ハルサイジャーナル Pick Up♪ ピエール・ブルーズ (指揮)インタビュー

東京・春・音楽祭公式ウェブサイトで掲載中の「ハルサイジャーナル」。音楽祭のプログラムや出演アーティストの魅力を紹介する人気コーナーから、選りすぐりの記事をPick Up!

ピエール・ブルーズ (指揮)インタビュー
2025年、生誕100年を迎えるピエール・ブーレーズ。東京・春・音楽祭には、彼が創設した現代音楽アンサンブルの最高峰、アンサンブル・アンテルコンタンポランが登場。ブーレーズの傑作の数々を披露する二夜で、メモリアルイヤーを彩ります。
そのうちの一公演の指揮台に立つのが、音楽監督ピエール・ブルーズ。「ぶらあぼ」4月号で、注目集めるシェフに取材しましたが……「ハルサイジャーナル」でもインタビュー記事が公開中! 聞き手は同じく音楽評論家・八木宏之さん。新世代を代表するマエストロの生い立ちや、フランスでの現代音楽を取り巻く環境など、「ジャーナル」だけのトピックも! 2つの記事を読めば、アンサンブル・アンテルコンタンポランの公演を100%楽しめること間違いなしです。

取材・文:八木宏之(音楽評論家)

ピエール・ブルーズ ©sandrine expilly

ピエール・ブルーズ (指揮)インタビュー

 2025年の東京・春・音楽祭の目玉のひとつが、アンサンブル・アンテルコンタンポランによるピエール・ブーレーズの生誕100年を記念したふたつのプログラムだ。たびたび日本でも演奏を行い、コンテンポラリー・ミュージックのファンにはお馴染みのEICだが、新音楽監督ピエール・ブルーズとの来日は今回が初めてとなる。4月の来日を前に、ブルーズにシェフとしての意気込みや、来日公演の聴きどころをじっくりと語ってもらった。

――2023/2024シーズンからアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督に就任されましたが、ブルーズさんにとって、コンテンポラリー・ミュージックは幼少期から身近なものだったのでしょうか?

 父が作曲家、母が声楽家という音楽一家に生まれたので、幼い頃から音楽は生活の一部でした。私はヴァイオリニスト、指揮者、兄はチェリスト、妹はピアニストになりました。子供時代、父がピアノで作曲する音や、母が練習するシューベルトやシュトラウス、シェーンベルク、ベリオの歌曲が家のなかに溢れていたので、私たち兄妹は多様な音楽言語を自然と身につけることができました。・・・・

「ぶらあぼ」2025年4月号掲載のインタビュー記事はコチラ!

アンサンブル・アンテルコンタンポラン I
ブーレーズ 生誕100年に寄せて
 ライブ配信あり

2025.4/9(水)19:00 東京文化会館

●出演
指揮:ピエール・ブルーズ
管弦楽:アンサンブル・アンテルコンタンポラン
合唱:レ・メタボール
合唱指揮:レオ・ヴァリンスキ

●曲目
M.ジャレル:アソナンス IVb、常に最後の言葉を持つのは天のようだ(日本初演)
ブーレーズ:カミングスは詩人である、シュル・アンシーズ

●料金(税込)
¥8,000(全席指定)
U-25 ¥2,000
ネット席 ¥1,500

アンサンブル・アンテルコンタンポラン Ⅱ
ブーレーズ 生誕100年に寄せて
 ライブ配信あり

2025.4/10(木)19:00 東京文化会館(小)

●出演
アンサンブル・アンテルコンタンポラン メンバー
 ヴァイオリン:ジャンヌ=マリー・コンケ、カン・ヘスン、ディエゴ・トージ
 クラリネット:マーティン・アダメク
 ピアノ:永野英樹、ディミトリ・ヴァシラキス
IRCAM
 エレクトロニクス:オーガスティン・ミュラー
 サウンドディフュージョン:ジェレミー・アンリオ

●曲目
ブーレーズ:
 二重の影の対話 (クラリネット:マーティン・アダメク、IRCAM)
 12のノタシオン (ピアノ:永野英樹)
 アンシーズ (ピアノ:ディミトリ・ヴァシラキス)
 アンテーム 2 (ヴァイオリン:ジャンヌ=マリー・コンケ、カン・ヘスン、ディエゴ・トージ、IRCAM)

●料金(税込)
¥6,500(全席指定)
U-25 ¥2,000
ネット席 ¥1,500

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●東京文化会館チケットサービス(電話・窓口)
TEL:03-5685-0650(オペレーター)

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