インタビュー

カルテット・アマービレ(弦楽四重奏団)

室内楽の魅力伝える新企画、初回は大家2人を迎えて  国内だけでも次々と登場する若い世代の弦楽四重奏団だが、2016年に「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」弦楽四重奏部門で第3位および特別賞を獲得した「カルテット・アマービレ」も、注目したいグループだろう。現在のメンバーになってからわずか一年で同コンクールへ挑戦した彼ら…

小曽根 真(ピアノ)& 児玉 桃(ピアノ)

2人のピアニストと打楽器奏者が繰り広げるスリリングなステージ  小曽根真と児玉桃。ジャズとクラシック、それぞれの感性とともにガッチリ組み合った2台ピアノで、初共演以来、刺激的な名演を生んできた。  そんな二人による今度のツアーのメインは、バルトーク「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」。小曽根は2016年にオーケストラ…

河野智美(ギター)& 八木大輔(ピアノ)

華麗なるコンチェルトのジョイントステージ  ギターとピアノの人気の高い協奏曲を一夜で聴く、という魅力的なコンサートが開催される。題して「協奏曲の夕べ〜情熱のアランフェス × 輝きのモーツァルト」。ギターは国内外のコンクールで優勝&入賞に輝き、スペインでも活動を展開している河野智美によるロドリーゴ「アランフェス協奏曲」と…

アレクサンドル・デスプラ(作曲)

映画音楽の巨匠が川端文学をオペラ化、いよいよ日本初演!  たとえば、さざ波や雫などを思わせる音型、ノスタルジーや抒情性あふれる旋律が記憶に残る「シェイプ・オブ・ウォーター」——知ってか知らずか、数々のアレクサンドル・デスプラの映画音楽を耳にしたことのある人は多いだろう。グラミー賞の映像音楽部門やアカデミー賞作曲賞などメ…

三界秀実(クラリネット)

クラリネットの響きの違いを存分に味わえる一枚   東京都交響楽団の首席クラリネット奏者として活躍し、「トリトン晴れた海のオーケストラ」にも参加、また、ソロでもアンサンブルでも活動を続ける三界秀実が2枚目となるソロ・アルバムをリリースする。題して『アーベントリート』。ロマン派の作品を中心に収録した。 「このアルバムを作ろ…

ロベール・ルパージュ(演出・構成)

斬新な手法を駆使して表現する「一大叙事詩」を完全版で上演  カナダの演出家ロベール・ルパージュといえば、MET《ニーベルングの指環》やシルク・ドゥ・ソレイユのサーカスなど、最新のテクノロジーを駆使する幻想的な舞台で知られる。彼の演劇における代表作のひとつ『HIROSHIMA 太田川七つの流れ』が、1995年の五部作版上…

尾高忠明(指揮)

満を持してブルックナーの3番に挑む  この7月末に病気休養から復帰後、8月にはBBCプロムスの32回目(!)の出演で英国に渡るなど、順調な活動を続ける尾高忠明。来る1月には大阪フィルの東京定期演奏会を指揮する。  2018年から音楽監督を務める大阪フィルとのコンビは、幾多の公演で高い評価を獲得。特に19年の合唱作品と交…

細川千尋(ジャズ・ピアノ)

ジャズとクラシックが私の脳の中で行き来しているんです  クラシックのファンの中にはこんな思いを抱いた経験をお持ちの方もいるだろう。ジャズは好きだが、ジャズのピアニストの出す音があまり好きになれないと…。ジャズ・ピアノの音色は時に打楽器的で、クラシック的な豊かで洗練されたピアノの音が恋しくなる。ところがその両面をシームレ…

角田祐子(ソプラノ)

ビューヒナーとリームが作り出す深淵な世界を歌う  「現代オペラを歌うとき、歌い手は曲を頭で構築するのではなく、現代音楽だからこそ自らが自由になり、テキストを感情とともに表現して初めて聴衆の皆さんの心に語りかけることができると思います」と語るドイツ在住のソプラノ、角田祐子が、1月の東京交響楽団の定期演奏会に再登場する。長…

赤松林太郎(ピアノ)

“愛”のあるところに音楽は生まれる  ピアニストの赤松林太郎は演奏に教育、さらには執筆と、常に世界を股にかけて活発な活動を展開している。いま最も忙しいピアニストのひとりといっても過言ではない。近年では定期的な自主コンサート開催に本腰を入れているが、2020年1月、赤松にとってクララ・シューマン国際コンクール第3位入賞か…