Tag Archive for 読売日本交響楽団

ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮) 読売日本交響楽団

若きサラブレッドが聴かせる伝統のサウンド  旧東独の名匠クルト・ザンデルリンクは読響の指揮台にもたびたび登場し、名誉指揮者として大きな足跡を残した。その息子たちのうち上の2人はすでに指揮者として活躍しているが、三男のミヒャエルは早くからゲヴァントハウス管などで要職を務めるチェリストとして名高かった。2000年代に入り、…

長原幸太、読響コンサートマスターに就任

 読売日本交響楽団(読響)は1日、2014年10月1日から新コンサートマスターに長原幸太が就任すると発表した。これにより、2014年10月以降のコンサートマスターは、日下紗矢子、小森谷巧、ダニエル・ゲーデをふくめた4人体制となる。    長原は、1981年、広島県呉市生まれ。2004年9月、大阪フィルハーモニー交響楽団…

ダニエル・スミス(指揮) 読売日本交響楽団

ヨーロッパで大活躍の新鋭、初登場!  若く才能があるがまだキャリアの入り口にいる、日本では知られていないが海外では高い評価を得ているーそうした指揮者を発掘し、指揮台に立たせる人選眼には昔から定評のある読響だが、この5月に来日するダニエル・スミスも読響のスカウト力が光る公演となりそうだ。  オーストラリア出身でフルーティ…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

大いなる喜びへの“参加”  いまカンブルラン&読響が面白い。現代ものを巧みに組み合わせたプログラミングと色彩的で緻密な演奏は、エキサイティングかつ示唆に富んでおり、毎回足を運ぶ甲斐がある。今年1月も、ラヴェルの名作でカラフル&ピュアな音楽を聴かせる一方、ガブリエリ、ベリオ、ベルリオーズという類のない演目の定期では、楽器…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団 ドヴォルザーク 「レクイエム」

国際派声楽陣と共に挑む大作  これまでに数々の意欲的なプログラムによって聴衆に驚きを与えてくれた下野竜也と読売日響。この名コンビが3月の定期演奏会でドヴォルザークの「レクイエム」を演奏する。合唱は国立音楽大学合唱団。中嶋彰子、藤村実穂子、吉田浩之、妻屋秀和の万全の独唱陣がそろう。  ドヴォルザークの「レクイエム」は18…

山田和樹(指揮) 読売日本交響楽団

ベートーヴェンとR.シュトラウス、二人の英雄  コンサートの曲目に一貫したテーマが掲げられていると、公演に対する興味がいっそう増す。しかし、まさかこんな手があったとは。  躍進する俊英指揮者、山田和樹が読売日本交響楽団と組んだプログラムは「英雄」プロ。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」とR.シュトラウスの交響詩「英雄…

NHK交響楽団 第62回「尾高賞」授賞作品決定

 第62回「尾高賞」の授賞作品が、猿谷紀郎作曲:彼交響詩「浄闇(じょうあん)の祈り2673」(2013・伊勢神宮式年遷宮広報本部委嘱)、細川俊夫作曲:トランペット協奏曲「霧の中で」(2013・サントリーホール・ハンブルク北ドイツ放送交響楽団共同委嘱)に決まった。2月21日(金)、東京・ARK HILLS CLUBにおい…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

いつもとは違った、美し過ぎるニューイヤー  新年にシューマン&ラヴェル…これは大人のニューイヤー・コンサートと言うべきか。読売日本交響楽団の2014年は、常任指揮者カンブルランとピアノのロジェ・ムラロのフランス・コンビによる冒頭2人の作品で始まる。  まずはカンブルランお国もののラヴェル。読響に精緻な美感と色彩感をもた…

デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

透徹した解釈の「第九」に期待  毎年この時期になると、今年の年末はどの「第九」に足を運ぼうかと迷う。本来、年末とはなんの関係もない作品だが、この偉大な交響曲が師走の年中行事として演奏されるおかげで、私たちは毎年、好きなオーケストラを選んで「第九」を聴くことができる。僥倖というほかない。  今年特に目をひくのは、読売日本…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

 カンブルラン&読売日本交響楽団の12月定期はバルトークを中心にしたプログラムだ。今回の選曲では、卓抜なオーケストレーションで目にも綾なスペクタクルを展開してくれるバルトークの醍醐味が味わいつくせる。最晩年の白鳥の歌ともいうべき「ピアノ協奏曲第3番」を弾くのはハンガリー人を父、日本人を母に持つ話題の若手、金子三勇士だ。…