Tag Archive for ヴァイオリン

吉田恭子(ヴァイオリン)

不安な時代に生まれた華麗な曲たち  白石光隆のピアノとの息が合った演奏と共に、こだわりのプログラムに込められたテーマも楽しみな、ヴァイオリニストの吉田恭子による紀尾井ホール・リサイタル。第15回目となる今回はヴァイオリン・レパートリーの王道ともいうべきベートーヴェンの「スプリング・ソナタ」が登場する。 「毎回欠かさず聴…

岡本誠司(ヴァイオリン)

オール無伴奏に挑む期待の新星  近年、才能豊かな若手を輩出している日本ヴァイオリン界に、またも期待の新星が現れた。2014年7月にドイツの国際バッハ・コンクールで日本人初優勝を飾った岡本誠司だ。現在、東京芸大に在学中の20歳だが、インタビューでの語り口は実に明晰で温厚。コンクールでもその人柄を反映した演奏が高い評価を得…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

音楽とダンスを結ぶもの  アーティストが3年間にわたって自身の企画で公演する、彩の国さいたま芸術劇場の『現在(いま)』シリーズ。2015年2月からの第4弾には、ヴァイオリンの佐藤俊介が登場する。初回のタイトルは『ヴァイオリン × ダンス─奏でる身体(からだ)』。ダンサー柳本雅寛、アート・ディレクター田村吾郎とのコラボレ…

モーツァルト+1シリーズ Vol.5 中澤きみ子(ヴァイオリン) Mozart

シリーズ・ラストはオール・モーツァルト  ストラディヴァリウスの名器「ダ・ヴィンチ」で、艶やかな音色と豊かな音楽性で聴衆の耳を虜にしているヴァイオリンの中澤きみ子。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院に学び、モーツァルトの作品解釈で特に高い評価を得る彼女が、2011年から神童の誕生日に始めたコンサート・シリーズ「モーツ…

堀米ゆず子(ヴァイオリン)

円熟の名奏者が名品に託す深き思い  日本屈指の実力派ヴァイオリニスト・堀米ゆず子が、1月10日、彩の国さいたま芸術劇場のシリーズ『次代へ伝えたい名曲』に出演する。彼女が今回選んだのは、モーツァルト、ドビュッシー、三善晃、フランクの作品。この構成は「三善晃から始まった」という。 「公演の日は2013年に亡くなられた三善先…

音楽のある週末 第22回 千住真理子 イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会

記念の年に奏でる渾身のイザイ 【お詫びと訂正】 ぶらあぼ 2014年12/18発行 2015年1月号 「Pick Up」42ページ に掲載しました 『音楽のある週末 第22回 千住真理子イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会』の記事で、 千住真理子さんのお名前に誤りがございました。 誤:千住真里子 正:千住真理子 …

シン・ヒョンス(ヴァイオリン)

高い音楽性とメンタルの強さ  韓国期待の若手ヴァイオリニスト、シン・ヒョンス。2008年のロン・ティボー国際コンクールにおける韓国人初優勝をはじめ、パガニーニ、チャイコフスキーなど多くの難関で優勝や入賞を重ねてきた。さらに12年には、エリーザベト王妃国際コンクールで第3位に入賞し、その安定した実績は、高い音楽性とメンタ…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.3

2人の“B”は音楽作りの原点  「バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。この2人の作曲家は過去30年の演奏生活において、感情表現の基本であり、私の音楽作りの核となっています」。我が国を代表するヴァイオリンの名手、堀米ゆず子は語る。彼女が愛してやまない、そんな2人の偉大な作曲家の佳品を特集する意欲的な全6回シリーズ『…

神尾真由子(ヴァイオリン)

ピアソラとニュー・アルバムで魅せる新境地  現在ロシア在住の神尾真由子が、10月に全国5都市を巡る国内ツアーを行う。プログラムの中心となるのは、サラサーテ2曲とピアソラ「ブエノスアイレスの四季」というラテン系の作品だ。 「サラサーテはみなさんご存知の、超絶技巧を上品に味付けした音楽。ヴァイオリニストの技巧的な面を聴いて…

アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)

今度の日本公演で弾くのは、思い入れの強い作品ばかりです  アラベラ・美歩・シュタインバッハーは、現在世界の第一線で活躍中のヴァイオリニストだ。その歩みは、すこぶる順調に思える。 「父はコレペティトゥール、母は歌手でしたので、歌に囲まれて育ちました。ヴァイオリンは3歳から習い始め、少しずつ自然に先へ進んできました。それは…