Bravo Tips

リュウ・シャオチャ (呂 紹嘉)(指揮)

台湾のクラシック・シーンを牽引するマエストロ  近年、目覚ましい成長を遂げたアジア諸国のオーケストラの中にあって、特に高い評価を受けているのが、台湾フィルハーモニック(台湾では国家交響楽団の名称)。音楽監督を務めるリュウ・シャオチャに率いられて2019年春に来日、熱いサウンドを披露する。  「日台は物理的な距離だけでな…

ソヌ・イェゴン ヴァン・クライバーン 国際ピアノコンクール 2017優勝者ツアー

世界最高レベルのコンクールの覇者の“今”を聴く  アメリカ、テキサス州フォートワースで4年に1度開催される、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール。冷戦期、ソ連で行われた第1回チャイコフスキー国際コンクールを制し、アメリカの英雄となったヴァン・クライバーンの名を冠して、1962年にスタートした。過去の優勝者には、古く…

【本日初日!新作・世界初演】芸劇dance 勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』 『ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―』

新ウィーン楽派の深遠な世界観をダンスで表現 *11月30日に行われたドレスリハーサルを終えて勅使川原三郎よりコメントと写真を追加しました。  世界のダンスファンで、勅使川原三郎の名を知らぬ者はない。一年の多くを海外で過ごし、自作公演に加えてパリ・オペラ座バレエ団への振付や、欧州有名歌劇場へのオペラ演出も多数。その高い評…

岸田 繁(作曲)& 広上淳一(指揮)

第一番から2年、遂に交響曲第二番が完成!  人気ロックバンド「くるり」でヴォーカルやギターを担当する岸田繁が、作曲家として取り組んだ「交響曲第二番」を完成し、広上淳一指揮の京都市交響楽団により3都市で初演される。クラシックとロック、双方の世界に衝撃を与えた前作「第一番」から2年。岸田独特の感性とオーケストラ・サウンドが…

小川典子(ピアノ/浜松国際ピアノコンクール審査委員長)

世界に羽ばたくピアニストを浜松から送り出したい  10回目の開催を迎え、世界でますますその存在感を大きくしている浜松国際ピアノコンクール。昨年、同コンクールをモデルとした恩田陸の小説『蜜蜂と遠雷』が直木賞を受賞。今秋は、より幅広い層からの注目を集めた開催となりそうだ。  今回からは、小川典子が審査委員長に就任。1987…

広上淳一(指揮/東京国際音楽コンクール〈指揮〉審査委員)

いまの完成度より将来伸びそうな若者、未知数の才能と出会いたい  「今、指揮者としてやっていられるのは、このコンクールのおかげです。みんな(アムステルダムで1984年に行われた)キリル・コンドラシン・コンクールに優勝したからでしょ、と言うけれど、そうではありません。82年の民音コンクール(旧称)がなければ、僕はここにいま…

吉田裕史(ボローニャフィルハーモニー管弦楽団 & さわかみオペラ芸術振興財団 芸術監督/指揮)

名古屋城天守閣という最高の借景で《トスカ》を上演  イタリアを中心に活動する指揮者・吉田裕史が芸術監督を務めるさわかみオペラ芸術振興財団が主催する「ジャパン・オペラ・フェスティヴァル」。前身の企画から通じて、姫路城、平城京跡大極殿といった歴史的建造物の前に特設ステージを組んで野外オペラを上演している。今年は名古屋城の天…

福田成康(全日本ピアノ指導者協会 専務理事)

コンクールを聴きに行こう ! 〜若きピアニストたちによる人生をかけた真剣勝負  国内、いや、世界的にも最大級の規模を誇るコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」が、今年で42回目を迎える。頂点に輝く「特級」の歴代グランプリには、関本昌平、田村響などの優れたピアニストたちが名を連ね、彼らのような活躍を夢見て、毎年約…

トルステン・ケール(テノール) 《魔弾の射手》を語る

 今やトリスタン、ジークフリートをはじめとするワーグナーのヘルデン・テノールの役を世界中で歌うようになったトルステン・ケール。日本では2014年、コルンゴルトの《死の都》の主人公・パウル役で新国立劇場に客演したのが記憶に新しい。その彼がこの7月、「兵庫県立芸術文化センター 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018」で、…

大友直人 (ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン 創設音楽監督/指揮)

真に世界と同等の価値観を持ちたい  大友直人が熱い! 意外、と言っては失礼だけれど、スマートな長身と端正な音楽作り、いつもジェントルな物腰の大友が、“私のライフワーク”と熱弁をふるうのは、「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)」のこと。2001年に、大友と指揮者アラン・ギルバートの二人を音楽監督にスタ…