Tag Archive for 読売日本交響楽団

森谷真理(ソプラノ)

サロメの言葉には嘘がなく、誠実で女性としての潔さを感じるのです  2006年、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場に《魔笛》の夜の女王で鮮烈なデビューを飾った森谷真理。逞しい声音を鋭く操り、コロラトゥーラ・ソプラノの道をひたすら歩むかと思いきや、19年の彼女はまったく違う境地に到達。日本では、東京二期会で6月に《サロメ》…

セバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 読売日本交響楽団

独墺の勝負曲で新時代が始まる  読響の新時代が幕を開ける。この4月、ドイツの名指揮者セバスティアン・ヴァイグレが第10代常任指揮者に就任。フランスの鬼才カンブルランの後を受け、独墺文化圏に根ざす新たな視座で、読響のキャパシティを拡大させる。  ベルリン国立歌劇場管の第1ソロ・ホルン奏者から転向したヴァイグレは、バレンボ…

「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019」ラインナップを発表!

懐かしの『サンダーバード』からブルックナーの壮大なシンフォニーまで 今年もオーケストラファン垂涎の内容  首都圏のオーケストラが集結し、独自のプログラムでクラシック音楽ファンを楽しませてくれる夏の川崎の風物詩「フェスタサマーミューザKAWASAKI」が、今年も7月27日から8月12日にかけて開催される。今回で15回目、…

オラリー・エルツ(指揮) 読売日本交響楽団

北欧の鬼才が放つ“今に生きる音楽”    北欧諸国から世界へと羽ばたく才能が絶えることのない中、エストニア生まれのオラリー・エルツもまた、注目すべき指揮者である。2009年、16年に続いて3度目の客演となる読売日本交響楽団の定期演奏会は、20〜21世紀の作品集でありながら非常に抒情的かつ繊細な響きを味わえるプ…

東京六人組からの誘い

若き6人の名手たちが贈るインティメイトなコンサート  音楽家が、自宅サロンに聴衆をお迎えする――。「全席がS席」とも言える音響と、全300席という親密な空間を擁するホールならではのコンセプトに基づく、新シリーズ「Hakuju サロン・コンサート」がスタート。一線楽団の首席奏者、国際的に活躍するソリストらで組織された気鋭…

ローター・ツァグロゼク(指揮) 読売日本交響楽団

伝統の演目に新たな歴史が生まれる  オーケストラの伝統と指揮者の持ち味の佳き融合…そうした理想的なケミストリーを予感させるのが、2月の読響定期だ。指揮は名匠ローター・ツァグロゼク。1942年ドイツ生まれの彼は、ライプツィヒ歌劇場、シュトゥットガルト歌劇場等で先進的な手腕を発揮し、デッカの退廃音楽シリーズの録音でも高評価…

【舞台写真・コメント追加】井上道義指揮、森山開次演出《ドン・ジョヴァンニ》東京公演まもなく

音楽とダンスで描く“地獄に落ちても悔いない男” ※舞台写真と初日を終えた、総監督・指揮の井上道義と演出・振付の森山開次のコメントが届きました。 【コメント〜初日を終えて】 ●井上道義(総監督・指揮) 賭けに勝ったよ! 「演出を踊りの方がやる」、「日本語でモーツァルトのオペラをやる」という賭けに。 本当に、素晴らしい初日…

山田和樹(指揮) 読売日本交響楽団

スペインの巨匠を迎えて贈る、色彩感溢れる香り高いサウンドに期待  2018年4月より読売日本交響楽団首席客演指揮者を務める山田和樹が「土曜・日曜マチネーシリーズ」に登場する。スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を経て、現在はモナコ公国の名門モンテカルロ・フィルの芸術監督兼音楽監督など国際的にキャリアを積む山田が指揮…

読売日本交響楽団 第584回定期演奏会Preview

官能の交錯、そして世界初演のコンチェルトを  世界で躍進を続ける山田和樹。会場に一度でも足を運べば、あなたも虜になるはずだ。さわやかな身のこなしで登場し、歯切れ良く進めていくかと思いきや、時に思いがけない大技もかけてくる。日本人にはあまり見かけないスター性の持ち主なのだ。  その山田が、いよいよ読響の首席客演指揮者とし…

東京・春・音楽祭 2019 の聴きどころ

《リゴレット》や《オランダ人》など、15周年にふさわしい充実のラインナップ  すっかり春の上野の風物詩となった「東京・春・音楽祭」。2019年は節目の第15回を迎え、いっそう充実したプログラムが組まれた。  聴きどころはたくさんあるが、まず筆頭に挙げたいのはリッカルド・ムーティの登場だ。今回、「イタリア・オペラ・アカデ…