Tag Archive for ピアノ

村田 望(ソプラノ) ヴォーカルリサイタル Vol.10

バッハのカンタータからオペレッタ、ミュージカルまで色とりどりの歌を  モーツァルトのオペラへの出演から、宗教曲やオラトリオのソリスト、ミュージカルなど、幅広い舞台経験を持ちつつ、フリーアナウンサーとしてテレビやラジオのパーソナリティ、ナレーションなどでもマルチな才能を発揮するソプラノ、村田望。これまでに神奈川県民ホール…

仲道郁代 ピアノ・リサイタル ベートーヴェンと極めるピアノ道 vol.2(全10回) 〜悲哀の力〜

“悲哀の中から立ち上がる力”を聴きとる  2017年にデビュー30周年を迎えたピアニストの仲道郁代が、これを機にベートーヴェン没後200年とデビュー40周年となる2027年に向けて意義深いプロジェクトを実践している。題して「Road to 2027」。これは毎年2回、春にはベートーヴェンをメインに据え、彼と関連する作曲…

ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル

ピアニスト人生の節目を彩ってきた変奏曲にいま再び対峙する  知的な顔立ちそのままに安定感のある演奏で多くの聴衆を魅了してきたピョートル・アンデルシェフスキ。デビュー当時まだあどけなさの残る20歳そこそこだった青年も、今年で50歳を迎える。節目の年のツアーに彼がメインに選んだのが、ベートーヴェンの「ディアベリ変奏曲」だ。…

【CD】シューマン:ピアノ・ソナタ第3番/古海行子

 新コンセプトで若手を紹介するOpus Oneレーベルの初回発売5点中の1枚。昭和音大在学中ながら、2018年高松国際ピアノコンクールで日本人初優勝を果たした古海のデビュー盤である。同コンクールで弾いたというシューマンのソナタ第3番の明るく伸びやかで活気あふれる演奏が、まずは魅力充分。リストの難曲「鬼火」も軽やかな運び…

飯野明日香(ピアノ) エラールの旅(全3回) 第1回 エラールの見たもの

銘器は人と時代を語りつぐ    ピアノはとりわけ18、19世紀に大きな変遷を遂げた楽器だが、「ピリオド楽器」への関心が高まる現代では、各時期のピアノに対する眼差しも熱い。そんな中、飯野明日香が意欲的なコンサートシリーズを立ち上げる。福澤諭吉の孫・進太郎がパリで購入した1867年製のエラール社のピアノ(サントリ…

東京オペラシティ B→C 黒岩航紀(ピアノ)

多様なソノリティを堪能できる一夜  東京音楽コンクールや日本音楽コンクールで優勝したのち、現在はソロやオーケストラとの共演に加え、伴奏や室内楽にも同等の力を注ぐ黒岩航紀。同世代のトッププレイヤーからのオファーが多いことからも、彼がどれほど安定感のあるピアニストとしての信頼を勝ち得ているか明らかだ。  そんな黒岩が、東京…

【CD】ショパン:バラード第1番、24の前奏曲 /牛田智大

 昨年浜松国際ピアノコンクール第2位という快挙を成し遂げた牛田が挑んだのは、ショパンの“魂”が詰まった作品である難曲「前奏曲集」。ピアニストとして更に高いステージに立った彼の芸術性が存分に発揮されたものとなっている。凛とした佇まいを感じさせる透明感のある音色は曲の進行とともに多彩な表情を見せ、一曲ごとに美しい詩を読んだ…

アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)

世界から注目を集める新鋭ピアニストがロシアの名門楽団と共演    ウクライナ出身のアンナ・フェドロヴァは、数々のピアノコンクールにて優勝経験を持ち、オランダを拠点に国際的な活動を展開している逸材。今年の3月には、湯浅卓雄の指揮で神奈川フィルハーモニー管弦楽団とマイケル・ナイマンのピアノ協奏曲を演奏し、国内でも…

花房晴美(ピアノ)

“香り立つ”ものを出すことがピアノを弾く永遠の目的です  日本を代表するピアニストであり、華麗な演奏によって多くのファンをもつ花房晴美。パリで長く学び、エリーザベト王妃国際コンクール他、数々の国際コンクールに入賞。現在も国際的な演奏活動を活発に展開中で、2010年からは「パリ・音楽のアトリエ」と題したコンサートシリーズ…

葵トリオ

ミュンヘン国際音楽コンクール優勝記念のアルバムを堂々リリース  昨年9月、超難関・ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で優勝し、一躍、世界中の注目を集めてから約半年。ピアノ秋元孝介、ヴァイオリン小川響子、チェロ伊東裕による「葵トリオ」が、ハイドンとシューベルトを収録した新譜(マイスター・ミュージック)をリリー…