Tag Archive for 東京都交響楽団

動き出す日本のオーケストラたち(2)〜フルサイズの定期も遂に再開、東響が一番のり。都響、N響も独自色で臨む

 オーケストラの定期演奏会。4ヵ月前までは普通に聴いていた序曲→協奏曲→休憩→交響曲で構成された、オーケストラファンとしては嬉しい「定番セット」がついに戻ってきた。  この3月下旬以降、活動休止を経て無観客ライヴの動画配信を続けてきた東京交響楽団(東響)は6月26日、サントリーホールの第681回定期演奏会でフルサイズの…

アラン・ギルバート(指揮) 東京都交響楽団

端正な造形と豊かな情熱を持って古典派シンフォニーの最高峰に挑む  7月、東京都交響楽団に首席客演指揮者アラン・ギルバートが帰ってくる。毎回の共演で意欲的なプログラムを組んで、互いの相性のよさを感じさせるギルバートと都響だが、今回のプログラムはモーツァルトの「三大交響曲」。交響曲第39番、第40番、第41番「ジュピター」…

東京都交響楽団が「公演再開に備えた試演」を開催

東京文化会館で2日間にわたり公開、実験の結果を広く提供  東京都交響楽団(都響)は「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)影響下における公演再開に向けた試演」を東京文化会館大ホールで2020年6月11&12日の2日間、音楽監督の大野和士の指揮により行った。  初日は弦楽合奏。グリーグの「ホルベルク組曲」、チャイコ…

Music Program TOKYO 小曽根 真 & アラン・ギルバート Jazz meets Classic with 東京都交響楽団

NYで共演した名指揮者を相手にコンポーザーピアニストの本領を発揮  ジャズピアニスト小曽根真による“Jazz meets Classic”企画は、2013年から毎年のように開催されてきた。当初は小曽根と仲の良い一流ジャズミュージシャンが東京都交響楽団と共演。クラシックの名曲に挑み、フレッシュな演奏を聴かせてくれるという…

クラウス・マケラ(指揮) 東京都交響楽団

北欧から現れた世界を揺るがす才能  今もっとも注目される若手指揮者クラウス・マケラが都響の指揮台に再登場する。マケラは1996年、フィンランド生まれ。近年、若くして脚光を浴びる指揮者は決して珍しくはないが、それにしても今年24歳の若さと聞けば、驚かずにはいられない。しかもこの年齢で2020/21シーズンからオスロ・フィ…

東京・春・音楽祭 2020

待望の開幕! 注目公演を一挙紹介  今年も上野を舞台に多彩な公演がくりひろげられている「東京・春・音楽祭」。音楽祭は4月18日まで続く。これからでも間に合う注目公演をいくつか挙げてみよう。  まずは東京文化会館大ホールで開催される「東京春祭 合唱の芸術シリーズ」vol.7、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」(4/12…

2020年3月発売のおすすめチケット情報

■3/7(土)発売 第22回 別府アルゲリッチ音楽祭 音楽とSDGs 〜未来と出会うために 2020.5/9(土)〜5/28(木) [別府]しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ [大分]iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂 [東京]東京オペラシティ コンサートホール 主な出演者 マルタ・アルゲリッチ …

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

還暦のシェフが贈るブリテン異色の大作とフランス管弦楽の名品  大野和士は近現代の「もっと聴かれるべき名曲」の紹介に執念を燃やし、私たちの耳を開いてきた。イギリスの大家ベンジャミン・ブリテンも「戦争レクイエム」をはじめ積極的に取り上げてきたが、都響3月定期には作曲家35歳時の大作「春の交響曲」が登場する。  1948年か…

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 東京都交響楽団

バロックからラヴェルまで〜バレエ音楽に聴く色彩の魅力  2016年の初共演以来、3シーズンぶりの登場となるフランソワ=グザヴィエ・ロト。今回はフランス・バレエ音楽を集めた凝ったプログラミングで、切れ味鋭い解釈を見せた前回からさらに磨きがかかりそう。  前半はバロック作品を二つ。ラモー「優雅なインドの国々」組曲。青春や美…

マーティン・ブラビンズ(指揮) 東京都交響楽団

“イギリス音楽の伝道師”の面目躍如たる好プログラム  イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督をはじめ、世界の有名歌劇場に客演しているマーティン・ブラビンズだが、日本では何といってもイギリス音楽の伝道師として知られる。都響への客演でも数多くの名曲を届けてくれたが、1月B定期では作曲家たちが身近な人々に向けた親愛なる…