Tag Archive for 遠藤真理

【CD】ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番・第2番 他/川久保賜紀・遠藤真理・三浦友理枝トリオ

 昨年結成10周年を迎えた川久保・遠藤・三浦のトリオが、大切な節目に挑んだのはショスタコーヴィチ。初恋の思いを秘めた作曲者17歳の第1番と、親友の死を受けて37歳で完成した第2番。両曲に込められたメッセージを、彼女たちならではのしなやかな美演でストレートに伝えてくれる。特に甘美なロマンとモダニズムの混合が魅力的な第1番…

アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2020-2021 前期

彩り豊かな音楽を味わう、平日午後のひととき  「夜のコンサートには行けないけれど一流の演奏を聴きたい」「ランチの後、素敵な音楽で心も満たしたい」といった要望に応える企画が次々に登場している中、大手クラシック音楽マネジメントのジャパン・アーツが、所属する音楽家の中から選りすぐったメンバーをそろえ、ゆったりとした時間をプレ…

川久保賜紀(ヴァイオリン) 遠藤真理(チェロ) 三浦友理枝(ピアノ)トリオ

各々の個性を持ち寄り、ともに歩んできた10年  川久保賜紀、遠藤真理、三浦友理枝がトリオとしての活動を始めて10年。節目となる今年はショスタコーヴィチと坂本龍一を取り上げて記念コンサートを行うほか、10年ぶりに新譜2タイトルもリリースする。 川久保「初めての録音の時は、お互いに違うところ、共通するところがまだわからなか…

中木健二(チェロ)

巨匠と様々な世代のチェリストが活躍する一期一会のアンサンブル 人生で大切なことはすべてメネセスから学んだ  チェロの現代の巨匠アントニオ・メネセスが、日本のチェロ奏者7人と共演する。山崎伸子、向山佳絵子、中木健二、遠藤真理、辻本玲、伊東裕、佐藤晴真。メネセス門下でもある中木健二に聞いた。 「メネセス先生に出会ったのは2…

【CD】ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、アザラシヴィリ:無言歌/遠藤真理

 NHK-FMのクラシック音楽番組で長くパーソナリティを務めている遠藤真理。昨年4月より読響ソロ・チェロ奏者に就任し、その3ヵ月後、小林研一郎の指揮で“同僚”と共演したドヴォルザークの協奏曲で、国内トップクラスのチェリストとしての実力を存分に示した。安定した高い技巧と丁寧な造形は遠藤ならではで、しなやかな歌心からパワフ…

サントリーホール&エイベックス・クラシックスが「サントリーホール ARKクラシックス」を開催

 2018年10月に開催されるARK Hills Music Week 2018のオープニングを飾るコンサートシリーズ「サントリーホール ARKクラシックス」(主催:サントリーホール、エイベックス・クラシックス)の記者会見が5月14日に行われた。サントリーホール総支配人の市本徹雄、エイベックス・クラシックス・インターナ…

瀧井敬子(企画/監修)

夏目漱石と音楽—日本の洋楽黎明期に生きた文豪  「楽(がく)という一種の美しい世界には丸で足を踏み込まないで死んで仕舞わなくつちゃならない。僕から云わせると、是程憐れな無経験はないと思ふ」——夏目漱石は、小説『それから』で主人公代助にそう語らせている。それは、漱石自身の思いでもあったのだろうか? そして、彼は実際にどん…

紀尾井午後の音楽会 花鳥風月 其の弐

邦楽と洋楽を一度に楽しむ贅沢  本誌の読者なら、東京・四谷の紀尾井ホールはよくご存知だろう。何度もコンサートに出かけている人も多いはず。でも、同じ建物の5階にある小ホールを訪れたことがある人となると、ぐっと少なくなるのでは。客席数250席の紀尾井小ホールは、貴重な邦楽専用ホール。東京の邦楽コンサートの中心地のひとつとな…

「オールスター・バレエ・ガラ」が開幕

 7月23日に東京文化会館で開幕する「オールスター・バレエ・ガラ」を取材した。 (写真は 2016.7.21 東京文化会館でのBプログラム最終稽古より Photo:M.Terashi/TokyoMDE) ※衣裳、照明、その他、本番と異なるところがあります。ご了承ください。  シルヴィ・ギエムと並び、2000年初頭に一世…

クァルテット・ウィークエンド クァルテット・エクセルシオ Quartet+

多彩な音色のパレットに新色をプラス  日本ではごく少ない、常設の弦楽四重奏団として活動しているクァルテット・エクセルシオ。東京、京都、札幌で行う定期演奏会ほか企画性のあるコンサートやアウトリーチ活動などを行い、また大晦日恒例となった東京文化会館小ホールでの『ベートーヴェン弦楽四重奏曲演奏会』にもレギュラー出演するなど、…