Tag Archive for オルガン

【CD】バッハ:オルゲルビュッヒライン/塚谷水無子

 「オルゲルビュッヒライン(オルガン小曲集)」は1713年頃、バッハが20代で編纂を始めたコラール前奏曲集。教会暦に沿った全46曲は、作曲家が転職をにらんで自己アピールを狙った、渾身の作との説も。実際に、創意工夫が随所に凝らされて、内容は濃密にもかかわらず、“讃美歌集”と地味に捉えられがち。しかし、バッハ時代から残る最…

神奈川県民ホールオープンシアター2019

美しいバレエやアイディア満載のアートを家族で体験!    神奈川県民ホールで開催される6月の「オープンシアター2019」の内容が盛りだくさんで興味深い。同ホールと、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂の3つのホールで実施されている企画で、公演鑑賞はもちろん、体験や見学、レクチャー・トークなど様々な角度から…

村田 望(ソプラノ) ヴォーカルリサイタル Vol.10

バッハのカンタータからオペレッタ、ミュージカルまで色とりどりの歌を  モーツァルトのオペラへの出演から、宗教曲やオラトリオのソリスト、ミュージカルなど、幅広い舞台経験を持ちつつ、フリーアナウンサーとしてテレビやラジオのパーソナリティ、ナレーションなどでもマルチな才能を発揮するソプラノ、村田望。これまでに神奈川県民ホール…

クリスマス・オルガン・コンサート クリスマスはオルガンだ! 2018

聖夜に響くオルガンと金管の妙なる調べ  温かくてダイナミックなパイプオルガンの調べこそ、聖夜に聴くのに最も相応しい。愛知県芸術劇場コンサートホールの好評シリーズ「クリスマス・オルガン・コンサート」が、ホールのリニューアルに伴う休止を経て、2年ぶりに“復活”へ。このステージは、地元・豊田市出身で、11月に同劇場オルガニス…

近藤 岳 オルガン リサイタル

クリスマスのイメージを喚起させる古今のオルガン音楽を集めて  今春、リニューアル・オープンした神奈川県民ホール。43年前には日本の公立ホールとして初のオルガンが小ホールに設置され、臨場感ある演奏を体感できるとあって、広く愛されている。東京藝大・同大学院からパリに学び、作曲家としても活躍する名手・近藤岳が「待ち望む時、喜…

【CD】3つのオルガンで聴くバッハの世界〜東京芸術劇場〜/椎名雄一郎

 「パイプオルガン」と聞いても、多くの人にとって、同じような楽器に思えるかもしれない。しかし、実は製作された年代により、構造やピッチ、音律(調律の方法)は大きく異なる。東京芸術劇場のオルガンは、筐体を回転することで、ルネサンス・バロック・モダンの使い分けが可能。知的かつ熱い血の通った演奏で、国際的に注目を集める名手・椎…

【CD】Soli Deo Gloria J.S.バッハ クラヴィア・ユーブング第3部/宮本とも子

 40年にわたって歴史的鍵盤楽器の演奏に取り組む、宮本とも子によるバッハ録音。今回は、宗教改革の約200年後に出版された「クラヴィーア練習曲集第3部」を、フェリス女学院にある、18世紀北ドイツの様式に基づくオルガンで弾く。ルター派の教理を凝縮、ヌメロロジー(数秘学)の網も張り巡らせた当作は、宗教から縁遠い者には難解と捉…

椎名雄一郎 見て聴いて楽しむ!! バッハ・オルガン紀行 〜大フーガと小フーガ〜

ルネサンス、バロック、モダン―3種のサウンドを堪能  知的かつ熱い血の通った演奏が、国際的な注目を集めるオルガンの名手・椎名雄一郎。時代様式ごとに構造やピッチ、調律の異なる3種のオルガンを弾き分けて、バッハによる“大”と“小”、ト短調による2つの「フーガ」を軸に、大作曲家たちのオルガン音楽の脈々たる潮流を辿るステージ「…

MUZAパイプオルガン クリスマス・コンサート2017 〜精霊(ドゥエンデ)が舞い降りる時〜

聖夜の前のジャンルレスな音楽パーティー  クリスマス・シーズンの定番となっているコンサートはたくさんあるが、パイプ・オルガンもその季節がよく似合う楽器だ。多彩なオルガン・コンサートを行っているミューザ川崎シンフォニーホールでも、クリスマスの直前である12月23日に、ちょっとユニークなコンサートが行われる。というのも、オ…

紙屋信義(オルガン)

オルガン音楽の魅力を多くの人に伝えたい  「パイプオルガンの魅力とは、たった1人でオーケストラに匹敵する効果を演出できること。そんな魅力と可能性を感じていただければ」。オルガニスト紙屋信義が、3枚目のアルバム『アダージョ〜パイプオルガンで聴く名曲〜』を発表する。管弦楽やピアノのための作品からの編曲を軸に、オルガンならで…