Tag Archive for 沼尻竜典

沼尻竜典(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

ベルクとマーラーの濃密で劇的なる世界  日本フィルの12月の東京定期演奏会には、沼尻竜典が登場する。オペラでの活躍が著しく、2013年から17年までドイツのリューベック歌劇場の音楽総監督を務め(現在は首席客演指揮者)、日本では07年にびわ湖ホール芸術監督に就任し、現在《ニーベルングの指環》全4作上演に取り組んでいる。オ…

第3回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 〜声魂真剣勝負〜

ディーヴァとディーヴォによる華麗なる大バトル!  ベテランから若手までスター歌手たちが大集合し、紅組・白組に分かれて文字通り雌雄を決する…。いささか古風ではあるが未だに根強い人気を誇る、大晦日の国民的歌合戦の面白さをそのままオペラ界に導入して、2016年の9月からスタートした本企画。昨年から開催日を12月に移し、今年で…

サントリーホール 作曲家の個展Ⅱ 2018 金子仁美 × 斉木由美 愛の歌 Les Chants de l’Amour

不協和を越えた「愛の歌」へ  「愛の歌」。平凡といえばとてつもなく平凡だが、シンプルかつ美しい言葉ではある。おそらく、こんな意味のタイトルをもった曲はどの時代にも、どこの国にも、どの言語にも存在するに違いない。ゆえに、このタイトルを冠した曲を書くというのは、もっともライバルが多く、困難な賭けに身を投じることだともいえる…

東京混声合唱団記者会見

 日本を代表する老舗プロ合唱団・東京混声合唱団(東混)が、来季からの新体制の発表会見を開いた。 (2018.9/10 東京・西早稲田 トーキョーコンサーツ・ラボ)  会見は音楽監督兼理事長の山田和樹が進行役を兼ねる形で、まず新常任指揮者就任の話題から。2013年に松原千振(現・正指揮者)が退任して以来空席だったポストに…

びわ湖ホール、マーラー「千人の交響曲」緊急特別公演開催について

 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールは、開館20周年記念として、この9月30日(日)に同ホール芸術監督・沼尻竜典の指揮でマーラー作曲、交響曲第8番「千人の交響曲」の公演を予定しているが、台風24号の接近に伴う影響を考慮し、前日の29日(土)に緊急特別公演として同曲を演奏することを発表した。9月30日の公演は、交通機関の影響で…

【CD】モーツァルト:交響曲第40番、ピアノ協奏曲第18番/沼尻竜典&トウキョウ・ミタカ・フィル

 沼尻&トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(沼尻が1995年に結成したトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズから改称)の初のモーツァルト録音。2曲ともノーマルなアプローチによる充実した演奏だ。交響曲第40番は、引き締まった構築で密度の濃い音楽が展開。統一された表現の中で各フレーズがしなやかに息づき、曲の魅力を衒いなく伝…

びわ湖ホール《ジークフリート》制作発表会

 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールは、プロデュースオペラ《ニーベルングの指環》第2日《ジークフリート》を2019年3月に上演する。8月1日、制作発表会が開かれた。登壇者は山中隆・びわ湖ホール館長、沼尻竜典・同芸術監督、そしてブリュンヒルデ役の池田香織(メゾソプラノ)の3名。  まずは山中館長の挨拶から。 「びわ湖ホールは、…

沼尻竜典(指揮) トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア

弾き振りのモーツァルトとブラームスのラスト・シンフォニー  ドイツ・リューベック歌劇場首席客演指揮者、びわ湖ホール芸術監督など国内外で活躍を続ける沼尻竜典が音楽監督を務める「トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア」は、三鷹市芸術文化センターを拠点とするプロフェッショナル・オーケストラ。三鷹市出身の沼尻の呼びかけで誕生した…

びわ湖ホール芸術監督沼尻竜典が2022年3月まで任期更新

 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールは、現在2019年3月末をもって満了となる芸術監督沼尻竜典の任期を、次期22年3月末まで更新することを発表した。07年4月の芸術監督就任以後、継続5期目となる。  沼尻は17年《ラインの黄金》で第25回三菱UFJ信託音楽賞、《ノルマ》では第72回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。同年オペラの文化の…

沼尻竜典(指揮)

モーツァルトは《魔笛》で一歩踏み越えた境地に達したと思います  今年、開場55周年を迎える日生劇場は、“モーツァルト・シリーズ”としてモーツァルトのオペラ4作品を上演する。その第一弾は、国内外の歌劇場で活躍する指揮の沼尻竜典と、海外で研鑽を積み同劇場初登場となる演出の佐藤美晴がタッグを組んでの《魔笛》。日生劇場としては…