Tag Archive for NHK交響楽団

【7/25】広上淳一(指揮)NHK交響楽団

 せっかくの生誕250年のメモリアル・イヤーがこんな事態になってしまって、天国のベートーヴェンもいっそうしかめっ面だろうか。でも悪いことばかりじゃない。じつは今年のサマーミューザで演奏されるベートーヴェンは、内容変更によって予定より増えた。飛沫感染への危惧もあり、合唱を伴う「第九」は今はまだ演奏できないが、それ以外のす…

動き出す日本のオーケストラたち(2)〜フルサイズの定期も遂に再開、東響が一番のり。都響、N響も独自色で臨む

 オーケストラの定期演奏会。4ヵ月前までは普通に聴いていた序曲→協奏曲→休憩→交響曲で構成された、オーケストラファンとしては嬉しい「定番セット」がついに戻ってきた。  この3月下旬以降、活動休止を経て無観客ライヴの動画配信を続けてきた東京交響楽団(東響)は6月26日、サントリーホールの第681回定期演奏会でフルサイズの…

アーティストメッセージ(40)〜菊本和昭(トランペット)

アーティストメッセージ第40弾は、NHK交響楽団首席トランペット奏者の菊本和昭さんからのメッセージ&演奏動画です。 この状況が好転し、演奏会が開催できる運びとなった暁には、 また演奏会場で皆様にお目にかかれることを祈っています。 ーーーーーーーーーーーーーーー 【メッセージ動画】菊本和昭より 【Information】…

アーティストメッセージ(15)〜野平一郎(ピアノ、作曲)

 数ヵ月前には考えも及ばなかった事態となりました。すべてのコンサートが中止となり、ホールも使えなくなり、コミュニケーションを分断されてしまったことで、我々音楽家は今までに経験したことのない文化そのものの危機に直面しています。我々の生きていく糧が奪われてしまったこうした状況が一体いつまで続くのか、正直先が見えない中で、何…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020ラインナップ発表

 首都圏のオーケストラがミューザ川崎シンフォニーホールに集結、大規模な競演を繰り広げて、すっかり真夏の風物詩として定着した「フェスタサマーミューザKAWASAKI」。今年も7月23日から8月10日までの全19公演で開催される(2公演は新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワ)。初登場の群馬交響楽団による「第九」など生誕…

【CD】月光 ベートーヴェン・アンソロジー

 生誕250年という一大アニヴァーサリーを味わうには、こういう穏やかなアルバムもいい。マイスター・ミュージックによる名演奏家たちのベートーヴェン録音から、作品番号のない愛らしい初期作品から中期の傑作、後期の名品まで、工夫された選曲でアンソロジーが編まれた。2月に亡くなったサンティ指揮の交響曲の一部が聴けるのはうれしいし…

第68回「尾高賞」に細川俊夫

 第68回「尾高賞」の受賞作品が、細川俊夫の「オーケストラのための『渦』」(2019)に決定した。  「尾高賞」は、NHK交響楽団専任指揮者であった故・尾高尚忠が生前に遺した功績を讃え、1952年に同楽団によって制定された作曲賞。邦人作曲家による優れたオーケストラ作品に授与される。受賞作は、オーケストラが響きの渦を形成…

【SACD】武満徹:管弦楽曲集/諏訪内晶子&P.ヤルヴィ&N響

 パーヴォの”武満観“とも言うべきものが伝わってくるアルバムだ。最初に収められた「弦楽のためのレクイエム」は、透明な音の塊が突如として空間に出現したという印象だ。一瞬にして聴き手の懐へと滑りこみ、確かな存在感を放つ。そのシュールな音の佇まいにおののいていると、「ノスタルジア」ではヴァイオリン(諏訪内晶子)の慟哭の中で音…

N響が2020-21シーズン定期公演プログラム発表

 NHK交響楽団が2020-21シーズン(2020年9月〜21年6月)定期公演のプログラムを発表した。シーズン開幕は、首席指揮者のパーヴォ・ヤルヴィによるマーラーの交響曲第3番(2020.9/12,9/13)。ヤルヴィはその他、オール・バルトーク・プロ(9/18,9/19)、ブルックナーの交響曲第0番&ヒンデミット「画…

N響がパーヴォ・ヤルヴィの首席指揮者任期延長を発表

 NHK交響楽団は、2021年までだった首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィとの契約を22年8月まで1年延長すると発表した。15年9月の就任から現在5シーズン目を迎え、20年2月から3月にかけては、母国エストニアのタリンを皮切りに、ロンドン、パリ、ウィーン、アムステルダム、ベルリンなどを巡るN響とのヨーロッパ・ツアーが予定され…