Tag Archive for 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

鈴木秀美(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

重要なのは作曲家の響きの意図を明らかにすること  創立40周年の節目を迎えた東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団にとって、新たな扉を開くステージとなろう。世界的なバロック・チェロの名手として活躍を続ける一方、自ら主宰するオリジナル楽器によるオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)をはじめ、数々の一線楽団に客演、近年は…

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第九特別演奏会

「第九」の直球勝負!  暮れも押し迫った、という表現がぴったりの12月28日。首都圏のプロ・オーケストラによる「第九」コンサートの中でも堂々の真打ち級と言える時期に、しかも1曲勝負で行われるのが東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の「第九特別演奏会」だ。  今年の指揮台に立つのは昨年に続き、桂冠名誉指揮者の飯守泰次郎…

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

自然の安らぎと平和への祈りを込めて  「田園」交響曲といえば多くの人が思い浮かべるのは、もちろんベートーヴェンの第6番。しかし、他にも隠れた名作があるのだなと思わせてくれるのが、イギリスの作曲家ヴォーン=ウィリアムズの「田園交響曲」(交響曲第3番)である。第一次世界大戦時、看護兵として従軍していた作曲者の体験が元になっ…

三ツ橋敬子(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

ここでしか味わえないマル秘イタリア・メニュー  オペラの大家によるオペラ以外の作品だけを聴く。この興味深いプログラムが、三ツ橋敬子指揮による東京シティ・フィルのティアラこうとう定期で実現する。曲は、プッチーニとヴェルディの弦楽四重奏曲の弦楽合奏版にプッチーニの「グローリア・ミサ」。イタリアのペドロッティ国際指揮者コンク…

オーケストラ with バレエ『展覧会の絵』

自由な発想で音楽をヴィジュアル化  地域と連携し、独自の活動を続けているバレエ・カンパニー、東京シティ・バレエ団。東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを舞台に、年間4演目を上演している。同じ劇場で繰り返し公演を行うことで、リピーター観客も増加、地域に根づいたバレエ文化の発信地となっている。  この秋に行われる…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

秘められた心の叫びを聞く  深く、ときに激しくもあるハ短調の響きが聴き手の心を揺さぶる、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番。抑圧からの解放か、独裁者への恨み節なのか、それとも…と、聴くたびに作曲者の真意を考えてしまうショスタコーヴィチの交響曲第10番。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の10月定期演奏会は、聴き手の…

尾高忠明(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

記念イヤーに光を放つ絶妙なシベリウス・プログラム  シベリウスの音楽には、誇張された表現や華美な音が似合わない独特の空気感がある。現在の日本で、そうした抑制の美学をもって雄弁に語り得る“シベリウス指揮者”の代表格といえば、尾高忠明であろう。それは東京でも聴かせた札響の交響曲シリーズ等で証明されている。  その尾高が、9…

大井剛史(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

新世代の名手たちの共演  約1,230席という空間の中でオーケストラの音がダイレクトに、そしてパワフルに体感できる、東京シティ・フィルの「ティアラこうとう定期演奏会」。初台の東京オペラシティにおける定期演奏会とは別の魅力を持つ年4回のシリーズだが、7月18日に行われる第42回は指揮者もソリストも新鮮な顔ぶれだ。  指揮…

明日を担う音楽家たち 文化庁在外研修の成果

俊英たちの華麗なる競演  音楽界の未来を拓く若手演奏家たちが、文化庁の新進芸術家のための海外研修制度を通じての研鑽の成果を披露する『明日を担う音楽家たち』。今回は、玉木優(トロンボーン)、挾間美帆(作曲・ピアノ)、伊藤あさぎ(サクソフォン)、杉田恵理(ヴィオラ)という4人の俊英が、矢崎彦太郎指揮の東京シティ・フィルハー…

高関健が東京シティ・フィル常任指揮者に

 2015年に創立40周年を迎える東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、現・音楽監督の宮本文昭の後任として、2015年4月より、高関健が常任指揮者に就任すると発表した。任期は2018年3月末日までの3年間。これにより、高関は京都市交響楽団の常任首席客演指揮者の両ポストを兼任することになる。9月4日(木)に東京オペラ…