Tag Archive for 読売日本交響楽団

オペラ《アイナダマール》日本初演

グラミー賞にも輝いた人気オペラが初上陸  一昨年・昨年とドイツ現代音楽界の巨匠アリベルト・ライマンのオペラを紹介して話題を呼んだ日生劇場。今年はユダヤ系アルゼンチン人の作曲家オスバルド・ゴリホフの《アイナダマール》(涙の泉)を日本の聴衆に問う。  詩人として活躍し、画家ダリなど時代の才人たちと親交を結んだフェデリコ・ガ…

ペトル・ヴロンスキー(指揮) 読売日本交響楽団

今や稀なる重厚・壮大なマーラー  マーラーは、15歳までチェコの町イフラヴァで暮らした。それゆえ同国の指揮者には、シンパシーに満ちた演奏史がある。ペトル・ヴロンスキーも、クーベリック、ノイマン、マーツァルといった系譜に属するマエストロだ。2011年5月(大震災の直後!)、ヴロンスキーはマーツァルの代役で読響に登場し、交…

指揮者の井上道義さん、がんを克服、11日の鎌倉で活動再開へ!

 咽頭がん治療のため、4月半ばから演奏活動を休止していた指揮者の井上道義さん(67・オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)が10月11日(土)からの演奏活動復帰を前に2日、東京芸術劇場で記者会見を行った。  会見場所はコンサートホールのステージ上。天井からは、病床のマエストロに…

スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮) 読売日本交響楽団

91歳の巨匠が魅せる“気迫の神化”  この人は、枯れることを知らない。むろん円熟の味はある。しかし音楽はいつも生気に充ちていて推進力抜群。響きやフレーズは絶妙なバランスで構築され、聴き慣れた楽曲にも新たな発見をもたらす。かくも覇気漲る老匠は前代未聞かもしれない…。それがスタニスラフ・スクロヴァチェフスキだ。昨年10月、…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団

伝統的な「交響曲第9番」の軽妙な幕開けと感動の終焉  それは感動的な光景だった。2013年2月、下野竜也の読響正指揮者としての最終公演、つまりブルックナーの交響曲第5番の終演後、一人ステージで喝采を浴びる下野は涙を拭っていた。そのとき観客が贈ったのは、7年間正指揮者を務め、ドヴォルザークの交響曲全曲はじめ多大な成果を挙…

コルネリウス・マイスター(指揮) 読売日本交響楽団

俊英は、いま聴いておかねば!  近年若い指揮者が来日すると、聴いておかねば…と思う。何しろ後でブレイクする俊英が多い。最近ではバッティストーニ、少し前はソヒエフ、古くはパーヴォ・ヤルヴィも、名が知れる前に単身来日し、聴き逃した者を後悔させている。  9月読響に客演するコルネリウス・マイスターは、2006年、26歳(!)…

第12回東京音楽コンクールの本選出場者が決定

 将来の音楽界を担うアーティストの発掘と育成・支援を目的に毎年開催されている「第12回東京音楽コンクール」の本選出場者(第2次予選通過者)が決まった。  本選出場者は以下の通り。 【金管部門】(本選:8月22日(金)18:00 東京芸術劇場 コンサートホール) http://www.t-bunka.jp/sponser…

よみうり大手町ホール オープニングシリーズ 読響アンサンブル・シリーズ

新しいホールで愉しむ極上の室内楽  エンタテインメントの創造と文化・情報の発信拠点として、東京・大手町にオープンする「よみうり大手町ホール」。読売新聞東京本社内に設けられた500席の空間は、充実した最新の音響・映像機器を備え、能の上演も可能とあって、ここから生まれる新たな文化の潮流に期待が寄せられている。  このホール…

ハルトムート・ヘンヒェン(指揮) 読売日本交響楽団

すべてがドイツの王道  フランス人シェフ、カンブルランの精緻な彫琢によって、アンサンブルにますます磨きがかかる読響だが、一方で変わらぬ彼らの特徴は、重厚かつスケール感のあるドイツ的な響き。1943年ドレスデン生まれの巨匠ハルトムート・ヘンヒェンが登場する7月は、その持ち味を存分に堪能できる。  ヘンヒェンは、バイロイト…

読響名誉指揮者、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが指揮活動中止

〜私は癌に侵されており、主治医たちとの協議の結果、今後の一切の指揮活動を中止するべきとの結論に達しました。私自身、とても残念ですが、プロフェッショナルとして活動を続けることが保証できない以上、引き際がやってきたことを認めざるをえません〜  読売日本交響楽団名誉指揮者のラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが指揮活動を…