室内楽シリーズを新たにスタート！ ヴァイオリニスト・矢部達哉さんにインタビュー

　先日、日本を代表するヴァイオリニスト・矢部達哉さんを取材しました。東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターとしておなじみの矢部さんですが、来年2月に大田区民ホール・アプリコで室内楽シリーズ「ようこそ♪矢部達哉のミュージックルームへ」をスタートします。

　“気の合う仲間たちとともに、美しいクラシック音楽の部屋へお客様を誘う”というコンセプトのシリーズ。その記念すべき第1回には、奥さまの澤畑恵美さん（ソプラノ）とご子息の矢部優典さん（チェロ）が登場！ 意外にもご自宅で一緒に演奏する機会はほとんどないそうで、目下話題の中心となるのは……飼っているワンちゃんのお世話の分担とのこと。そんなレアなファミリー共演に、矢部さんが「コンチェルトでご一緒したとき、素晴らしいピアニストだと思った」と語る松田華音さんが迎えられ、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番（抜粋）などをはじめとする多彩な編成の作品が取り上げられます。

　普段クラシックになじみのない方でも楽しめる名曲の数々が、皆さんの“家庭の顔”も垣間見えそうな温かい雰囲気の中で奏でられるであろう今回のコンサート。矢部さんが今、このシリーズを始動させた思いとは……「ぶらあぼ」2026.2月号（1/18発行）をお待ちください！