Tag Archive for 読売日本交響楽団

東京芸術劇場が贈る読売日本交響楽団とNHK交響楽団のコンサート

オケ・ファン必聴、ホール主催の注目2公演が12月に実現  来年で30周年を迎える東京芸術劇場は2012年のリニューアルオープン以来、コンサートホールの音響がより良くなったと評判で、大編成の管弦楽を豊かな残響と混濁することのないクリアさを両立したホールとして聴衆に愛されている。そんな芸劇が主催する、“冬に熱くなれる”コン…

東京・春・音楽祭2020の聴きどころ

《マクベス》《トリスタン》にベートーヴェン生誕250年記念公演と豪華ラインナップ  春の上野に欠かせない風物詩となった「東京・春・音楽祭」。2020年も趣向を凝らしたプログラムが組まれた。200公演以上のなかから、音楽祭のハイライトとなる公演をいくつかご紹介しよう。  まずは前回に続いて開催されるリッカルド・ムーティ「…

読響が2020/21シーズンプログラムを発表

 読売日本交響楽団が2020/21のシーズンプログラムを発表した。常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレ、首席客演指揮者山田和樹、指揮者/クリエイティヴ・パートナー鈴木優人の3人体制での最初のシーズン。ドイツの“王道プロ”を基本としながらも斬新さを加えた充実した構成となっている。  常任指揮者に就任して2年目となるヴァイ…

トマーシュ・ネトピル(指揮) 読売日本交響楽団

欧州でブレイク中の俊英が聴かせる自国の傑作シンフォニー  オペラとシンフォニーの両輪で活躍するチェコの指揮者トマーシュ・ネトピルが、読響定期に初登場する。現在、ドイツの名門エッセン歌劇場の音楽総監督を務め、ウィーン国立歌劇場やドレスデン国立歌劇場に客演、ベルリン・フィル等のオーケストラの指揮でも躍進するなど“チェコの次…

【GPレポート】NISSAY OPERA 2019《トスカ》

イタリアの色彩のなかで激しさと美しさがバランスされた《トスカ》  《トスカ》には激しさと美しさが高い次元で同居している。主役3人がいずれも、わずか1日のうちに非業の死を遂げる、という劇的な展開は当然、音楽の激しさや強さにつながっている。歌手にも強靭な声が求められるが、一方で、近代的なオーケストレーションに支えられた美し…

東京・春・音楽祭2020 概要発表

 10月28日、東京文化会館にて、「東京・春・音楽祭2020」の概要発表記者会見が開かれた。16回目の開催となる今回は3月13日から4月18日までの5週間強にわたって、オペラ、オーケストラ、室内楽など、200を超える公演が開催される。 (2019.10/28 東京文化会館 Photo:J.Otsuka/Tokyo MD…

鈴木優人が2020年度から読響の「指揮者/クリエイティヴ・パートナー」に就任

 読売日本交響楽団は2020年4月1日より、鈴木優人を指揮者/クリエイティヴ・パートナー(英語名:Associate Conductor & Creative Partner)として迎えることを発表した。任期は23年3月末までの3年間。読響で同ポストに就くのは鈴木が初となる。これにより、20年から同楽団は、セバスティア…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮) 読売日本交響楽団

重いメッセージを孕む20世紀の傑作と古典派作品の愉悦  ユーリ・テミルカーノフの指揮で、ショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」を聴ける。しかも、いま国内随一の迫力のサウンドを誇る、読売日本交響楽団の演奏で。今年度屈指の聴きものと言えるだろう。  タイトルは、第二次大戦中ナチスによってユダヤ人が虐殺された、旧…

工藤和真(テノール)

歌の魅力を広めたいと願う、 期待の大型新人がカヴァラドッシ役に挑む  この8月末、東京音楽コンクール声楽部門で最高位に輝き、聴衆賞も得て話題をさらったテノール、工藤和真。中でも、名アリア〈フェデリーコの嘆き〉での悲愴感の塊のような声音が客席を揺さぶったようである。その期待のホープがこの秋、日生劇場の《トスカ》で画家カヴ…

セバスティアン・ヴァイグレ(指揮) 読売日本交響楽団

自らをロットの“伝道師”と呼ぶ名匠のサウンドやいかに!?    2019年4月より読響の常任指揮者を務めるセバスティアン・ヴァイグレが、意欲的なプログラムを披露する。ハンス・ロットの交響曲ホ長調とプフィッツナーのチェロ協奏曲イ短調(遺作)。後期ロマン派の隠れた傑作に光を当てる。  ハンス・ロットはマーラーに強い影響を与…