ダンスと音楽がスリリングにクロスする

標題の『クロスグリップ』とは「マリンバ等のバチ(マレット)を左右の手に2本ずつ使用するグリップ奏法」。池田をはじめ、サシャ・ヴァルツ&ゲスツの活動に参加する畦地亜耶加、ストリートダンス出身の個性派である川合ロン、商業舞台出演から国内外での自作発表まで活発な木原浩太という出自もキャリアも異なる4者が、日本を代表するパーカッショニスト加藤訓子の奏でる音色にのせてスリリングに交錯していく。
スティーヴ・ライヒ、アルヴォ・ペルト、J.S.バッハの音楽とともに5人のアーティストが紡ぐ豊かな時間に浸りたい。
文:高橋森彦
(ぶらあぼ + Danza inside 2016年1月号から)
2016.1/7(木)〜1/9(土) 象の鼻テラス
問:アネックス仙川ファクトリー03-3309-7200