Tag Archive for 東京都交響楽団

マルク・ミンコフスキ(指揮) 東京都交響楽団

仏の鬼才が超名曲の姿を一新!  ミンコフスキの都響客演時のプログラムは、毎回意表を突いている。2014年の初共演時はビゼー・プロ、15年はブルックナーの交響曲第0番他、17年は同じく第3番他、18年はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」…彼はこれら全ての演目で発見の喜びに充ちた音楽を展開してきた。そして5回目の共演とな…

フィリップ・フォン・シュタイネッカー(指揮) 東京都交響楽団

生誕200年に両雄の真価を再発見!  これまで“スッペとオッフェンバックだけの定期演奏会”があっただろうか? 都響の10月C定期は、この喜歌劇の2大作曲家の生誕200年を記念したプログラム。都響の立体的かつ豊穣なサウンドで、“楽しく美しい”両者の名曲を見直す、妙味十分のコンサートだ。  指揮はドイツの逸材フィリップ・フ…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

天上へ向かう絶美の献奏  至高、浄化、告別、永遠…等々の言葉が次々に浮かぶ。5年目を迎えた音楽監督・大野和士が都響を指揮するベルクのヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」とブルックナーの交響曲第9番。これは、作曲家の最晩年の作品が多く並ぶ今季の同楽団のプログラムの中でも白眉と言っていい。  ベルクのヴァイオリン協奏曲…

サントリーホール サマーフェスティバル2019

現代オペラの最高峰《リトゥン・オン・スキン》日本初演!  サントリーホールの夏の風物詩、サマーフェスティバルが今年も8月下旬に開かれる。ホール自ら「圧倒的ナナメ上」と銘打つように、挑戦的なプログラミングで音楽ファンの目を惹くものばかり。まずは「テーマ作曲家」としてスイスのミカエル・ジャレルを迎え、彼の管弦楽曲から室内楽…

夏休み子ども音楽会2019

今年の夏は親子でオペラ!  上野にあるクラシック音楽の殿堂・東京文化会館が毎年、夏休みの子どもたちに向けて開催する恒例企画が「夏休み子ども音楽会」(小学生以上対象)。東京都交響楽団の演奏する名曲たちを解説付きで堪能できる本格派のコンサートだ。  親子でも楽しめる約1時間のプログラムだが、実は大人だけで来場している音楽フ…

《響の森》 Vol.44 「コバケン 名曲アラカルトⅡ」

真夏に響く爽やかな名曲たち  上野の森にあるクラシックの殿堂、東京文化会館を会場にしたコンサート・シリーズ《響の森》。44回目となる8月には、“炎のマエストロ=コバケン”こと小林研一郎が再び登場、東京都交響楽団を指揮する。  今回は、昨年6月の「コバケン 名曲アラカルト」企画に続く、待望の第2弾。前回はオーケストラ曲と…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2019

祝15回!コアファンもビギナーも楽しめるオーケストラ真夏の祭典、その魅力を一挙紹介!  毎夏の恒例となった音楽祭「フェスタサマーミューザ」も今年で15回目。首都圏のオーケストラを同じホール(ミューザ川崎シンフォニーホール)で聴けるという画期的なこの音楽祭だが、今年もそれぞれのオーケストラと指揮者が趣向を凝らした選曲で次…

2019年7月発売のおすすめチケット情報

■7/1(月)発売 2019 北九州国際音楽祭 2019.10/6(日)〜11/24(日) 北九州市立響ホール、西日本工業倶楽部、アルモニーサンク 北九州ソレイユホール 出演者: マレク・ヤノフスキ(指揮)ダン・タイ・ソン チョ・ソンジン 菊池洋子(以上ピアノ)森 麻季(ソプラノ)鈴木優人(チェンバロ&ピアノ)谷口英治…

小泉和裕(指揮) 東京都交響楽団

充実顕著な実力者がおくる十八番二題  「こんな協奏曲が書けるとわかっていたら、真っ先に自分が書いていただろうに!」…これは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を知った際に発したブラームスの言葉だ。ブラームスは自ら世に出した後輩に、ドヴォルザークは恩人に敬意を抱き、二人は厚い友情で結ばれていた。都響の7月A定期は、この二人の本…

【リハーサル・レポート】フィリップ・マヌリの音楽

現代の「管弦楽の魔術師」マヌリが生み出す、 新たなオーケストラのサウンド  今年で21回目を迎えた東京オペラシティ文化財団が主催する「コンポージアムCOMPOSIUM」(Composition + Symposiumを組み合わせた造語)。核となるのは、ひとりの作曲家に審査を一任する「武満徹作曲賞」なのだが、審査員として…