Tag Archive for ヴァイオリン

郷古 廉(ヴァイオリン) ホセ・ガヤルド(ピアノ)

若き才能たちの音楽の自然発火を楽しむ  2013年にティボール・ヴァルガ・シオン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たして以来、躍進を続ける郷古廉と、アルゼンチン出身、ルックスも音楽もあか抜けた野趣を感じさせるホセ・ガヤルドは、18年、アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)のリサイタルを介してトッパンホールで共…

滝 千春(ヴァイオリン) & 斎藤 龍(ピアノ)

ソナタ10曲を通してベートーヴェンに寄せる熱き思いを発信する  今年のベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーには、さまざまなベートーヴェンの作品を演奏するコンサートが企画されていたが、コロナ禍の影響で多くの演奏会が中止となった。しかし、ベートーヴェンを愛するアーティストたちはなんとか自身の演奏を形にしたいと努力し…

山根一仁(ヴァイオリン)

意欲的に突き進む逸材が独創的な選曲で登場  中学3年生で日本音楽コンクールに優勝してから早10年。国内外の一流音楽家との共演を重ねつつ、今もドイツで研鑽を積む山根一仁は、日本の音楽界を今後背負っていく逸材のひとりだ。そんな山根が、20年以上の伝統を誇る横浜みなとみらいホールの人気企画「Just Composed in …

印田千裕(ヴァイオリン) & 印田陽介(チェロ) デュオリサイタル 〜ヴァイオリンとチェロの響き Vol.9〜

知られざる佳品を掘り起こす、発見と驚きの旅  ヴァイオリンとチェロ。弦楽四重奏をはじめとする室内楽やオーケストラでの“共演”は多いものの、これらを二重奏の形で耳にする機会となると、実は意外なほどに少ない。そんな“ミニマムな室内楽”の面白さと魅力を、姉弟ならではの息の合った快演で追求し続けているのが、印田千裕&陽介による…

豊嶋泰嗣(指揮/ヴァイオリン) 新日本フィルハーモニー交響楽団

名手たちの個性が煌めく協奏曲の愉悦  新型コロナウイルスの影響でどのオーケストラも大編成の作品でプログラムを組むのが難しくなっている。しかし、そんな制約を逆手にとるかのような意欲的な公演も開かれている。11月28日の新日本フィル第628回定期演奏会ジェイドもそのひとつ。同楽団のソロ・コンサートマスターである豊嶋泰嗣が指…

夜クラシックVol.27 神尾真由子(ヴァイオリン) ・ 田村 響(ピアノ)

秋の夜に世界的コンクールの覇者競演が実現!  人気アーティストがトークを交えながら名曲を聴かせる、文京シビックホールの室内楽シリーズ「夜クラシック」。仕事帰りにも至便な19時30分の開演と相まって高い支持を集める当シリーズに、日本屈指のヴァイオリニスト、神尾真由子が登場する。11月の本公演には、当初予定のピアニスト、ミ…

堀米ゆず子(ヴァイオリン)

バッハの無伴奏には人生の喜び、諦め、輪廻が描かれています  長期間にわたる審査など、最難関と言われるエリーザベト国際音楽コンクール。そのヴァイオリン部門で1980年に日本人として初めて優勝を飾ったのが堀米ゆず子だ。それから40年。ずっと世界の第一線で活躍を続けてきた彼女にとって節目の年に、それを記念して兵庫県立芸術文化…

成田達輝(ヴァイオリン)

過去と現在の傑作を行き来する聴取体験の中で、今ここに生きている実感を  「この半年間、時間の流れ方が一気に変わりました。コンサート一本一本がとても貴重でありがたく、凝縮して取り組むことができています」  落ち着いた口調で、力を込めて語る成田達輝。来たる10月27日の浜離宮ランチタイムコンサートでは、敬愛する一柳慧の作品…

庄司紗矢香(ヴァイオリン)

鮮烈な才能とのコラボがもたらす名手の深化  ヴァイオリンの世界的名手・庄司紗矢香が、アイスランドの精鋭ピアニスト、ヴィキングル・オラフソンとリサイタル・ツアーを行う。庄司は「2013年以来毎年共演している」彼について、「ごく自然に投合しました。彼は分析力と主観性のバランスが絶妙で、フレキシビリティもあります」と語る。1…

竹澤恭子 ベートーヴェン2大ヴァイオリン・ソナタ「春」&「クロイツェル」

今だからこそ日本の名手たちによる力強い音のメッセージを受け止める  海外アーティストがちょっと遠い存在になってしまったが、私たちの国には世界に誇るアーティストもたくさんいる。今こそせわしないグローバリゼーションの中で見落としていたものを再発見するチャンスなのだ。 竹澤恭子もそんな一人。重量感のある音、スケールの大きな造…