Tag Archive for 上江隼人

ハーモニーホール座間オペラ合唱団ワークショップ参加作品 歌劇《トスカ》

第一線の歌手陣と気鋭のスタッフが集結し作り上げる熱き舞台  自然に囲まれた好立地に建つ、本格的なクラシック・ホールで上演される、イタリア・オペラの巨匠プッチーニの人気作品。ソリスト陣は昨年9月に行われたオーディションによって選ばれた精鋭たち。トスカ役の中村真紀(ソプラノ)もカヴァラドッシ役の宮里直樹(テノール)も近年活…

粟國 淳(演出)

「存在の耐えられない苦しさ」こそヴィオレッタの悲劇の核心  イタリアの精神を知り尽くした粟國淳だから、《ラ・トラヴィアータ(椿姫)》はすでに何度も手がけているかと思えば、意外にも、「装置も衣裳もゼロから作るのは初めてなんです」という返答であった。だが、それは創造にとっては好都合な状況だと言えそうだ。 「藤原歌劇団は《ラ…

第3回 オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 〜声魂真剣勝負〜

ディーヴァとディーヴォによる華麗なる大バトル!  ベテランから若手までスター歌手たちが大集合し、紅組・白組に分かれて文字通り雌雄を決する…。いささか古風ではあるが未だに根強い人気を誇る、大晦日の国民的歌合戦の面白さをそのままオペラ界に導入して、2016年の9月からスタートした本企画。昨年から開催日を12月に移し、今年で…

アンドレア・バッティストーニ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団 魅惑のオペラ・アリア・コンサート

感動のクライマックスが延々と続く魅惑の2時間半  かつて「三大テノール」の競演が一世を風靡したように、時にオペラ・アリア・コンサートは、上質なオペラ公演もおよばないほどの感銘を聴き手に与える。ただし、「時に」と書いたように条件がある。三大テノールのような圧倒的な歌声のシャワーはその一つだが、もっと根源的な条件もある。ア…

アンドレア・バッティストーニ (指揮)

 この10月、一大オペラプロジェクトが日本列島を縦断する。ヴェルディの《アイーダ》が、札幌にオープンする札幌文化芸術劇場hitaruのこけら落としを皮切りに、神奈川、兵庫、大分の4都市で計6回上演されるのだ。この各劇場と複数の団体が共同制作するグランドオペラの指揮を執るのは人気絶頂の若きマエストロ、アンドレア・バッティ…

10代のためのプレミアム・コンサート はじめての演奏会オペラ〜イタリア・オペラ編〜

 昨秋東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任し、人気沸騰中のイタリア人指揮者、アンドレア・バッティストーニ。9月にはBunkamuraオーチャードホールで、ヴェルディの大傑作《オテロ》を指揮。映像演出付きの意欲的な上演だが、その公演の合間を縫って「若者にオペラを届けたい!」というバッティストーニの夢の企画が実現…

アヌ・タリ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン「第九」特別演奏会

美貌とカリスマ性を兼ね備えた話題の指揮者が登場  いよいよ「第九」の季節が到来。日本独自の風習として定着した暮れの「第九」だが、毎年さまざまな顔ぶれの指揮者による「第九」を聴き比べることができるのだから、考えてみればずいぶんとぜいたくなことである。  今年の「第九」のなかで、フレッシュさという点で特に目をひくのはアヌ・…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA/ニッセイ名作シリーズ 2016 オペラ《セビリアの理髪師》

 日生劇場がこのほどリニューアル・オープンし、NISSAY OPERA/ニッセイ名作シリーズ 2016 オペラ《セビリアの理髪師》を上演中だ。  去る6月11日(土)に行われた山本康寛組のゲネプロ(GP・最終総稽古)を取材した。 (写真は第1幕から。 Photo:M.Terashi /Tokyo MDE 2016.6.…

園田隆一郎(指揮)

ロッシーニを振りたくて指揮者を目指したのです  デビュー10年で「オペラの若きマエストロ」として世評を確立、欧州の歌劇場からも頼りにされる園田隆一郎。人柄は穏やかでも行動力は人一倍の彼が、この6月、ロッシーニの名作《セビリアの理髪師》に挑む。 「今年初演200周年を迎える《セビリア》は、ロッシーニのオペラで一番愛される…

東京二期会《リゴレット》GPレポートその2

 東京二期会が2月19日から22日まで東京文化会館で、そして25日には大分のiichikoグランシアタで上演する、パルマ王立歌劇場との提携公演、ヴェルディ《リゴレット》。16日に行われたオーケストラ付き舞台リハーサル(20日・22日・25日のキャスト:リゴレット成田博之組)全幕と、17日に行われたGP(ゲネラルプローベ…