Bravo Tips

ARK Hills Music Week 2020 サントリーホール ARKクラシックス

若きふたりを中心に多彩な顔ぶれが集う3日間の祭典  サントリーホールとアークヒルズを中心に2011年から開催されてきた「ARK Hills Music Week」の新機軸として、18年秋から始まった『サントリーホール ARKクラシックス』。ピアノの辻井伸行とヴァイオリンの三浦文彰、ふたりの若きスターがアーティスティック…

新井鷗子(横浜みなとみらいホール館長)

「すべてのことをバランスよく取り込んでいきたい」 ──他ホールとの連携や新たなコンサートのあり方などを視野に入れて  4月1日付で、横浜みなとみらいホールの新館長に就任した。“本職”は音楽構成作家。その分野の第一人者として、テレビの音楽番組やコンサートの制作現場で仕事をしてきた。一方で、障害者支援の研究開発に携わる東京…

コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

全身全霊をかけて挑むベートーヴェンのソナタ全32曲  2020年はベートーヴェン生誕250年にあたるアニヴァーサリー・イヤー。これを記念し、「天才」と称されるウクライナ生まれのピアニスト、コンスタンチン・リフシッツが首都圏8館でピアノ・ソナタ全32曲を演奏する「ベートーヴェンへの旅」と題したシリーズを行う。  リフシッ…

METライブビューイング2019-20シーズン 後半の見どころ聴きどころ

心とろかすガーシュウィンの名作からワーグナーの出世作、3つの「歴史ヒロインもの」まで  ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のハイライトを映画館で体験できるMETライブビューイング。2019-20シーズン後半の5演目は、なんと3つが新演出。キャストも適材適所で、見逃せない作品ばかりだ。  一番の話題作は、現地で今季のシー…

東京・春・音楽祭 2020

待望の開幕! 注目公演を一挙紹介  今年も上野を舞台に多彩な公演がくりひろげられている「東京・春・音楽祭」。音楽祭は4月18日まで続く。これからでも間に合う注目公演をいくつか挙げてみよう。  まずは東京文化会館大ホールで開催される「東京春祭 合唱の芸術シリーズ」vol.7、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」(4/12…

庄司紗矢香(ヴァイオリン)

勅使川原さんのダンスにマラルメの詩に共通するものを感じます  庄司紗矢香は挑戦する表現者だ。創作への情熱は、演奏の分野にとどまらない。美術にも関心が深く、絵画の個展をひらき、現在は映像作品を中心に創作を行っている。  「視覚のインタープリテーションは、音楽のインタープリテーションと同じで常に変わりゆくもの。創っていくプ…

三浦文彰(ヴァイオリン)

20世紀ロシアが生んだヴァイオリン協奏曲の傑作と向き合う  三浦文彰が弾くショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を、すでにコンサートで聴いた方も多いだろう。少年時代に、この曲を作曲者とともに創造したと言えるダヴィド・オイストラフの録音を聴いて心を動かされ、17歳の時に初めてコンサートで弾いたという作品だが、演奏を…

嘉根礼子(サラマンカホール支配人)

この弦を鳴らすのは“あなた”です!  岐阜県を代表する音楽ホールであるサラマンカホールが、国内はもちろん、世界的にもほとんど類を見ないプロジェクトを開始した。「STROAN」と名付けられた「ぎふ弦楽器貸与プロジェクト」で、計40挺ものヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを無償で貸与する(楽器ケース付き、弓はなし)。しかも条件…

プラシド・ドミンゴ プレミアム コンサート イン ジャパン2020

オペラ界のレジェンドが来日 バリトンの美声で聴かせるオペラ・アリアや名旋律の数々  プラシド・ドミンゴがこの1月に来日する。期待の若手ソプラノを連れて。来年4月のオリンピック関連のイベントは辞退したものの、コンサートのために来日する。そもそもドミンゴは昔から、オペラもコンサートもなるべくキャンセルしない、ということをポ…

ロベール・ルパージュ(演出・構成)

斬新な手法を駆使して表現する「一大叙事詩」を完全版で上演  カナダの演出家ロベール・ルパージュといえば、MET《ニーベルングの指環》やシルク・ドゥ・ソレイユのサーカスなど、最新のテクノロジーを駆使する幻想的な舞台で知られる。彼の演劇における代表作のひとつ『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、1995年の五部作版上…