ブルームクァルテット&アンサンブル Ⅲ NAGOYA

“名古屋ブルーム”いよいよデビュー!

 2007年に東京の現役女子音大生によって結成された弦楽四重奏団ブルームクァルテット。「花」「花盛り」「輝き」という意味の団名にふさわしい艶やかなパフォーマンスは、クラシック音楽の裾野を着実に広げている。その後、11年に神戸を拠点に「関西ブルーム」が発足し、地元でデビュー公演を行って大成功。そして昨年末には、名古屋で「第3のブルーム」が結成されて話題となったが、そのお披露目となるのが当公演だ。“クラシック界のAKB48”とも言われる彼女たちは、現在、総勢50名を超えるメンバーで活動している。今回は名古屋を拠点に活躍する若手女性演奏家17名が、クァルテット[波馬朝加(第1ヴァイオリン)、波馬朝光(第2ヴァイオリン)、箕浦理恵(ヴィオラ)、紫竹友梨(チェロ)]&アンサンブルの2本立てで演奏する。注目のプログラムは、テレマン「4つのヴァイオリンのためのソナタ」、ボロディンの弦楽四重奏曲第2番、モーツァルト「ディヴェルティメントK.136」、ホルスト「セントポール組曲」という盛りだくさんの内容。名古屋のクラシック音楽界に新たな1ページを開く!
文:渡辺謙太郎
(ぶらあぼ2013年12月号から)

★12月20日(金)・名古屋/電気文化会館ザ・コンサートホール
問 電気文化会館052-204-1133
e-mail:bloomquartet@gmail.com
http://www.bloomquartet.com