Tag Archive for 西村朗

新国立劇場 オペラ2018/19シーズン

大野和士新芸術監督が打ち出す新機軸 新国立劇場2018/19シーズンのオペラ公演のラインナップが発表された。モネ劇場、リヨン歌劇場などのポストを歴任し、世界の歌劇場の最前線を知る大野和士の芸術監督就任で、同劇場が“世界の劇場の潮流”へとさらなる発展を遂げるであろう期待が高まる。会見での言葉を引用しつつ、新シーズンの注目…

大野和士・新芸術監督が打ち出す新国立劇場オペラの新機軸

 新国立劇場は、2018/19シーズンよりオペラ新芸術監督として大野和士(東京都交響楽団およびバルセロナ交響楽団音楽監督)を迎える。任期は22年8月31日までの4年間。1月11日に開かれたラインナップ説明会の席で大野は、同劇場のオペラ上演の新しい方向性を示した。  大野は就任にあたり、 [1]「レパートリーの拡充」 …

茂木宏文が第27回芥川作曲賞を受賞

 第27回芥川作曲賞の選考会が9月2日に行われ、演奏会による公開選考の結果、茂木宏文の「不思議な言葉でお話しましょ!」が受賞作に決定した。茂木には、賞状と賞金50万円が授与された。選考委員は酒井健治、西村朗、山内雅弘の3名。  芥川作曲賞は、故・芥川也寸志の功績を記念してサントリー音楽財団(現・公益財団法人 サントリー…

飯野明日香(ピアノ)

日本の優れたピアノ音楽を世界に向けて発信したい  名だたる現代作曲家の選りすぐりの作品が並んだディスク。曲ごとにまったく異なる表情を見せるその多彩な演奏にはまさに舌を巻くばかり。6月10日に『JAPAN NOW』という新譜をリリース、併せてほぼ同内容で発売記念のリサイタルを開催する飯野明日香は、フランス現代音楽や一柳慧…

西村 朗(作曲)

野平一郎さんとの共作・委嘱はスリリングな体験ですね  1981年から毎年、優れた日本人作曲家の紹介を行ってきたサントリー芸術財団主催の『作曲家の個展』。今年からリニューアルし、新シリーズがスタートする。『作曲家の個展Ⅱ』と題し、毎回2人の作曲家が演奏会の構成・企画を担当するスタイルを採用するという。記念すべき初回は、西…

山形交響楽団特別演奏会 さくらんぼコンサート2016 東京公演

古楽演奏の成果が反映した鮮烈なサウンド  今やモダン楽器オーケストラにとっても、ひとつの大きなトレンドとなっているのが、ピリオド楽器の使用や時代ごとの語法を追求するなどの古楽演奏の成果を反映したHIP(Historically Informed Performance)。わが国で最も積極的な取り組みを行っている団体のひ…

太田真紀(ソプラノ)

西村朗とルチアーノ・ベリオの世界を求めて  現代音楽の演奏を主な活動に掲げ、腕ききたちが顔を揃える「いずみシンフォニエッタ大阪」。2月の定期では、音楽監督・西村朗の室内交響曲第5番「リンカネイション」を初演する。“輪廻転生”を主題に、西村の室内交響曲で初めて人の声を伴う本作品は、ちょうどこの号が出る頃に完成予定だ。その…

第36回 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル

シューベルトとドビュッシーの魅惑  国内外から招聘される一流音楽家による講習と演奏会から成る草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル(音楽監督・西村朗)。36年目を迎える、日本の夏の音楽祭の老舗だ。豪華講師陣のレッスンも、実は私たち聴く側のファンにとっても示唆に富む内容だが、やはり気になるのは連日の演奏会。今年は「…

西村 朗(作曲)

神、人間、創造について問う壮大な物語  インド哲学の粋を極めた大叙事詩『マハーバーラタ』の第6巻にあたる『バガヴァッド・ギーター』。ヒンズー教での幻影の力「マーヤー」を超越し、絶対的な存在である聖バガヴァッドに近づくことで、解脱の境地に至ろうとする選ばれた戦士アルジュナ。その苦悩と決断。宇宙的な規模で神、人間、存在につ…