Tag Archive for 読売日本交響楽団

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

“フランス管弦楽の精華”を聴く好企画  2017年1月に600回を迎える読響名曲シリーズに、常任指揮者のカンブルランが、母国フランスの近代音楽を切り開いたデュカス、ドビュッシー、ショーソンを並べたプログラムで登場する。マエストロが最も得意とするフランス音楽の粋に触れる絶好の機会だ。  まずはデュカスの舞踊詩「ラ・ペリ」…

第14回 東京音楽コンクール 優勝者&最高位入賞者コンサート

将来有望な若き才能たちの競演  これまで国内外で活躍する多くの音楽家を輩出してきた東京音楽コンクール。各部門に外国人審査員を迎えるなど新たなスタートを切った昨年に続き、今年も大きな変化を迎えた。金管部門でテューバが審査対象に加わり、最高位入賞者もテューバから出たのである。さらに声楽とピアノ部門では、初の韓国人優勝者の登…

【会見レポート】笈田ヨシ演出、オペラ《蝶々夫人》〜全国共同制作プロジェクト

 2017年1月22日の金沢を皮切りに、全国4都市で上演される全国共同制作プロジェクト、プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》。  12月13日、東京芸術劇場で、演出の笈田ヨシ、指揮者のミヒャエル・バルケのほか、主なキャストから、中嶋彰子/小川里美(蝶々夫人)、鳥木弥生(スズキ)、ロレンツォ・デカーロ(ピンカートン)、サラ・マク…

マルクス・シュテンツ(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

確固としたベートーヴェン像を期待  今年も「第九」のシーズンが近づいてきた。12月になると毎年あらゆるオーケストラが「第九」を演奏するが、聴く側にとって大きな楽しみとなるのが、さまざまな指揮者との出会い。どこの楽団も、この人でこそ「第九」を、と思うような実力者を呼んでくる。一方、指揮者の側にとっても、欧米では演奏機会の…

小林研一郎(指揮) 読売日本交響楽団

コバケンとウィーンの巨匠との邂逅  小林研一郎は独自のポジションを持つ指揮者だと思う。音楽はいつも熱く、心に迫ってくる節回しがある。無骨に見えるスタイルは、華々しいスポットライトを浴びる超一流ブランドとはまた違った魅力を放つ。また国内だけではなくハンガリー、オランダやチェコのオーケストラとも太い絆を持ち、地味ながら国際…

宮崎陽江(ヴァイオリン)

ベートーヴェンに寄せる真摯な熱き思い  しなやかな音楽センスと艶やかな音色を武器に、スイスと日本を拠点とした、グローバルな活躍を続けるヴァイオリニストの宮崎陽江。「作曲家が真に表現を望んだ“何か”が聴き手の魂に伝わった瞬間こそ、自分の歓び」と語る才媛が『ヴァイオリン協奏曲の夕べ』と題した東京と札幌でのステージで、大友直…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

バロックからロマン派への旅  シルヴァン・カンブルランが読売日本交響楽団の常任指揮者に就任したのは2010年4月。2016/17シーズンは早くも7年目であり、この6月にはストラヴィンスキーやブルックナーを軸としたプログラムを聴かせたばかり。さらに10月は6回のコンサートで4つのプログラムを指揮するという活躍ぶりだ。言う…

【GPレポ】福井敬&池田香織《トリスタンとイゾルデ》〜東京二期会

 9月10日に開幕する、東京二期会のワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》。東京二期会の長い歴史にあって、今回が初の上演となる。  ライプツィヒ歌劇場と提携しての本公演に向けたGP(最終総稽古)から、オール日本人キャストの福井敬&池田香織組の稽古の様子をご紹介。 (2016.9.9 東京文化会館 Photo&#038…

【速報】東京二期会《トリスタンとイゾルデ》GP

 東京二期会が9月10日からワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》を初上演する。  ライプツィヒ歌劇場と提携しての本公演に向けたGP(最終総稽古)から、ブライアン・レジスター&横山恵子組の稽古の様子をご紹介。 (2016.9.8 東京文化会館 Photo:M.Terashi/TokyoMDE) ※写真は、第1幕より。…

東京二期会が《トリスタンとイゾルデ》を初上演へ

 東京二期会が9月10日からワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》を上演する。  ライプツィヒ歌劇場と提携しての本公演に向け、8月から始まった稽古もいよいよ終盤。演出家のヴィリー・デッカーや照明のハンス・トェルステデなども加わってのGP(最終総稽古)を経ての上演はまもなく。  こちらでは、8月に行われた立ち稽古の様子…