Tag Archive for トランペット

【CD】天の舞 Celestial Dance/Bach Artists Japan 匠

 N響、東響の首席奏者等、日本を代表する5人の名手が集結した、“トランペット五重奏&四重奏のみ”のアルバム。グループ名の「Bach」は、同楽器のトップブランドたる「バック」を意味している。つまり5人はその愛用者であり、本作も統一感のある音色が大きな特徴をなしている。アメリカ人作曲家のオリジナル中心の選曲には一切の媚びが…

【CD】アズーラ ―イタリアン・リサイタル― /オッタヴィアーノ・クリストーフォリ

 日本フィルのソロトランペット奏者、クリストーフォリのソロCD第2弾。イタリアンなメロディ満載の幻想曲&変奏曲に、おなじみ「夜空のトランペット」、日本人作曲家のオリジナル、ドクシツェル編の日本の歌を交え、コルネットやフリューゲルホルンも用いた、多彩かつ個性的な内容が光っている。明るく艶やかな音色とナチュラルな歌い回しは…

ルシエンヌ(トランペット)

フランスから爽やかなトランペットの新星が登場  いま、フランス出身のトランペット奏者ルシエンヌが、世界から熱い視線を浴びている。彼女は1999年生まれ。パリ国立高等音楽院でジャズとクラシックを学び、さまざまなコンクールで優勝を果たし、2017年に弱冠18歳でワーナー・クラシックスと契約、デビューCD『ザ・ヴォイス・オヴ…

クリス・ゲッカー(トランペット) マスタークラス/コンサート

甘い音色と一流の指導、まさに一挙両得の機会  クリアで甘いトーンや華麗なテクニックと、卓越した指導を一挙に享受できるのが、クリス・ゲッカーの「トランペット マスタークラス/コンサート」だ。  彼は、ニューヨーク・タイムズ紙に「輝かしいヴィルトゥオーゾ」と賞されたアメリカ屈指の名手。演奏面では、アメリカン・ブラス・クイン…

東京オペラシティ B→C 守岡未央(トランペット)

日本音コン覇者による輝かしく歌声あふれるサウンド  将来を嘱望される音楽家が、趣向を凝らしたプログラミングを聴かせる『B→C』。9月に出演するのは2015年に日本音楽コンクールを制した守岡未央だ。コンクールでも評価の高かったピッコロ・トランペットをメインに駆使して、前半はJ.S.バッハやテレマンなど、バロック作品を演奏…

菊本和昭(トランペット)

金管楽器って最強です!  2016年に始まり3回目の開催となる「ローム ミュージック フェスティバル」。室内楽からオーケストラまでさまざまな公演が、昼夜にわたり春の京都を彩る。今回初めて開催されるのが、腕利き奏者たちによる金管アンサンブルのコンサート「ザ・スピリッツ・オブ・ブラス」。リーダー役はNHK交響楽団の首席トラ…

山本英助(トランペット)

欧州仕込みの妙技を壮麗な響きと共に!  南西ドイツ・フィルの首席トランペット奏者を15年間務めた後、国立音大の教授及びソロ活動を続ける山本英助が、パイプオルガン+金管バンドとの“響宴”を行う。会場の東京芸術劇場のオルガンを回転させて使うなど、通常のリサイタルとはひと味違った、興味津々の内容だ。 「第1部はルネサンス及び…

鈴木秀美(指揮) 読売日本交響楽団

清新な躍動と驚愕の神技に耳目が踊る  ベートーヴェンの交響曲第7番は、古楽系の指揮者で聴くとひと味違った面白さを感じる作品だ。古楽奏法が曲の肝となるリズムの要素を明確に浮き彫りにし、贅肉を落としたサウンドが躍動感を増幅させる。ただ通常のオーケストラでは、古楽・モダン双方の特性を熟知し、確固たる様式感をもった指揮者でこそ…

東京オペラシティ B→C 宮本 弦(トランペット)

バロックと現代の多様な交錯  6月の東京オペラシティ『B→C』は、バロックと現代のみの真っ向勝負。同シリーズとしては意外に珍しい。主役はトランペットの宮本弦。1986年広島県生まれの彼は、日本音楽コンクール第2位ほか受賞歴も多く、東京音楽大学卒業後の2010年から名古屋フィルの首席奏者を務めている。ハイドン、フンメルの…

第3回 レゾナンス〈鎌倉のひびき〉コンサートシリーズ2017

古都で楽しむ名手たちのアンサンブル  春の古都・鎌倉で音楽を。この街の財産ともいえる寺社などを会場としたコンサートシリーズが行われているのをご存知だろうか。「レゾナンス〈鎌倉のひびき〉」と題されたこの小さな音楽祭は、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席オーボエ奏者として活躍する吉井瑞穂を中心に、市内出身の有志たちが…