Tag Archive for 与那城敬

彌勒忠史(演出)

ひとつの空間で呼応し合う能の名作と20世紀オペラ  誘拐された我が子を追って、母が独り、東国の川岸に辿り着く…英国の作曲家ブリテンが、能『隅田川』の物語に突き動かされて、「西洋音楽で再創造」したオペラ《カーリュー・リヴァー》。この秋、能とオペラが連続上演されるとのこと。オペラを演出する彌勒忠史が、和と洋が結び合う世界を…

横須賀芸術劇場が能『隅田川』とブリテンのオペラ《カーリュー・リヴァー》を連続上演

 横須賀芸術劇場は10月18日に、能の名作『隅田川』と20世紀イギリスの大作曲家ブリテンのオペラ《カーリュー・リヴァー》を続けて上演することを発表した。同作は、ブリテンが1956年に来日した折、『隅田川』を観てインスパイアされ誕生、その後の作曲活動の方向性を定めたとされるオペラ。  『隅田川』は、人買い商人に連れていか…

2020年3月発売のおすすめチケット情報

■3/7(土)発売 第22回 別府アルゲリッチ音楽祭 音楽とSDGs 〜未来と出会うために 2020.5/9(土)〜5/28(木) [別府]しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ [大分]iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂 [東京]東京オペラシティ コンサートホール 主な出演者 マルタ・アルゲリッチ …

千住 明 総合プロデュース「伝統と革新」 オペラ《万葉集》 〜明日香風編、二上山挽歌編

万葉人の美しき感性を作曲者自身の指揮で表現  2009年の初演以来、日本オペラとしては異例と言っていい10回以上の再演を重ねてきた千住明作曲・黛まどか台本によるオペラ《万葉集》。この3月に、オリンピック・パラリンピックを記念した「日本博」の文化プログラムのひとつである「群馬県戦略的文化芸術創造事業」として、高崎芸術劇場…

与那城 敬(バリトン)

リゴレットの感情の起伏とカンタービレをダイレクトに伝えたい  「予想もしていなかった役が、突然来てしまいました!」と、与那城敬はにこやかに語る。ドン・ジョヴァンニやエスカミーリョのような色男役が続く名バリトンだけに、毒を吐いて呪われる宮廷道化師リゴレットの人物像を、いまどのように捉えるのか? 「新国立劇場の研修所時代か…

2019年11月発売のおすすめチケット情報

■11/9(土)発売 オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World ワーグナー:オペラ《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 2020.6/14(日)14:00、6/17(水)12:00 東京文化会館 イェンス=ダニエル・ヘルツォーク(演出) マティス・ナイトハルト(美術…

【GPレポート】グランドオペラ共同制作《カルメン》が開幕!

 神奈川県民ホールを皮切りに、愛知県芸術劇場、札幌文化芸術劇場 hitaruで上演されるグランドオペラ共同制作《カルメン》。舞台をアメリカのショービジネスの世界に置き換えたプロダクション。  本公演を前に18日に行われたアグンダ・クラエワ組のゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.10/17 神奈川県民ホール …

4人のバリトンコンサート ハンサムなメロディー

歌曲、オペラ、ミュージカルのナンバーで“男前”な美声を堪能  めぐろパーシモンホールに9月、二期会の誇る4人の魅力的なバリトンが集結。昨年、サントリーホールでのホワイトデーコンサートでも好評を博した同じ顔ぶれであり、いずれも声の実力はもちろんのこと、その華やかな佇まいでも人気を集めるスター揃い。今回もオペラやミュージカ…

加藤のぞみ(メゾソプラノ)

スペインを拠点に活躍する期待のメゾが満を持して望む「一番歌いたかった役」  目力が強い。ドン・ホセを射落としたカルメンのそれと重なって見える。加藤のぞみの、いま活躍するオペラの本場での訴求力や、意志の強さの表れに違いないが、漂う色香と相まって、自ずと《カルメン》への期待にもつながる。  スペインやイタリアでの活躍は聞い…

ベルトラン・ド・ビリー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

聴き手の心を浄化する、ブラームス合唱作品の美しき響き  ベルトラン・ド・ビリーが新日本フィルに客演し、ブラームスの合唱とオーケストラのための作品を指揮する。ブラームスは、若い頃からデトモルトやハンブルクで女声合唱団を指揮し、ウィーンのジングアカデミーの指揮者を務めるなど、合唱との関わりが深く、合唱に素晴らしい作品を残し…