Tag Archive for 読売日本交響楽団

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020

リアル・コンサート+ライヴ配信のハイブリッド 新しい“音楽の祭典”が実現  コロナ禍で川崎恒例の“夏の音楽祭”はどうなるのか。多くの聴き手がその動向や決定を心待ちにしたことだろう。毎夏、首都圏のオーケストラなどが次々に登場する「フェスタサマーミューザKAWASAKI」も、今年のポスターに夏仕様で登場した4人の作曲家たち…

【7/29】下野竜也(指揮)読売日本交響楽団

 「パリとモーツァルト」がテーマといってよさそうだけれど、まずは話題のピアノ・デュオをフィーチャーした注目公演。20代にして、もはやピアノ界だけでなく日本のクラシック界を牽引する存在である反田恭平。その反田と2012年の日本音楽コンクール第1位を分け合った盟友が、昨年のロン=ティボー・コンクール第2位の務川慧悟。すでに…

動き出す日本のオーケストラたち(1)〜様々な課題に取り組み、待望のコンサートを再開

 新型コロナウイルス問題で2020年3月末から公演中止&延期を余儀なくされていた日本のオーケストラが動き出した。密閉、密集、密接の「3密」の条件に照らすと、オーケストラ演奏会では客席だけでなく、舞台上に所せましと並ぶ楽団員の感染リスクも軽視できない。東京都交響楽団(都響)が科学者や医師も交えた公開試演会を6月半ばに開い…

高橋 維(ソプラノ)

変身願望の強いソプラノがルチア像をどう歌い演じるのか、必見の舞台  ソプラノの高橋維は、《魔笛》の夜の女王や《天国と地獄》のユリディスといった役柄で評価される、冴えた響きの美声でコロラトゥーラの技を操る期待の新星である。この11月には、日生劇場のドニゼッティ《ランメルモールのルチア》で政略結婚の犠牲になるヒロインのルチ…

ベン・グラスバーグ(指揮) 読売日本交響楽団

欧州を沸かす新鋭とハープの貴公子が放つめくるめく色彩美  読売日本交響楽団の東京芸術劇場でのマチネーシリーズに、2017年、ブザンソン国際指揮者コンクールに23歳で優勝した、イギリス出身の新鋭ベン・グラスバーグが登場する。彼は、ケンブリッジ大学卒業後、英国王立音楽院でシャーン・エドワーズに師事した。これまでに、ロンドン…

川口総合文化センター・リリア 開館30周年記念事業から

ベジャールの傑作バレエも登場する内容満載のステージ  催しに合わせての多彩な可変機能を持つメインホールや、スイス・クーン社製のパイプオルガンを備え、豊潤な音響を誇る音楽ホールを擁し、川口市のみならず、埼玉県の芸術文化の向上にも貢献してきた川口総合文化センター・リリア。今年7月でグランド・オープンから30周年を迎えるにあ…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2020ラインナップ発表

 首都圏のオーケストラがミューザ川崎シンフォニーホールに集結、大規模な競演を繰り広げて、すっかり真夏の風物詩として定着した「フェスタサマーミューザKAWASAKI」。今年も7月23日から8月10日までの全19公演で開催される(2公演は新百合ヶ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワ)。初登場の群馬交響楽団による「第九」など生誕…

鈴木優人(指揮) 読売日本交響楽団

時代を超えたプログラムでマルチな音楽性を存分に発揮  2020年4月から読響の指揮者/クリエイティヴ・パートナーに就任する鈴木優人が、5月の定期演奏会に登場する。鈴木は、1981年オランダ生まれ。東京藝術大学及び同大学院、オランダ・ハーグ王立音楽院修了。現在は、指揮者、鍵盤楽器奏者、作曲家、プロデューサーとしてマルチな…

東京・春・音楽祭 2020

待望の開幕! 注目公演を一挙紹介  今年も上野を舞台に多彩な公演がくりひろげられている「東京・春・音楽祭」。音楽祭は4月18日まで続く。これからでも間に合う注目公演をいくつか挙げてみよう。  まずは東京文化会館大ホールで開催される「東京春祭 合唱の芸術シリーズ」vol.7、ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」(4/12…

スペランツァ・スカップッチ(指揮)

プッチーニが書いた通りのテンポで演奏するとドラマがますます生きてきます  近年クラシックの音楽界でも女性指揮者の活躍が目立つようになってきた。その中でも世界の劇場で著しい活躍をしているのがスペランツァ・スカップッチだ。ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界を駆け巡っている彼女が今年の東京・春・音楽祭に登場し、プッチーニのオ…