮烈な名演以来8年ぶりの来日公演と相まって注目度は高い。  本ツィ…

沼尻竜典(指揮)

 今年、開場55周年を迎える日生劇場は、“モーツァルト・シリーズ”としてモーツァルトのオペラ4作品を上演する。その第一弾は、国内外の歌劇場で活躍する指揮の沼尻竜典と、海外で研鑽を積み同劇場初登場となる演出の佐藤美晴がタッグを組んでの《魔笛》。日生劇場としては10年ぶりとなる新制作だ。  これまで様々なオペラを指揮してき…

サカリ・オラモ(指揮)

 フィンランドの音楽一家出身のサカリ・オラモは、1998年バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任し、一躍世界の注目を集めた。以後、フィンランド放送交響楽団を経て、現在はロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者・芸術顧問をはじめ、BBC交響楽団やウェスト・コースト・コッコラ・オペラなどの首席指揮者を務…

特集:ぶらあぼ×OTTAVAコラボ

「Radio ぶらあぼ」、シーズン2がスタート!4月19日(木)から

 クラシック音楽情報雑誌「ぶらあぼ」とインターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」がコラボし、最新のコンサート情報をお届けしていく「Radio ぶらあぼ」。4月19日(木)から、シーズン2がスタートします。  4月19日は18:00から、プレゼンターの飯田有抄さんとぶらあぼ編集長の大塚正昭が出演。ぶらあぼ5月号…

【読者プレゼント】東京二期会《ノルマ》および城宏憲ミニ・ライヴ&トーク

 2月27日のOTTAVA Salone『Radio ぶらあぼ』にご出演いただいたテノール、城宏憲さんが出演する東京二期会の新しいプロジェクト、コンチェルタンテ・シリーズ第一弾、ベッリーニの《ノルマ》。”映像を付したセミ・ステージ形式”という新しいスタイルにも興味が湧きます。この公演は3月17日…

27日放送『Radio ぶらあぼ』に城宏憲さん生出演!

 クラシック音楽情報誌『ぶらあぼ』と、インターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」、そしてWEBぶらあぼがコラボして始まった『Radio ぶらあぼ』。  明日27日(火)は18:30から、3月17、18日に東京二期会が上演するオペラ《ノルマ》を特集。ポリオーネ役の城宏憲さんが生出演!  リスナープレゼントの企画…

注目公演

第23回 宮崎国際音楽祭

 23回目となる宮崎国際音楽祭(音楽監督:徳永二男)が4月28日から5月13日まで宮崎県内各所で開催される。今年は故アイザック・スターンが提唱した「アジアの演奏家の育成による、宮崎でしか聴くことのできない質の高い演奏会」という理念に立ち返って、優れたアジアの演奏家を招き、アジアに関連の深いプログラムが並んでいる。  ま…

川崎・しんゆり芸術祭 アルテリッカしんゆり2018 トリオ・リベルタ

 ヴァイオリン石田泰尚、ピアノ&ヴォーカル中岡太志、サクソフォン松原孝政。クラシックをバックグラウンドに持つ3人の名手が、その枠に捉われることなくマルチな領域で活動する「トリオ・リベルタ」。今年10周年を迎える「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」(4/21〜5/13)に出演する。  「アルテリッカしんゆり」…

第15回 世界バレエフェスティバル

 世界の旬のスター・ダンサーたちが一堂に会する『第15回 世界バレエフェスティバル』がこの夏開催される。1976年以来3年に1回のペースで行われ、「バレエのオリンピック」と称されるこの催しも今年で42年目。ガラ公演は多くなったが、これほど息の長い企画も世界的に珍しい。過去には、フォンテーン、アロンソ、プリセツカヤ、ギエ…

住友郁治 ピアノリサイタル

 この音楽家は、クラシックという枠組みなど、軽々と飛び越えていってしまう。しなやかな活動が光る、ピアニストの住友郁治。今回のリサイタルでは、“ピアノの魔術師”ことフランツ・リストが40年以上にわたって書き綴った独奏曲集「巡礼の年」から第2年「イタリア」全7曲に、じっくりと向き合う。  国立音楽大学・同大学院を首席で終え…

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO おすすめ コンサート

 今回の音楽祭は例年にも増して多彩なプログラムが並んだ。有料公演の中から、注目公演を挙げてみよう。  まずはアンドレイ・ペトレンコ指揮のエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団。2月に開かれたナントでのラ・フォル・ジュルネを取材して一足先に聴いたが、ラフマニノフやペルト、シュニトケなどの無伴奏合唱曲を中心としたプログラ…

