Tag Archive for 細川俊夫

第68回「尾高賞」に細川俊夫

 第68回「尾高賞」の受賞作品が、細川俊夫の「オーケストラのための『渦』」(2019)に決定した。  「尾高賞」は、NHK交響楽団専任指揮者であった故・尾高尚忠が生前に遺した功績を讃え、1952年に同楽団によって制定された作曲賞。邦人作曲家による優れたオーケストラ作品に授与される。受賞作は、オーケストラが響きの渦を形成…

読響が2020/21シーズンプログラムを発表

 読売日本交響楽団が2020/21のシーズンプログラムを発表した。常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ、首席客演指揮者山田和樹、指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人の3人体制での最初のシーズン。ドイツの“王道プロ”を基本としながらも斬新さを加えた充実した構成となっている。  常任指揮者に就任して2年目となるヴァイ…

サントリーホール 作曲家の個展Ⅱ 2019 細川俊夫 & 望月 京

アニバーサリーにふさわしく世界的作曲家2人の注目作を  日本を代表する作曲家二人がタッグを組んで行われるサントリーホール主催の「作曲家の個展Ⅱ」。サントリー芸術財団50周年記念の節目となる2019年の「個展Ⅱ」は、ともにヨーロッパで高く評価されている細川俊夫と望月京による二人展で、オーケストラ作品4曲が取り上げられる。…

2019年7月発売のおすすめチケット情報

■7/1(月)発売 2019 北九州国際音楽祭 2019.10/6(日)〜11/24(日) 北九州市立響ホール、西日本工業倶楽部、アルモニーサンク 北九州ソレイユホール 出演者: マレク・ヤノフスキ(指揮)ダン・タイ・ソン チョ・ソンジン 菊池洋子(以上ピアノ)森 麻季(ソプラノ)鈴木優人(チェンバロ&ピアノ)谷口英治…

くちづけ〜現代音楽と能〜

異種のフィールドが交錯する未体験の空間  日本の伝統芸能である能とハンガリーの現代音楽との出会いが、斬新な領野を切り開く注目のコンサートである。東京文化会館の舞台芸術創造事業として3月に開催される「くちづけ〜現代音楽と能〜」は、ハンガリーを代表する世界的巨匠エトヴェシュ・ペーテルの2作品を中心としたプログラムで、両国の…

【読者プレゼント】若林かをりフルートリサイタル〜邦人作品を聽く〜

 2015年から現代の無伴奏フルート作品を集めたリサイタル・シリーズ「フルーティッシモ!」に取り組み、フルートソロの可能性を追求してきたフルーティスト、若林かをり。全5回シリーズでおこなわれたソロ・リサイタルでは、武満徹、湯浅譲二、細川俊夫、サルバトーレ・シャリーノ、カイヤ・サーリアホといった現代を代表する作曲家たちの…

若林かをり フルートリサイタル〜邦人作品を聽く〜

日本人作曲家によりフルート作品の軌跡を一望する野心的な企画 平成30年度(第73回)文化庁芸術祭参加公演 フルートリサイタル〜邦人作品を聽く〜2公演  ヨーロッパは楽音と非楽音を区別し、楽音を体系化して明快な形を作り上げた。それに追いつくことが近代日本音楽の課題だった。しかし、私たち日本人の伝統は、音を必ずしもそのよう…

新国立劇場 開場20周年記念公演 細川俊夫/サシャ・ヴァルツ:《松風》(新制作・日本初演)

ダンスと声楽が一体となって現れる幽玄な世界  ドイツのコンテンポラリー・ダンスでは、もはや大御所といえるサシャ・ヴァルツ。今回新国立劇場で上演するのは、能の名作『松風』を下地に細川俊夫が作曲した1幕5場のオペラである。能『松風』は、海の精である松風(イルゼ・エーレンス)、村雨(シャルロッテ・ヘッレカント)の姉妹が、須磨…

近江楽堂という場所でひびく、シャリーノとフルート

若林かをり フルーティッシモ!《vol.5》  ファンタジーがある、と若林かをりは言う。生きているこの人生の時間を費やして練習していきたい作品、とも。  フルーティストが全5回シリーズでおこなうソロ・リサイタル、最後の2回はシャリーノの作品で占められている。近江楽堂で10月におこなわれる第5回はその最終章。  これだけ…

新国立劇場が開場20周年

《アイーダ》とカタリーナ・ワーグナーによる新演出《フィデリオ》で祝う  新国立劇場は、1997年10月に、團伊玖磨《建・TAKERU》(委嘱新作)の世界初演とともに開場した。つまり、今秋で20周年を迎える。  新シーズンは、新制作のワーグナーの《神々の黄昏》でオープニングを飾る。指揮は同劇場オペラ芸術監督の飯守泰次郎。…