Bravo Tips

コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)

全身全霊をかけて挑むベートーヴェンのソナタ全32曲  2020年はベートーヴェン生誕250年にあたるアニヴァーサリー・イヤー。これを記念し、「天才」と称されるウクライナ生まれのピアニスト、コンスタンチン・リフシッツが首都圏8館でピアノ・ソナタ全32曲を演奏する「ベートーヴェンへの旅」と題したシリーズを行う。  リフシッ…

METライブビューイング2019-20シーズン 後半の見どころ聴きどころ

心とろかすガーシュウィンの名作からワーグナーの出世作、3つの「歴史ヒロインもの」まで  ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のハイライトを映画館で体験できるMETライブビューイング。2019-20シーズン後半の5演目は、なんと3つが新演出。キャストも適材適所で、見逃せない作品ばかりだ。  一番の話題作は、現地で今季のシー…

東京・春・音楽祭 2020

待望の開幕! 注目公演を一挙紹介  今年も上野を舞台に多彩な公演がくりひろげられている「東京・春・音楽祭」。音楽祭は4月18日まで続く。これからでも間に合う注目公演をいくつか挙げてみよう。  まずは東京文化会館大ホールで開催される「東京春祭 合唱の芸術シリーズ」vol.7、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」(4/12…

庄司紗矢香(ヴァイオリン)

勅使川原さんのダンスにマラルメの詩に共通するものを感じます  庄司紗矢香は挑戦する表現者だ。創作への情熱は、演奏の分野にとどまらない。美術にも関心が深く、絵画の個展をひらき、現在は映像作品を中心に創作を行っている。  「視覚のインタープリテーションは、音楽のインタープリテーションと同じで常に変わりゆくもの。創っていくプ…

三浦文彰(ヴァイオリン)

20世紀ロシアが生んだヴァイオリン協奏曲の傑作と向き合う  三浦文彰が弾くショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を、すでにコンサートで聴いた方も多いだろう。少年時代に、この曲を作曲者とともに創造したと言えるダヴィド・オイストラフの録音を聴いて心を動かされ、17歳の時に初めてコンサートで弾いたという作品だが、演奏を…

嘉根礼子(サラマンカホール支配人)

この弦を鳴らすのは“あなた”です!  岐阜県を代表する音楽ホールであるサラマンカホールが、国内はもちろん、世界的にもほとんど類を見ないプロジェクトを開始した。「STROAN」と名付けられた「ぎふ弦楽器貸与プロジェクト」で、計40挺ものヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを無償で貸与する(楽器ケース付き、弓はなし)。しかも条件…

プラシド・ドミンゴ プレミアム コンサート イン ジャパン2020

オペラ界のレジェンドが来日 バリトンの美声で聴かせるオペラ・アリアや名旋律の数々  プラシド・ドミンゴがこの1月に来日する。期待の若手ソプラノを連れて。来年4月のオリンピック関連のイベントは辞退したものの、コンサートのために来日する。そもそもドミンゴは昔から、オペラもコンサートもなるべくキャンセルしない、ということをポ…

ロベール・ルパージュ(演出・構成)

斬新な手法を駆使して表現する「一大叙事詩」を完全版で上演  カナダの演出家ロベール・ルパージュといえば、MET《ニーベルングの指環》やシルク・ドゥ・ソレイユのサーカスなど、最新のテクノロジーを駆使する幻想的な舞台で知られる。彼の演劇における代表作のひとつ『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、1995年の五部作版上…

全国共同制作オペラ(白河・金沢・東京) ヴェルディ:歌劇《ラ・トラヴィアータ》全幕(新演出・日本語字幕付・原語上演)

新たな視点で描く“ヴィオレッタという生き方”  全国の公共ホール・芸術団体が連携して新演出のオペラを共同制作する「全国共同制作オペラ」シリーズの最新作、《ラ・トラヴィアータ》が、2020年2月に福島・白河文化交流館コミネス、石川・金沢歌劇座、東京芸術劇場で上演される。井上道義が総監督・指揮、振付家・ダンサーの森山開次が…

川久保賜紀(ヴァイオリン) 遠藤真理(チェロ) 三浦友理枝(ピアノ)トリオ

各々の個性を持ち寄り、ともに歩んできた10年  川久保賜紀、遠藤真理、三浦友理枝がトリオとしての活動を始めて10年。節目となる今年はショスタコーヴィチと坂本龍一を取り上げて記念コンサートを行うほか、10年ぶりに新譜2タイトルもリリースする。 川久保「初めての録音の時は、お互いに違うところ、共通するところがまだわからなか…