Tag Archive for オルガン

鈴木優人(指揮/チェンバロ/オルガン) & バッハ・コレギウム・ジャパン

新・首席指揮者が鍵盤でも妙技を発揮  古楽シーンをリードする精鋭集団が、開館25周年を迎えたサラマンカホールに再び降臨──。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)が、歴史的鍵盤楽器の名手で指揮や作曲などマルチに活躍、昨秋にBCJ首席指揮者に就任した鈴木優人の弾き振りで、バッハのチェンバロ協奏曲を披露する。  バッハの教…

【CD】バッハ オルガン・コラールの世界〜アルテンブルク城教会のトロスト・オルガン〜/椎名雄一郎

 中部ドイツ・アルテンブルク城の聖堂内にある、名工トロスト作のオルガン(1739年)は、完工時にバッハも試奏した銘器。欧州各国の名オルガンに触れてきた名手・椎名雄一郎は今回、このオルガンに対峙し、時を超えて守り継がれてきた音色で、バッハがオルガニストとして紡いだコラールの世界を掘り下げる。まずは、「前奏曲とフーガ」2曲…

三浦はつみ(オルガン)

親密な空間でオルガンの神々しい響きに身も心もゆだねる  横浜みなとみらいホール開館以来のホールオルガニストを務める三浦はつみが、同じ横浜の神奈川県民ホールに登場。「時を超えて─天への扉」と題してリサイタルを開く。県民ホール(小ホール)は、1974年に公立ホールとしては初めてオルガンを設置した。 「横浜みなとみらいホール…

小林愛実(ピアノ)

モーツァルトは自分になじみ、自信の持てる作曲家の一人です  “神童”として早くから注目され、すでに盛んに演奏活動を行う中、高校3年でカーティス音楽院に留学した小林愛実。2015年にはショパン国際ピアノコンクールに挑戦してファイナリストとなった。現在23歳、ピアニストとして多様な経験を重ね、着実に音楽性を育んでいる。  …

【CD】バッハ:オルゲルビュッヒライン/塚谷水無子

 「オルゲルビュッヒライン(オルガン小曲集)」は1713年頃、バッハが20代で編纂を始めたコラール前奏曲集。教会暦に沿った全46曲は、作曲家が転職をにらんで自己アピールを狙った、渾身の作との説も。実際に、創意工夫が随所に凝らされて、内容は濃密にもかかわらず、“讃美歌集”と地味に捉えられがち。しかし、バッハ時代から残る最…

神奈川県民ホールオープンシアター2019

美しいバレエやアイディア満載のアートを家族で体験!    神奈川県民ホールで開催される6月の「オープンシアター2019」の内容が盛りだくさんで興味深い。同ホールと、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂の3つのホールで実施されている企画で、公演鑑賞はもちろん、体験や見学、レクチャー・トークなど様々な角度から…

村田 望(ソプラノ) ヴォーカルリサイタル Vol.10

バッハのカンタータからオペレッタ、ミュージカルまで色とりどりの歌を  モーツァルトのオペラへの出演から、宗教曲やオラトリオのソリスト、ミュージカルなど、幅広い舞台経験を持ちつつ、フリーアナウンサーとしてテレビやラジオのパーソナリティ、ナレーションなどでもマルチな才能を発揮するソプラノ、村田望。これまでに神奈川県民ホール…

クリスマス・オルガン・コンサート クリスマスはオルガンだ! 2018

聖夜に響くオルガンと金管の妙なる調べ  温かくてダイナミックなパイプオルガンの調べこそ、聖夜に聴くのに最も相応しい。愛知県芸術劇場コンサートホールの好評シリーズ「クリスマス・オルガン・コンサート」が、ホールのリニューアルに伴う休止を経て、2年ぶりに“復活”へ。このステージは、地元・豊田市出身で、11月に同劇場オルガニス…

近藤 岳 オルガン リサイタル

クリスマスのイメージを喚起させる古今のオルガン音楽を集めて  今春、リニューアル・オープンした神奈川県民ホール。43年前には日本の公立ホールとして初のオルガンが小ホールに設置され、臨場感ある演奏を体感できるとあって、広く愛されている。東京藝大・同大学院からパリに学び、作曲家としても活躍する名手・近藤岳が「待ち望む時、喜…

【CD】3つのオルガンで聴くバッハの世界〜東京芸術劇場〜/椎名雄一郎

 「パイプオルガン」と聞いても、多くの人にとって、同じような楽器に思えるかもしれない。しかし、実は製作された年代により、構造やピッチ、音律(調律の方法)は大きく異なる。東京芸術劇場のオルガンは、筐体を回転することで、ルネサンス・バロック・モダンの使い分けが可能。知的かつ熱い血の通った演奏で、国際的に注目を集める名手・椎…