【4/21(日)連続開催】「劇場が考えるこれからのオペラ公演」/エピローグ

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に2018年4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018」(以下、OAA)を開催している。

 4月21日(日)は、オペラ表現論/トークセッション「劇場が考えるこれからのオペラ公演〜求められる才能とは?〜」と題し、今、劇場はどのような意図を持って公演を企画しているのかを議論、これから劇場が求める才能を探る。

 田尾下はこれまで神奈川県民ホールでのオペラ《金閣寺》(2015年)、日生劇場での《後宮からの逃走》(2016年)などを手がけているが、トークセッションには両劇場から赤江直美(神奈川県民ホール プロデューサー/事業課長)、福島寿史(日生劇場 企画制作部)を招き、上演までの制作過程などについても聞く。
 
 これに続き、エピローグ「OPERA ART ACADEMIAは意義があったのか?」を同日開催。この1年間のOAAを振り返り、田尾下自らが総括する。

神奈川県民ホール《金閣寺》
C)青柳聡

NISSEY OPERA 2016《後宮からの逃走》より
撮影:三枝近志


オペラ表現論/トークセッション
「劇場が考えるこれからのオペラ公演〜求められる才能とは?〜」

2019年4月21日(日)14:00〜16:00

ゲスト :赤江直美(神奈川県民ホール プロデューサー/事業課長)
福島寿史(日生劇場 企画制作部)
参加費:無料


エピローグ
OPERA ART ACADEMIAは意義があったのか?

2019年4月21日(日)16:30〜18:30

参加費:無料

桜美林大学 四谷キャンパス(千駄ヶ谷)1階ホール
東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目1-12
(東京メトロ「北参道」駅、JR「千駄ヶ谷」駅より徒歩6分)
https://www.obirin.ac.jp/access/yotsuya/

*ご参加方法*
件名に「トークセッション、または、エピローグ」
本文に
・ご希望日時
「4月21日14時、または、4月21日16時30分」
・お名前
・参加人数
・連絡先(携帯電話・メールアドレス)
を明記の上、info@tttc.jpまでお送りください。

問:田尾下哲シアターカンパニー03-6419-7302(ノート株式会社内)
info@tttc.jp

●田尾下哲シアターカンパニー
http://tttc.jp/


【Profile】
赤江 直美 / Naomi Akae(神奈川県民ホール プロデューサー/事業課長)

1997年神奈川芸術文化財団に入団。オペラ、バレエを中心に神奈川県民ホール自主事業の制作に携わる。2002年-03年文化庁新進芸術家海外研修制度にて渡欧。ウェルシュ・ナショナル・オペラ(英国)、フィレンツェ歌劇場(イタリア)にて研鑽を積む。11年同ホールプロデューサーに就任。オペラ「ハーメルンの笛吹き男」(12年)、「水炎伝説」(15年)、「金閣寺」(15年)、みんなでたのしむオペラ「ヘンゼルとグレーテル」(18年)、他劇場・団体との共同制作オペラ、舞踊では「時の庭」(10年)、「ジュエルズ・フロム・ミズカ」(14年、18年)、財団芸術監督プロジェクト「メモリー・オブ・ゼロ」(19年)等、同ホール自主事業の企画制作に携わる。

福島 寿史 / Toshifumi Fukushima(日生劇場 企画制作部)
奈良県生まれ。神戸大学国際文化学部卒業。同大学院修了。在学中より、ショパンをテーマにしたピアノコンサートや、子どものための読み聞かせコンサートなどの企画・制作を行う。神戸国際芸術祭実行委員会、大阪ドイツ文化センター、びわ湖ホールを経て現職。現在は、オペラなどの企画・制作を担当している。