近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018

 穏やかな湖面に、美しき旋律が共鳴する――。「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2018」がGW期間中の5月3〜5日に開催される(3日は“プレ公演”)。開館20周年を迎えた滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールを主会場としてスタートする、新たなコンセプトに基づく音楽祭。「聴衆にも、演奏家にも、良い思い出となるものに」。プロデュース…

第135回 スーパー・リクライニング・コンサート 梶川真歩 フルート・リサイタル

 快適なリクライニング席に身を預け、心身ともにゆったりと音楽を愉しめる好評シリーズ「スーパー・リクライニング・コンサート」。今回は、ソロや室内楽、オーケストラで活躍するフルートの梶川真歩が、ピアノの工藤セシリアと共に登場し、没後100年を迎えたドビュッシーをはじめフランスの調べを、たおやかな音色で聴かせる。  東京藝大…

ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018

池袋の東京芸術劇場も会場に加わり、池袋エリアと丸の内エリアで開催!  今年から「ラ・フォル・ジュルネ」が生まれ変わる。正式名称を「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」とリニューアルし、従来の会場である東京国際フォーラムを中心とした丸の内エリアに加えて、東京芸術劇場、池袋西口公園、南池袋公園の池袋エリアが開催地に…

New Release Selection

【CD】遠望 ヘルダリーンの詩による歌曲/長島剛子&梅本実

 世紀末から20世紀の歌曲をテーマにリサイタルを重ね、近年ディスクの発表も頻繁に行う長島剛子・梅本実リートデュオ。今回のディスクはヘーゲルやベートーヴェンと同時代の詩人フリードリヒ・ヘルダリーン(1770〜1843)の詩に付曲された歌曲を集めたもので、深い精神性に満ちたこれらの作品で、長島は色彩豊かに変化する美声を駆使…

【SACD】ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」/ポッジャー&ブレコン・バロック

 ポッジャー待望の「四季」は自身のアンサンブルであるブレコン・バロックとの共演。この演奏、過激な同曲録音を聴き慣れた耳には一聴やや大人しいと思われるかも知れない。しかし、細部にわたって入念に構築されたアーティキュレーション、ソロと合奏部の音響バランスの妙、地味ながら素晴らしい音色的アクセントをもたらしているヴィオローネ…

【CD】ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 他/バッティストーニ&東京フィル

 バッティストーニと東京フィルの「BEYOND THE STANDARD」。定番名曲と日本人作曲家の作品をカップリングし、セッション録音で綿密に仕上げていく本シリーズ第1弾の当盤は「新世界より」と伊福部昭。セッションならではの高音質なのが嬉しいが、演奏もまた優秀。基本的にストレートな解釈ながらも細部の工夫や仕上げが見事…

【CD】霧の中から 〜英国ヴァイオリン曲集〜/小野明子

 12歳からイギリスに住み、現在同国で教授も務めている小野明子が想いを込めて作りあげた、英国ヴァイオリン小品集アルバム。イギリスの田園風景の朝霧から浮かびあがってきたような、どこか懐かしさを感じさせるメロディと淡いハーモニーをもつ小品たちを、小野が温かく、しかし凛とした独特の音色で紡いでいく。彼女の高い技巧は豊かな詩情…

デジタルマガジンeぶらあぼ

ぶらあぼ2018年5月号

【今月の表紙】 グランドオペラ共同制作 ヴェルディ作曲 オペラ《アイーダ》 2018.10/7(日)、10/8(月・祝)札幌文化芸術劇場hitaru 10/20(土)、10/21(日)神奈川県民ホール 10/24(水)兵庫県立芸術文化センター 10/28(日)iichiko総合文化センター ヴェルディ・ファンの血が騒ぐ…

ぶらあぼ2018年4月号

【今月の表紙】 東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2018― 2018.3/16(金)〜4/15(日) 東京文化会館、東京藝術大学奏楽堂(大学構内)、上野学園 石橋メモリアルホール、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館、東京キネマ倶楽部 他 ※各公演の詳細は下記ウェブサイトでご…

ぶらあぼ2018年3月号

【今月の表紙】 ローマ歌劇場 2018年日本公演 《椿姫》《マノン・レスコー》 《椿姫》 2018.9/9(日)、9/12(水)、9/15(土)、9/17(月・祝)各日15:00 東京文化会館 《マノン・レスコー》 2018.9/16(日)15:00 神奈川県民ホール 9/20(木)、9/22(土)各日15:00 東京…