Tag Archive for 読売日本交響楽団

読響2016/17シーズンプログラムの聴きどころ

個性豊かな世界的音楽家が居並ぶ壮観な陣容  ゴージャスかつ重厚なサウンドにますます磨きがかかる読売日本交響楽団。2016/17シーズンも豪奢なラインナップが目を引く。ここでは、柱を成す「定期演奏会」と、土曜&日曜の「マチネーシリーズ」の聴きどころをご紹介しよう。  常任指揮者として7年目を迎えるシルヴァン・カンブルラン…

オスモ・ヴァンスカ(指揮) 読売日本交響楽団

満を持してのシベリウス・プログラム  フィンランドの国民的大作曲家ジャン・シベリウスが今年生誕150年を迎える。日本でも愛好家の多い作曲家だけに、多数の演奏会でシベリウスの作品が取りあげられている。  なかでも注目したいのは、フィンランドが誇る世界屈指のシベリウス指揮者、オスモ・ヴァンスカが読売日本交響楽団を指揮する2…

【ゲネプロレポート】NISSAY OPERA《ドン・ジョヴァンニ》

 2012年の《フィガロの結婚》で話題を呼んだ広上淳一と菅尾友のコンビが、日生劇場に再び登場、NISSAY OPERA/ニッセイ名作シリーズ《ドン・ジョヴァンニ》を上演する。  去る8日(日)に行われた池内響組のゲネプロ(GP・最終総稽古)を取材した。 (Photo:M.Terash & J.Otsuka/TokyoM…

下野竜也(指揮) 読売日本交響楽団

29年ぶりに鳴り響くアダムズの大作  「この人が振る“現代もの”なら絶対楽しめるはず!」という安心感が、最近の下野竜也には定着してきた。支持を得ている理由の一つに、独自の審美眼に基づく選曲力があることは間違いない。はやりの曲や作曲家を追いかけるのではなく、完成度は高いのに知名度がなく埋もれている曲、吹奏楽などで人気の出…

ケン=デイヴィッド・マズア(指揮) 読売日本交響楽団 「三大交響曲」

“サラブレット”が振る王道の3曲!  クラシック音楽の「三大交響曲」といったら、どの曲を選ぶだろうか。その答えはもちろん人によってまちまちだろうが、「一回の演奏会ですべて演奏可能な人気曲」という条件を付けるとすれば、この夏、読響が聴かせてくれる「三大交響曲」ということになるのではないか。シューベルトの交響曲第7番「未完…

宮本亜門版《魔笛》が開幕〜東京二期会&リンツ州立劇場共同制作

 本日から東京文化会館で上演される東京二期会とリンツ州立劇場の共同制作、オペラ《魔笛》。  主人公のひとりである王子タミーノが「魔法の笛」の力を借りて、いくつもの試練を乗り越えるというストーリーは、どこかRPG(ロールプレイングゲーム)を想わせるところがあります。  それならば、いっその事、RPGとして演出してしまおう…

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) 読売日本交響楽団

 最注目の指揮者の登場だ。7月の読響定期で、フランソワ=グザヴィエ・ロトが同楽団を初めて指揮する。  彼は今ヨーロッパで熱視線を浴びる、1971年パリ生まれの鬼才。自身が創設した「レ・シエクル」における近現代曲のピリオド楽器演奏、中でもレコード・アカデミー賞大賞に輝いた「春の祭典」のCDで、大ブレイクを果たした。同時に…

読響 × アプリコ クラシック二大傑作選 皇帝&新世界

新鋭指揮者と名手で聴く2大名曲  クラシックの名曲と共に贅沢な時間を過ごす大田区民ホール・アプリコの人気シリーズ『読響×アプリコ』。今回は、注目の新鋭指揮者・石川星太郎が登場し、読売日本交響楽団とともに、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」という2つの名曲を届ける。東京…

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

カンブルランが描くワーグナーとマーラーの世界  2010年に常任指揮者に就任して以来、読売日本交響楽団との演奏ぶりが好調なシルヴァン・カンブルランが、今シーズンの後半は2つの大曲を指揮する。まず、残念ながらすでに完売となっているが、9月にはワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》を演奏会形式で披露する。ワーグナーだけで…