“観る音楽”の代表作、ブラッシュアップされて再演!

Photo:スタッフ・テス
5年ぶりの上演となる今回は、酒井はな、浅田良和、三木雄馬、池田武志ら現在のバレエシーンに欠かせない個性豊かなダンサーたちが出演。管弦楽は東京シティ・フィル。澤江衣里(ソプラノ)、中嶋克彦(テノール)、加耒徹(バリトン)ら気鋭の独唱陣に合唱が加わる。指揮は昨年12月『戴冠ミサ』でO.F.C.と初共演、オーケストラピットを経験した坂入健司郎。オーケストラや合唱だけでなくダンサーたちともコンタクトしながら、どんな音楽を生成していくのだろう。作品の全体像をどうとらえ、構成していくのか、ピットから見た世界を音楽としてどう提示してくれるのか、興味のつきない公演だ。
文:守山実花
(ぶらあぼ2018年6月号より)
2018.6/16(土)16:00 東京文化会館
問:O.F.C. 事務局03-3367-2451
http://www.choraldancetheatre-ofc.com/